ごろごろ独学勉強部屋

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Microsoft fficeを購入してないのに、Micoroft Office Specialist(MOS)2016を受験してきた(参考書など)。

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私のパソコンは価格を抑えるためにMicrosoft Officeなしバージョンで購入しています。代わりにずっとEIofficeという互換製品を使っていたのですが、windows10に無料期間を利用してアップデートしたところ調子がガタガタになってしまいました。で、しばらくLibre officeという無料officeソフトで時間稼ぎをしていたのですが、それが6年前の疲れたパソコンには重すぎたようで動作はかくかく。

 

そんな状態でしたが、ちょっと事務職にも憧れが出てきた私は、MOSMicrosoft Office Specialist)の資格に興味を持ち出しました。

 

mos.odyssey-com.co.jp

 

現在の職場ではパソコン関係で質問されることが多く、「パソコンできる人」と思われているにもかかわらず、独学でお勉強してきた身としては転職時に履歴書に書けるパソコン技能の証明がないのです(高校時代にとったパソコン資格はありますが古すぎて書けない)。そこでもしもの転職時に備えて国際標準のMOSを取得してみようという気になったのです。

 

ところがここで問題が。

 

MOS資格受験のためには当然Microsoft Officeの操作に慣れなくてはいけない。MOS対策の問題集で模擬試験を受けるためにもパソコンにはMSオフィスがインストールされてなきゃいけません。

 

しかし前述のとおり私のパソコンにはMSオフィスの互換ソフトしか導入されていないので練習のしようがないのです。

 

これから必要になるかもしれないし、MSオフィス買おうかなと思い価格を調べてびっくり。以前より高くなっているじゃないですか!

 

というのも最近のMSオフィスは2ライセンス形式で、2台のパソコンで使えるんだそうで…でも別に1台分のライセンスで十分なんですけど…

 

MOSはただでさえ受験料が1科目1万円以上するバカ高い試験。そこにオフィスソフトまで購入するとワード、エクセル2種類で4万円以上かかってしまうんです。

 

そんなにお金をかけたくない。

 

そんな一心で調べたところ、MSオフィスには試用版があることがわかりました。

 

厳密にいうと最近のMSオフィスはサブスクリプション方式で利用することができるんです(office 365 soloというサービスです)。1か月1274円でオフィスソフトが使い放題に。で、クレジットカード番号を入力してサブスクリプション契約を結ぶと1か月だけ使用期間として無料でMSオフィスを使うことができるんです。この契約はいつでも解除できるので、無料期間が過ぎる前に契約解除すれば料金はかかりません。ただし、1か月を過ぎると自動で契約更新になり、その時点で1274円が引き落とされてしまうので期限に注意しなければなりません。

 

MOS試験の難易度はそんなに高くない、という感じがしていた私はこの無料期間中にMOS受験対策をして、MSオフィスソフトに一切お金をかけないまま合格を手にしようと考えました。

 

そこで、受験の日のちょうど一か月前にMSオフィスの試用版をパソコンにダウンロードしたのです。受験勉強はそのときまで、テキスト読んでいるだけ。

※実はMSオフィスの試用版は解約後も1か月ぐらいは移行期間として使用できるみたいです(更新してくださいって通知は頻繁に出ますが)。それさえ分かっていれば、こんなぎりぎりの勉強計画立てなかったのですが。

 

で、実際試用版でも模擬試験プログラムは動きました。ただ知っている、使えていると思っていたwordやexcelなんですが、試験勉強してみると意外と知らない機能があったり、あいまいにしていた部分があったりしてけっこう攻略に時間がかかりました。つまり結構学ぶところが多かったわけです。

 

スケジュールとしては

①試験10日前までテキストに沿って、機能を学ぶ。テキストの確認問題を解く。

②テキストについていた模擬試験プログラムがおおむね正解率100パーセントになるまで解く。

③無料でダウンロードできる模擬試験プログラムで確認(1日前)。

④試験前に苦手な個所をまとめたメモと、テキストの付箋箇所を見直す(当日)。

 

