ごろごろ独学勉強部屋

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ブログについて

このブログは、製作者の独学の記録です。

 

インターネットや通信教育が発展した今日、学校に通ってたくさんのお金を払わなくても、独学のノウハウさえあれば、格安の料金で資格の勉強ができたり、知識を増やしたりできる時代になりました。向上心はあるのにお金がなくて資格取得を断念している人、通信大学に入門したけれど独学に慣れなくてぜんぜん勉強が進まない人、そんな人たちの助けになれれば幸いです。

 

例えば近畿大学通信教育部を受講するに当たっての注意点というか、事前に知っておきたかったと自分が思う情報について書いておきます。カテゴリ「近畿大学通信教育部」「通信教育の受け方」からどうぞ。

 

日商簿記2級の合格体験をアップしました。カテゴリ「日商簿記2級」からどうぞ。

 

保育士試験の合格体験をアップしました。カテゴリ「保育士試験」からどうぞ。

 

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Kindle本一覧

出版した本を紹介しています。

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ITパスポート参考書初心者向け5冊のおすすめポイントを解説

この記事では、ITパスポートの参考書5冊について、それぞれのおすすめポイントを解説していきます。

 

 

ITパスポート試験って?

 

ITパスポートは、数ある情報処理技術者試験の中の一つで、国家試験となります。

引用元:https://www.ipa.go.jp/shiken/about/gmcbt8000000cy3n-att/itee_flyer.pdf独立行政法人情報処理推進機構)2024/04/18

 

上の図で分かる通り、ITパスポートは情報系資格の中では初心者レベルに当たります。

 

ITに関わる全ての社会人・学生を対象としているため、非エンジニアでも縁のある試験です。

 

合格率は例年50%前後。CBT方式というコンピューター内の問題に答える形式になっており、試験会場に設定された試験日から自分の都合の良い日を選べるのが特徴です。

 

合格率は比較的高く、受験機会も豊富なので、IT初心者でも受験しやすい資格試験となっています。

 

ただし、この敷居の低さから「会社や学校で勧められたから受験するけど、本当はデジタル関係が苦手」という受験者も多いのではないでしょうか。

 

ITパスポート試験初心者は参考書選びが大事!

ITパスポート試験は情報技術者試験の中では確かに初心者レベルではありますが、だからといって何も対策をせずに合格できるほど甘い試験でもありません。

 

ITパスポート試験の難易度を知りたい方は一度、ITパスポート試験の過去問を見てみてください。

 

www.ipa.go.jp

 

英数字の略語をはじめとしたIT系の専門用語がバシバシ出てくるので、IT初心者にとっては面食らってしまうこともあるでしょう。

 

ここで重要なのが、参考書選びです。ITパスポート試験の参考書は、初心者でもわかりやすいよう様々な工夫がされています。ただ、受験者数が多いということもあってか、参考書の種類もかなり多いのです。

 

ITパスポート試験は初心者が独学で受験しても合格しやすい試験と言えます。IT初心者がITパスポートの参考書選びを間違えてしまうと、「やっぱり自分にIT資格なんて無理!」と挫折の可能性が高くなります。

 

売れている参考書だから、という理由だけでなく、本当に自分に合う参考書を選ぶことが、ITパスポート合格への道です。

 

そこで、この記事では数あるITパスポート試験の参考書でもよく名前の上がる5冊について、それぞれのおすすめポイントを紹介することにしました。

 

各参考書ごとに特徴が違うので、自分に合った一冊を選んでみてくださいね。

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」は、Amazonでベストセラーを連発しているITパスポート参考書の有名どころです。

 

タイトル通りの初心者に優しいかみ砕いた解説が魅力の1冊です。

予備校で授業を受けているようなわかりやすい説明と大きめの文字サイズが読みやすく、すいすい進められるでしょう。

 