って感じでした。

 

 

①について

使ったテキストはFOM出版と日経BP社のもの。っていうかMOS対策テキストとしてはこれ2社以外ほとんど選択肢がない。

 

Word対策の本が2冊ある理由を説明しましょう。

日経BPの方がFOM出版より価格が安いのがポイントでしたが、説明は丁寧だが内容が不十分等のレビューを見つけたため、迷いがありました。どちらも模擬試験付きということでしたが、難易度が高そうなエクセルはFOM出版で詳しく練習し、簡単に攻略できそうなワードは日経BPで安く間に合わせることに。

 

ところが届いてみてびっくり。FOM出版の方は模擬試験が5回ついている(DVD収録)のに対し、日経BPの方はたったの一回のみ。しかもこの模擬試験、ダウンロード版で別に本を購入していなくてもだれでも入手可能なものだったのです。DVDがついてないとは商品説明に書いてあったけど、まさか1回しか模擬試験がないなんて… 

 

どうやら日経BPは攻略問題集というのが別に出版されていて、模擬試験を充実させたいならこちらを合わせて購入しないと駄目だったんですね。ただword2016に対応した問題集は試験発売日が来ておらず、買うこともできませんでした。

結局FOM出版のWord対策本を買うことになり、想定外の出費となりました。

※悲しかったので合格後は三冊ともヤフオクで売り飛ばしてしまいました。MOSの参考書は人気があるのでバージョンが新しければ(Office2016系)、書き込みがいっぱいあっても買い手があるのがうれしいです。ただ著作権上の問題から付属のDVDは売ってはいけないみたいですね。

 

結論から言うとFOM出版の方は、確認問題、章末問題が充実しており、模擬試験のレベルも高い(本試験より難しいような気がします)。日経BPの方は項目ごとの確認問題もないので、頼りなく感じました。FOM出版の参考書は本試験以上の内容がテキストに盛り込まれているような気がし、全部攻略しようとすると骨が折れるのですが、やはり問題が充実しているため独学者にはとても勉強しやすいと思います。1冊やりこめば高得点で合格できますよ。

 

②について

MOS勉強のブログやamazonレビューを見るとFOM出版の模擬試験が100パーセントの正解率になるまでやりこむって書いてあるので頑張ったんですが、ぜんぜん取れませんでした。まず最初にやった時半分以下の点数しか取れなくてすごく不安になりました。回答をみて、もう一度挑戦しても7割ぐらいしか取れず、ドキドキものでした。どうやら操作手順によって正解していても自動採点ではねられることがあるみたいです。何度やっても最高で8割ぐらいしかとれなかった模擬試験もありました。こんなんで大丈夫か?と思ったんですが、その後日経BPの模擬をやったらレベルが全然違うような…模擬試験はとりあえず解説が頭に入ればOKってことにしてあんまり完璧にこだわらないほうがいいかもしれません。どうせまったく同じ問題が本試験に出るわけではないですから。

 

③について

日経BPでエクセルの参考書は買っていないんだけど、サイトから誰でも模擬試験のプログラムがダウンロードできたので、エクセルバージョンも利用させてもらいました。

 

本試験

結果はエクセルが2問ミス、ワードが1問ミス。でも合格点数としては全然問題なかったです。試験終了と同時に自動採点されてその場で合否がわかっちゃうんですね!ちょっともったいない気がするのはなぜ…。

 

 

頭に入る人物集のつくり方

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kotatu.hateblo.jp

 ここで紹介した、各科目に共通して出てくる人物をまとめる方法です。っていうか人名はどの科目に出てこようが、一所にまとめてしまうと便利です。新しく出会った人名はこの人物表に付け足していけばいいんです。

 

完成形

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1.ルーズリーフに枠線を引く

私は表計算ソフトを利用して線を引きました。手書きでもいいです。でもパソコンソフトで作ることをお勧めします。なぜなら2の作業がしやすいから。

2.人物名と人物情報をメモ。

 