レイアウトにもたくさんの工夫が見られます。章の最初にはイメージ図が挿入され、その章で何を学ぶのかがざっくり分かります。重要用語は赤字になっており、「試験にはこれが出る」のまとめコーナーも嬉しいです。

 

また表題の通り、この参考書は問題集としても使えます。各章の終わりには、かなりの数の確認問題がついているので、インプットした知識がすぐに試せます。巻末の重要用語集もありがたい特典です。

 

なお、同作者の基本情報技術者試験参考書も発売されています。説明の内容が似ているところがあるため、ITパスポートに合格したら基本情報技術者試験に進みたい人にもおすすめです。

 

 

あまり隙の無い参考書ですが、情報量や問題量が豊富な分、勉強慣れしていない人は「読むのが大変だな~」「問題を解くのに時間がかかって大変」と感じてしまうかもしれません。

 

そのような人は、後述のITパスポート最速合格術やかやのき先生のITパスポート教室の方がおすすめです。

 

ITパスポート最速合格術

この参考書の特徴は、ずばり「合格までの効率性」。

 

ITパスポート試験まで2週間を切った時点から勉強を始めたにもかかわらず、1000点満点を獲得したという著者の勉強ノウハウが詰まった参考書です。

 

参考書の構成もスタンダードな章割りではなく、最初に勉強方法の解説が入ります。

 

その後ストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野の概要をざっとつかみ、残りは暗記術と計算問題の攻略にあてています。

 

ITパスポート系の参考書としては比較的薄く、フォントサイズも大きめ。

たこ焼き屋の例えを使い、IT系の用語をかみ砕いて説明しているので難しさを感じません。

 

過去問も改題されて単純な●×問題(本当は4択問題)になっており、スピーディーな復習が可能です。

 

・できるだけ短時間で合格レベルの知識を身に付けたい

・分厚すぎる参考書だとやる気がなくなってしまう

・過去問演習に時間をかけたいので参考書は概要をつかむだけでいい

 

こんな人にはとてもありがたい参考書だと思います。

 

一方、内容を凝縮している分、解説されていないところや細かい理論が説明されていない部分もあります。

 

暗記より理論をしっかり理解したい人、今後基本情報技術者試験、応用技術者試験とレベルアップするための基礎固めをしたい人にとってはちょっと物足りないかもしれません。

 

そのような人には先に紹介した『いちばんやさしい~』や後述の『ITパスポート合格教本』、『キタミ式ITパスポート』の方がおすすめです。

ITパスポート合格教本

要点をポンポンと抑えるよりも、教科書のように順序だててITパスポートの勉強をしたいという人にはこちらの参考書がおすすめです。

 

テキストは、授業で先生がしゃべるような調子になっています。

 

テキスト量は多めですが、その分説明は丁寧です。時々生徒役の(クマ?の)キャラクターが吹き出しでツッコミや疑問点を代弁してくれる点もテキストを読みやすくしてくれるポイントとなっています。

 

重要語句は赤色になっていて赤シートで隠せます。各章には出題頻度も5段階で評価してくれており、重要なパートがはっきりわかる内容になっています。

 

本書における過去問の掲載量は『いちばんやさしい~』に比べれば少なく見えます。ただし読者特典として提供されるDEKIDAS-Webというアプリで過去問や予想問題の演習ができます。弱点分析や誤答問題に集中した出題なども可能です。

 

丁寧な解説、出題頻度、用語のまとめ、過去問用のアプリ、と手堅い構成になっている参考書と言えるでしょう。

 

ただしイラストは比較的少なめなので、どちらかと言えば自分でテキストを読むのに慣れている人向けかもしれません。

かやのき先生のITパスポート教室

インプットとアウトプットを効率的に回していきたいという人、テキストを読むよりイメージで覚えたい派の人におすすめの参考書です。

 

この参考書の特徴は、内容と頻出ポイントをまとめ、数ページ内で見通せるようにした構成になっている点です。

 

参考書というよりも授業の内容をまとめたノートを読んでいるような感覚で読めます。文字はやや小さめですが、イラストと余白が結構あるため読みやすく感じるでしょう。

 

各パートの後には確認のための過去問がついています。パートは結構細かく分かれているので、インプット→アウトプット(過去問での確認)がリズムよく進みます。本書で演習できる過去問だけでも結構な量をこなせるはずです。

 

同作者は基本情報技術者試験の参考書も出版しています。かやのき式が良かったという人は、基本情報技術者試験へのレベルアップの際には、こちらの参考書もチェックしてみてください。

 

 

ただし、簡略化されている分もっと説明が欲しいとと思う人もいるかもしれません。丁寧な解説が欲しいという人は、前述の『いちばんやさしい~』や『ITパスポート合格教本』、後述の『キタミ式ITパスポート』と併用しても良いかもしれません。

 

キタミ式ITパスポート

参考書の堅苦しい雰囲気が苦手、超丁寧な説明が欲しい、という人におすすめなのがイラスト満載の参考書『キタミ式ITパスポート』です。

 

イラストで学ぶキタミ式ITパスポートは、「イラストでの説明」に加え、文章での説明も非常に丁寧です。説明文もしゃべり言葉で堅苦しくなく、「楽しく勉強できること」をコンセプトに書かれたんだなーというのが実感できます。

 

なおその分、けっこうな厚みがあります。さらにフォントサイズも小さく、ぎっしりとした参考書に見えます。

 

イラスト目当てで買って情報量の多さにしり込みしてしまう人もいるかもしれませんが、内容は本当に丁寧なので、1,2章目を通して自分に合うかどうかを考えてみると良いのではないでしょうか(ある意味で『ITパスポート最速合格術』の対極にあるような参考書だと思います)。

 

補足範囲が広いので、他の参考書ではいまいち分かりにくかった部分や過去問を解いていて分からなかったけれどほかの参考書には書いていない部分を補足するのに使うのも悪くないでしょう。

 

基本情報技術者試験や応用技術者試験のために、できるだけ広範囲の知識を身に付けておきたい人にもおすすめです。なお同作者の基本情報技術者試験向け参考書も出版されています。

 

 

まとめ

どうせ受験するならITパスポート試験を通してデジタルに詳しくなりたいですよね。

ただITパスポートに合格する、と言うだけでなく、初心者が「読んで知識が身に付いた!」と感じる参考書を選んでほしいと思います。

 

参考書の合う、合わないは人によって変わるので、自分に合った一冊を見つけてみてください。

 

おまけ

ITパスポート試験では絶対に役立つのが以下のサイト、「過去問道場」です。有料メンバーシップ盛りますが、無料でもかなり使えます。気に入ったという人は、運営者への感謝を込めて有料ユーザーへの登録も考えてみてはどうでしょうか。

www.itpassportsiken.com

2024年本年の目標

明けましておめでとうございます、と言いにくい幕開けになった2024年元旦ですが、今年の目標を整理し、気持ち負けしないようにしていきたいです。

 

投資

去年株を売りそびれてしまったので、旧NISA枠にまだ株が残ってます。積み立て取得分の投資信託は売却し、新NISA枠に移行します。また、グロース系の投資信託を少し増やして、全体的に株式と投資信託の割合を半々ぐらいに持って行きたいです。

株式は利益優先よりは、応援したい会社を中心にポートフォリを形成するようにしたいです。現在持っている株を少し整理するかもしれません。投資は資産形成という側面だけでなく社会参加という意味合いもあると思っていますので、自然エネルギーなどに力を入れている企業を応援し、株主総会で意味のある一票を入れられるようにしていきたいです。

お仕事

去年Webライターとして長い間契約していたお仕事がいくつか立て続けに終了となったので、不安はありますが、これを機にちょっと新しい仕事に挑戦したいかなとも思っています。ずっとWeb制作の勉強をし続けているのですが、ライターの仕事が忙しすぎてなかなかポートフォリオをつくったり、仕事への応募まで行けなかったりしたので、今年は挑戦できたら良いなと思っています。