人物情報と人物名を記入していきます。また著作も重要です。『』で付け足していきます。人物情報は教科書や参考書からとってくるだけでなく、ネットの情報(wikipediaなど)も積極的に利用します。なぜなら教科書や参考書に書かれている情報って簡潔であんまりおもしろくないのです。でもネットで人名検索をすると、その人の面白エピソードとか、施設や著書のくわしい内容がみられるからです。

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この写真のマクミラン姉妹や倉橋惣三の項はかなり詳しく、頭に入りやすいように書いています。長文を書きうつすのは骨が折れるので、やはりパソコンで制作した方が時間の節約になります。ただし、新しく付け足したい人物が増えた時は欄外に手書きした方が早いです(;・・

3.重要事項が頭に入りやすいような工夫を

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またまたみえにくいですけど、写真の人物名の文字の横にごちゃごちゃと鉛筆で書き込みがありますよね。これ、「国」「著書2つ」「言葉」なんて書いてあります。つまりこの人物の国、著作2つ、重要なキーワードを答えてってことです。保育士試験は選択解答なので、間違い探しのようなもの。「イギリスの〇〇が考案した~」みたいな文が出た時に、あ、この人ドイツ人だから違うなって判断しなければなりません。そのためにはただ人物名を覚えるだけでは×。その人物からいろいろな属性を連想できるようにならないとだめなんです。そのために人物名だけでなく、他の要素を引き出せるようなメモを書き足しました。これで右を隠しても、左を隠しても勉強できる人物暗記ノートの出来上がりです。

 

保育士試験についてまとめた本を書きました!

 

 

 

バインダーをフル活用して、暗記事項をまとめる

 

お久しぶりです。今回は膨大な暗記事項がある保育士試験を攻略するために、私がしたことを書いてみます。

保育士試験の科目は全部で9科目!4か月後の受験を目指す時間のない私にとっては殺人的な量でした。9科目別々に教科書が出ているようなんですが、とても全部は読み切れないので先の記事に書いた上下二冊の教科書を使って最初に概要だけを抑えたんです。

 

 

 

そのあと毎日必ず寝る前に1問1答集を解くことを心掛けました。分からないところはネットで検索して調べる(通信教育に質問していると回答までに時間がかかるのでちょっとしたことは自分で調べた方が早かった)。他の問題集や1問1答集も本屋で物色する。そうしているうちに気が付くことがありました。

 

・確かに保育士試験は9科目あるけれどしかし実はそれぞれかぶる分野がある。たとえば数学と国語と社会みたいにそれぞれ独立しているわけではない。かぶるところはまとめて暗記した方がよい。そして暗記しなければいけない事項はバラバラに問題を解くより、網羅的にまとめた方がよい。

  EX)年表、人物名、法令など

 

・略式の教科書を使う以上、当然だが抜けている事項がたくさんある。手元にある教科書で基本の流れだけ抑えたら、抜けている知識を過去問や別の問題集で確認し、付け足していきたい。

 

これを可能にするために、私が行ったのがズバリ「バインダー作戦」。

 

これは私が勉強するときよく使う手で、普通の重要事項をまとめたノートとはちょっと違う。コンセプトは「自分で作る問題集」「本番前にこれさえ見直しておけば安心」っていう代物です。

 

まず市販のルーズリーフを閉じることができるバインダーを用意します。できればたくさん枚数が入るやつがいいです。バインダーの取り外しが簡単で丈夫な奴。(私は100円ショップのものを使いましたが、かなり使い込んだため、本番後にバインダー部分が壊れてしまいました。)

 

最初に各科目で横断的に使用する項目のページを作ります。

 ・年表

 ・人物名

 ・子どもの発達段階

 

など。ベースは参考書の巻末付録からコピーしたものでいいのですが、そこにガンガン知識を書き込んでいきます。自作してもOK。詳細は別のページで紹介しようと思います。

 