 

また、去年初Kindle出版ができましたが、余りターゲットを絞ったりできていなかったので、もうすこし戦略的に本を書いていきたいと思います。

 

 

・Webサイト制作のポートフォリオづくり

・↑と一緒にライターとしてのポートフォリオを整理する

Kindle本を増やす(2~3冊は今年中に出版したい)

 

ブログ

ブログについてステマ規制などがあり、去年は管理できていなかったアフィリエイト記事の手直しなどを進めることができました。

 

新規ブログを立ち上げようか、今あるブログの再生活動から始めようか、迷っている最中です。

 

お勉強

去年pythonの勉強を始めたので、ゆるゆると進めていきたいかなと思っています。あまり本格的にやる時間はなさそう(Webサイト制作の方に時間を振りたい)ので、やりたいと思ったときに進める形にしようかなと。また、Webサイト制作に時間を使うなら、Pythonよりはvue.jsの勉強をしないといけないかもしれませんね。

 

Webセキュリティの勉強も進めたいです。

 

 

Python×Excelの勉強①

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(本記事の本の紹介リンクはAmazonアソシエイト(広告リンク)となっています)。

突然ですが、Pythonの勉強を始めました。

この前、VBAの試験をとって、1年もたたないうちに、ExcelPythonを実装するとかいう流れになり、流れが完全にPythonに向いているなあと感じたからです。後Pythonは数学と親和性が良いらしい。いろいろなことができるし、人気もあるということで、一度やってみたい!と思うようになりました。

 

まずは、Pythonの基礎ですが、こちらの参考書で勉強しました。会話形式で分かりやすいながら、「変数の独立性」とかマニアックそうな部分まで突っ込んでくれているので、なかなかの良書だと思います。余談ですが私が買ったすぐあとに2版が発売されていました…。

 

次に、VBAとの違いを見たいなあと思ったので、とりあえずExcel自動化に進むことにしました。メインの学習にはこちらの本を使っていこうと思います。

 

まずは、GoogleColaboratoryで勉強していた環境をローカルに持ってきます。『スッキリわかる~』の時には、Colabで「環境構築無くて楽」とやっていたのですが、ローカルファイルを扱うときには、オフラインでもコードが書けた方が良いので。

 

※『スッキリわかる~』では、自社開発のdokopyで勉強できるようになっており、もう1つの推奨環境はJupiterLabでした。ただ、私は前ちょっとだけ使っていたGoogleColaboratoryの方を利用していたというだけです。

 

Visual Studio Codeで環境を構築する

幸い『Excel×Python最速仕事術』の方では、いつも使っているVScodeでの環境構築方法が紹介されていました。この内容にプラスして、Windowsの紹介記事も役立ちました。

learn.microsoft.com

以下、私が試した手順です。

  1. Pythonのバージョン確認(昔Pythonを入れた記憶があったので、一応確認。旧パソコンの方だったため、本機には入っておらず、何もバージョンは表示されませんでした。)
  2. Microsoft Store からPythonのインストール(公式ページでも良かったかなとは思いました)
  3. もう一度1.コンソールでのバージョン確認
  4. VScodeは導入済みなので、VScodeを開いて拡張機能から「Python」をインストール
  5. VScodeの新規ファイル作成で、拡張子「.py」のファイルを任意の場所に作成
  6. 今回はExcelを使っていくので、外部ライブラリopenpyxlをimport
    1. VScode→表示→ターミナルでターミナルを表示する
    2. ターミナルに「pip install openpyxl」と入力して、Enter
    3. アップグレードしたほうが良い、という忠告が出たので「python -m pip install --upgrade pip」と入力してアップグレード
    4. 「pipにPathが通ってないよ」みたいなメッセージが出たので、パソコンの設定からpipまでの「path」を追加
  7. ファイルにpythonのコードを書いて、右上の三角再生ボタンで実行
  8. ターミナル上に結果が表示される

 

8まで無事できたので、環境構築は(多分)成功です。

 

参考図書はこちら。

 

 

 

『呪われた町』を読む

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スティーブン・キングの初期作、『呪われた町』を読みました!