次に各科目のまとめを作ります。ただまとめるだけではなく、自分が間違えやすそうな言葉を並べることがポイント。ここには毎日見返している1問1答集に書いてある知識や最初に作った年表や人物名に出てくる事項は書きません。なぜなら勉強範囲がかぶるから。試験前にはかならず1問1答集とバインダーを最初から見直すようにするのですから、なるべく同じ事項が出てこないようにバインダーをまとめていきます。知識をかぶれせてバインダーノートを作るとバインダーの量が膨大になってしまって、見直すのに時間がかかってしまうんです。極力新しい知識を、最小の形で書くことを心掛けます。

 

また、見直すときただ漫然と読むのではなく、頭を使って読むようにする工夫も必要です。例えば

 

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汚くて申し訳ないんですが、左がキーワード、右が用語や人物名になっています。オリジナル用語集になっているので、右を隠したり、左を隠したりして連想できる言葉を頭

に思い浮かべながら見直します。

 

他にも、発達曲線の表や、教科書の重要そうなまとめページをどんどんコピーして貼り付けていきます。 

弱点補強にリベンジセット

保育士試験の勉強をしているとどうしても苦手って分野が出てきます。そこだけ、徹底して勉強したいんだけど、ただ教科書を読んでいるだけでは全然頭に入ってこない。

私にとっては「子どもの食と栄養」がそれでした。

死んだのは日本人の食事摂取基準」が主な原因。

www.mhlw.go.jp

 

ここにあるPDFファイルをみていただければわかると思いますが、年齢、栄養、男女別に細かい数字を何十通りも覚えないといけないんです。

 

語呂合わせ、マーカーで数字に色付けなどいろいろ努力はしてみましたが、全部覚えるのは不可能。やはり1問1答か、穴埋めの問題形式で繰り返すのが最善と考えたのですが、なかなか日本人の食事摂取基準」に特化した問題集が見つかりません。

 

そんなときネットでであったのがリベンジセットです。

ふくしかくネット 保育士試験科目別対策

リベンジセットとは、一部の科目が不合格になって、再度受験をする人のために、ある科目にのみ特化した教材だそうです。上のリンクから購入することができます。もちろん1年目受験の人でも分野別の攻略に最適です。

ネットのみで販売しており、教材はダウンロードして自分で印刷(印刷サービスもあります)。1科目3000円から5000円程度。公式の出版社から出ているわけでもなく、個人の方が製作されているようで、概要がよくわからず不安もありましたが、

 

商品説明を読んでみると自分が求めているのはこれなんじゃないか?

 

という気になってきて購入を決意しました。

 

いや、実際自分が求めているものはこれでした。最初に暗記用の「ポイント集」というのがあって、穴埋め問題と、穴が埋まった状態の回答がセットになっています。ここで一通り重要な知識がまとめて暗記できます。つぎにオリジナルの予想問題集がついているんですが、いろんな分野にまたがって出題されていてかなりのボリューム。それから「こどもの食と栄養」に関する様々な資料が一括でついてきます。ただ読むだけでなく、問題を解きながら暗記ができる構成になっているのでとても便利でした。

 

出版されている問題集に比べればちょっと高いんですけど、私は満足です。

保育士試験の勉強法。4か月で筆記試験を突破するために使った教材をありのままに書いてみた

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保育士試験の勉強法をまとめた本を出版しました!

 

 

 

 

 

保育士試験の標準勉強期間は通信教育などを参考にすると1年だそうです。しかし私が受験を決意したのが3月末だったため、その年の8月試験を目指すと実質4ヶ月しか勉強期間がなかったんですよね…。実際は8月の試験2日目が台風によって延期になったため、半分は6か月間勉強できたわけですが、それでもかなーりタイトなスケジュールになってしまってました。

 

それでも、合格しようと思えばできるもんです。半分は運もよかったと思いますけど。

 

これから受験まで時間がないよって方もぜひ頑張ってみてください。保育士試験には一度合格した試験は3年間有効っていうありがたい制度もありますので、2年越し、3年越しでも大丈夫!まずは勉強を始めてみてください!