 

本文読む前にちらっと、あとがきに目を通したら「キャリーをキングの代表作として推薦するファンはいないだろう」的な部分があり、「いやいや、キャリー好きなんだけど!」と思いつつ、読んでみて…。

books.bunshun.jp

確かに、キングらしいのは『キャリー』か『呪われた町』か、と言われたら、それは確かに『呪われた町』の方かなというのが読了後の感想です(でも好きなのはやっぱり『キャリー』の方かな)。

 

ホラーですが、怖い!というよりは冒険もののようなハラハラ感がありました。物語前半はゆっくり進むのですが、下巻は一気読みがおすすめです!

 

あらすじはこう。

田舎町「セイラムズ・ロット」にはかつて持ち主が自殺したマースティン館という館が残っていました。長年持ち主がいなかったこの館を、ストレイカーという男が買い取ります。不動産屋に提示された条件は「館を1ドルで売ること」「代わりに今後値上がり間違いなしの土地の権利書を譲ること」「この取引をだれにも口外しないこと」。やがて屋敷には、得体のしれない大荷物が運ばれます。

そして、町では事件が起こり始めます。墓地には犬の死骸がつるされ、幼い兄弟の失踪事件が発生。しばらくして姿を現した兄は、その後悪性貧血で入院し、そのまま死亡します。

 

故郷に戻ってきた小説家のベンは、怪奇趣味を持つ頭の良い少年マーク、老教師マット、医者のジミー、キャラハン神父らとともにこの怪異に立ち向かおうととしますが…。

 

少年(少女)が怪奇や悪に立ち向かう構図は『IT』『シャイニング』『ファイヤースターター』そのものであり、館の怪異はそのまま『シャイニング』。そして町全体を飲み込む悪意は『ニードフル・シングス』の原型。確かに、キングらしい初期作でした。

 

しつこいぐらいの町の人々の描写もキングあるあるですよね。ただ登場人物がすごく多いので、初めてキングを読む人は戸惑うかもしれない。そういう意味では人に進めるなら『シャイニング』から入るのがおすすめかもしれません。怖さとしても私は『シャイニング』の方が怖かった。ただ後半のスピード感は『呪われた町』の方があるように思いました。

 

もともと私はキングの中では『ニードフル・シングス』が一番好きです。庶民の中の小さな悪意が集まって爆発するような感じがたまらなかったので、『呪われた町』を読んでいる時は既視感というか、懐かしさをとても感じました。『ニードフル・シングス』は現在絶版、家の文庫本もカビが生えちゃって処分せざるを得なかったので、本当は再販してほしい。キングの初期作は、『シャイニング』や『呪われた町』のようなメジャー本以外は日本で絶版状態なのが惜しい。Amazon見て『ミザリー』すら絶版?!ってなりましたからね。

キング50周年の今、文春はもちろん、新潮文庫の方でも再販してほしい。『クージョ』も『ファイヤースターター』も好きなんですが。

 

 

 

 

保育士試験の体験談を本にまとめました

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保育士試験の体験談をまとめた本をKindleで出版しました!

 

ピアノの移調とコード問題について、忘れる前にしっかり勉強法を書き留めて置きたかったんですよね…。

 

基本的にピアノ初心者が保育士試験に合格するための方法について書いてます。

 

保育士試験の3年合格有効制度や幼稚園教諭特例の紹介、おすすめの参考書、

 

kotatu.hateblo.jp

 

実技試験「造形」の練習で描いたスケッチなども載っています。

 

もしこれから保育士試験を受験するなら、一度読んでみてください!

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