 

で、実際保育士試験合格のためにどのような勉強をしたのかを具体的に書こうと思います。

 

1.まずとりあえず通信講座を一つ抑える。

 

完全な独学が一番お安いんですが、怖いのは最新情報の取得に遅れることでした。法改正が試験のちょっと前に行われたりしても、気が付かないかもしれません。それに勉強上なんらかの疑問が出てきたとき誰かに聞きたくなるかもしれない…

そして、最低限どんな勉強をすればいいか、羅針盤になってくれるものがほしい。

そこで、とりあえず保育士試験対策の通信講座を一つ選んで受講してみることにしました。

私が選んだのはここ↓

www.tanomana.com

まあ、結局決め手は値段だったんですが…。

 スクールの一括検索ができる「ケイコとマナブ」を使い、「保育士」で検索すると大量に講座がヒットすると思います。ここで値段やサポートを比較できます。試験合格に自信がない人はここで通信大学の保育士養成コースを探してもいいと思います。お値段は20万程度、学習期間は2年ほどかかりますが、卒業=資格取得が可能。

 

どこでも有名な通信講座大手のユーキャン、保育士試験対策としては大手の四谷と迷いましたが、なんせ四谷は料金が高い。ユーキャンに関しては本屋で参考書や問題集が手に入る。合格実績で講座を選ぶ、という指針を見たことがありますが、どの講座の合格率も似たり寄ったりですし、サービスも資料を見る限りではあんまり違いが判りません。どこも自分の講座はよく書いてありますからね。どこかにごまかしがあるのかもしれませんが、我々にはわかりません。じゃあごまかされないのはどこかっていうとやっぱり値段だけなんだーと思って一番安いところにしました。

 

とどいた教材は実はいまいちでした。オリジナルテキストってやつが重要事項を淡々と並べてあるだけの薄っぺらいノートで、DVDとCDはこのテキストを読んでいるだけの内容。あんまり勉強する気が起きない…。頼りになったのは同梱されていたオリジナルじゃない方の教科書。

 

 

9科目が2冊にまとまっていて、便利。とりあえずこれをざっと読むことから勉強が始まりました。巻末の重要なところが赤字になって赤シートで消せるようになっている「保育所保育指針」も役に立ちます(現在たのまなではこれとは別の教科書を使っているようですが)。あと、絵がかわいいw

 

それからこちらもオリジナルじゃないんだけど同梱されていてとっても役にたった問題集です。

 

まず、教科書の方をざっと読んで、その部分を一問一答で確認する。教科書で流し読みをしてから一問一答で確認する。間違えたところは教科書に戻ると、次はその部分を精読できる。そして、一問一答に書き込み(次は教科書を見なくてもいいように)。寝る前の10分、必ず一問一答をやってみるという流れです。

 

 

ちなみにたのまなは質問にはちゃんと答えてくれましたし、試験前の法改正にかんしては追加のプリントを発行してくれました。2次試験の対策ではお世話になりましたし、自分がしてほしかった最低限のことは満たしてくれたと思っています。「この講座にすべておまかせ」という人向けではありませんが、「足りないところは自分で補いたい」という人にはいいと思いますよ。(でも、読み聞かせ用の絵本はいらないかなあ。図書館で自分に合った絵本を探したほうがよさそうです。)

 

 

2.過去問集を手に入れろ!

ある程度知識が整ってきたら過去問を解いてみましょう。保育士試験のホームページにも過去問が公開されているんですが、詳しい解説がほしい人はちゃんと出版社から出ている過去問集を買いましょう。この過去問集には3年分の過去問が収録されていて、かなり詳しい解説書が付いています。追試問題も含まれていてお得でした(追試問題とは…保育士筆記試験は昔は年1回8月に行われていたのですが、台風の時期ともろかぶりしていたため、台風上陸により延期になってしまうことが多かったのです。特に沖縄地方です。私が受けた年も台風の勢力が強かったため中部近畿地方のきなみ試験延期の憂き目にあいました。しかし試験を実施している県もあるため同じ試験問題を使いまわすわけにはいきません。そこで追試問題が別個に作られるわけです。センター試験同様、追試試験の問題は本試験より難しい傾向にあります)。

 

 

抜粋型の過去問集より、全編を収録しているものを1冊は手に入れておきましょう。ちなみにアマゾンで検索すると前前年とかの古い過去問集も(マーケットプライスで)見つけることができます。すると5年分、6年分の過去問も手に入れることができます。ただし、これらの古すぎる過去問では旧制度が出てきたりするので、解くときは注意した方がいいです。

 

3.苦手分野を攻略できる参考書を見つける。

 勉強してしばらくたつと、この分野さっぱり攻略法がわからん!って分野が出てきます。私の苦手分野は

 ・子どもの食と栄養
・保育実習理論のピアノ(ピアノなんて幼少期に1年ばかり習ってたっきりだ!)

でした。

苦手分野がはっきりしてきた人は、これらの分野の教科書を買うとか、これらの分野についてわかりやすく書かれた参考書を見つけるとかしましょう。

 

私は「子どもの食と栄養」の方はネットで見つけたリベンジセットという教材に頼りました。

 

 また、「保育実習理論」のピアノについてはこの本がきちんとまとまっていてわかりやすかったです。

 

過去問抜粋型の問題集ですが、暗記ポイントがきちんと整理させていて、時間のない受験生にとってとても便利です。ピアノについてもごちゃごちゃ説明していないので逆にわかりやすい。

また、とっつきにくかった「音階」「調」というものについては、こちらのサイトの音楽理論セミナーがわかりやすかったです。

utaren.com

結局音楽理論てちゃんと答えに根拠のある数学みたいなもなんですよね。それに気が付いてからは、ピアノの問題は常に満点とれるようになりました。コツが分かれば他の曖昧な問題に比べ点数は取りやすいですよ!

 

4.一問一答集をもう一冊おかわり!

 一問一答集は最初に紹介したコンデックスのものをやりつぶしましたが、ほとんどの問題にこたえられるようになってくると、問題数が少なく感じられるように。そこで知名度も高いユーキャンのものを書いたし、こちらにも目を通しました。

 

 

コンデックスと被る問題には×をつけ、新しい知識がつく問題のみに集中。各科目のまとめも新しい知識が身につくところは押さえておきます。紙はコンデックスのものより薄いんですが、イラスト豊富でまとめ上手な本です。

 

他にも

 

保育士試験対策研究会からも1冊出ています。上記の教科書と出版社が同じ。そのため知識がかぶるかなーと思って買いませんでしたが、時間がある人は目を通してみるといいかも。

 

 

5.無料で利用できる保育士試験情報を見逃さない!

受験勉強に格安で取り組むには無料ツールの利用は欠かせません。

無料で保育士試験の問題をメールマガジンで届けてくれるのがキャリア・ステーション。キャリア・ステーションの受講生じゃなくても登録できます。保育士試験の延期情報なども届けてくれます。

 また、エンゼルカレッジでも無料のメルマガや受験生の交流掲示板が利用できます。孤独な独学生活の癒しになります。

エンゼルカレッジ★保育士試験対策講座

 

こちらは保育士試験の独学受験体験からできたホームページ。筆記試験~実技試験までとてもよく考えられた練習ページが盛りだくさん。製作者に頭が下がります。保育所保育指針の暗記、絵画の描き方などとてもお世話になりました。

challenge.ibuken.com

 

 

6.オリジナル問題集で知識の仕上げ。

試験前一か月を切ったら、オリジナル問題集で腕試しします。でもオリジナル問題集(予想問題集)には各出版社によって難易度やカバー範囲にかなり差があります。よって、やはり過去問集の方を最優先し、過去問集の内容がだいぶ頭に入ってから、いろいろなオリジナル問題集を比較検討するとよいと思います。時間がないときはたくさんオリジナル問題集を買ってもやり切る時間がなく本番になってしまうかもしれません。解答解説まで確実に復習できる分量を購入しましょう。私が使ったのはこれです。

 

ユーキャンの方はちょっと時間が足りず、復習しきれませんでした。

 

 

最終的には、過去問、予想問題で新しく増えた知識を1問1答集やバインダーノートに書き込んで、試験会場まで繰り返し見直しました。

 

この1から6までの教材は少ないかもしれませんが、短期合格のためだと教材は絞った方がいいですね。逆に多すぎるって方は4,5,6は飛ばしてください。1もDVDやオリジナルテキストはほとんどつかってません。短期で勉強したい場合、決まった時間が取られるDVDはちょっとしんどいなと思いました。隙間時間で勉強しづらいし。

 

こちらの記事も試験対策に読んでみてください(^^♪

 

kotatu.hateblo.jp

 

 

kotatu.hateblo.jp

 

 

kotatu.hateblo.jp

 

 

 

社会人でも格安で保育士になれる

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あけましておめでとうございます。

今年はぼちぼち保育士試験について記事を書いていこうかなと思います。

 

当時実家の商売がにっちもさっちもいかなくなり、そろそろ潮時という雰囲気になってきたので私は新しい仕事を探していました。本当は実家でやっていた簿記の資格を生かした仕事や、図書館の仕事がしたかったんですけど、まだ司書資格を得てなかったので図書館の仕事には落ちるし、せっかくみつけた経理のアルバイト先はものすごい脱税の匂いがし、身の危険を感じておりました。

 

そこで目を付けたのが保育士。そもそも保育士って、保育課程を持った学校出てないとなれないんじゃないかと思っていたんですが、実はそんなことなかったんです。

 

保育士試験というものがありまして、これ大学、短大卒業した人ならだれでも受けることができるんです。当時は年1回、8月に筆記試験、10月に実技試験がおこなわれていました。ピアノ弾けないのに実技無理だろ…と思ったんですが、実技試験は音楽演奏、お絵かき、素話(絵本なしでのストーリーテーリング)から2つ選べばよかったんで、お絵かきが嫌いじゃないのなら何とかなりそう…。貧乏でできるだけ費用をケチりたかった私にとっても受験料1200円程度は格安。参考書や対策の通信講座を受講したとしても10万はかからないでしょう。学校出れば100万以上は費用が掛かりますからね。

 

ところがこの保育士試験、まず受かりっこなさそうな難易度でした。今は年2回になって、合格率も上がったそうですが、過去の合格率を調べると10%台というレベル。保育士試験には筆記試験の合格科目が3年間有効になるという措置がありまして(1年目に合格した科目は2年目、3年目は受けなおしの必要がなくなる)、3年かけて合格を目指す人も多い。というのも筆記試験は9科目もあり、すべての科目で6割以上の得点を取らないと、実技に進めないんです。

 

通信講座なんかをみると保育士試験の標準勉強時間1年と書かれていますし、4月から保育園に採用してもらったとして、8月前半に試験じゃ、4か月しか勉強機関がないんですから、まず一年目は合格できないだろう…でもまあ合格できたらすごいかな!みたいな気持ちで保育園に面接に行き、「保育士試験、受験します」と宣言しました。

 

この日から、勉強ずけの4か月が始まったんですが、なんとか1年目で保育士試験に合格できました。かなり運の部分はあったと思いますが、できるもんだなあと思いました。総経費は通信講座が格安のところだったんで5万程度、参考書に2万程度、受験費で1万2千円程度、交通費なんかを入れると8~9万でしょうか。

 

ちょっと暇ができたら、保育士試験でやった勉強内容なんかを公開したいです。

 

さらにお得なことにこども園に移行する過程で、政府が

幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例:文部科学省

というようなものを出してまして2020年まで実務経験を積んだ保育士なら大学でちょっとの単位を取れば幼稚園教諭の免許ももらえるそうです。

 

追記

その後、無事放送大学で幼稚園教諭免許取れました。

 

保育士試験の勉強法については、以下の本にまとめました。KindleUnlimitedに対応しているので会員の方は無料で読めますよ。

 

 

図書館職員になるための手段と勉強法

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図書館司書の資格をとっても、実際に図書館職員になるのは難しいです。

 

図書館職員の募集は非正規が多く、さらに非正規の募集でも倍率がけして低くはありません。

数年前、私が応募した日給6000円、月15日勤務のパートでも、1人採用のところに10人以上の有資格者が詰め掛けました。当時無資格だった私は当然採用されず…

 

また、図書館職員の非正規雇用に対する賃金は大変安く、それは有資格者でも変わりません。他の専門職、例えば保育士などは有資格者になればそれなりに時給の面でも厚遇されることがありますが、図書館職員では司書だから時給が高くなるという話はあまり聞かないです。図書館職員は司書であっても事務職という意識が強いのでしょう。

 

非正規の図書館職員で生活するのはなかなか大変そうです。

 

 

できれば正規の司書として活躍したいものですが、公立の図書館で働くには公務員試験に合格しなければなりません。しかし公務員試験は大抵30歳以下を対象としており、社会人になってから資格を取った私には受験資格がありませんでした。

また、司書枠で募集をかけている自治体もほとんどなく、大抵は事務職で採用した職員を図書館に配置するそうです。図書館で働けるかは運しだいということですね。

 

ところが、ある日、県が司書枠で正規職員を募集をかけてきたのです。

しかも、受験資格は35歳まで。

これを私が知ったのは定期的に目を通している求人アプリを通してでした。

play.google.com

このアプリはキーワードを入れておけば毎日新着の仕事を知らせてくれる便利なものです。最大の長所はハローワークのアプリよりも広い範囲で情報を収集してくれること。今回の司書の求人はハローワークではなく公務員の募集要項を収集しているサイトから情報を拾ってきたものでした。

 

他にも司書として働きたい人は

図書館関係求人情報

などのサイトに頻繁に目を通すことをお奨めします。

 

しかし、この情報が出たのは受験のたった一ヶ月前でした。試験の内容は高卒程度の選択式教養試験と筆記の専門試験。専門試験は通信教育で司書の勉強をしていた私にはギリギリ対応できるものでしたが、それでも細かいところは忘れてしまっていました。近畿大学で使ったテキストやノートを見直してみたものの、どこが試験に出やすいのか良く分からなかったのです。教養試験は得意分野は得点できたものの、分からないところは本当に分からず…

 

成績開示の結果、1次試験突破の合格ラインに6点ほど足りず、悔しい思いをしました。

 

まだ35歳までは少しだけ時間があるので、またいつそういう機会が来てもいいように勉強のための本を集めています。

特にお勧めしたいのがこれ。

    

「司書もん」シリーズです。司書に関する問題集ってほとんどなくて、困っていたところに発見した貴重な問題集。

一度試験を受けた身としてはかなり的確な勉強が出来る問題集だと思います。

薄い本なのに定価がかなり高いですが、かなりためになる本だと思います。

 

 

 

ほか、公務員試験の教養問題は範囲が広いので、的を絞った勉強をしたほうがよさそうです。

 

 この本は問題数が限られているので、まずどの範囲が苦手か絞り込むのによいと思います。分からないところや詳しく知りたいところが出てきたら

分野別の参考書(高校の参考書などを見たほうがわかりやすいかも)を見つけて勉強していくと効率的ではないでしょうか。

 

もし、通信大学の学生になり、図書館職員になるための参考書をたくさん購入する必要があるのなら、amazonのprime studentサービスを試してみてはいかがでしょうか。

無料期間は6か月。有料会員になった後も月額200円という破格の安さで、本を買うと10%のポイント還元のほか、沢山の特典があります。

詳しくはこちらで解説していますので、よろしければご覧ください。

kotatu.hateblo.jp

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