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こたつねこの勉強部屋

独学の記録。

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図書館への取材はどのようにする?

 司書・司書教諭のレポートの中には結構「図書館を取材して~」という設題が見られます。

 いろいろな図書館を訪れるのは司書の資格を取ろうという図書館LOVE!な皆さんにしてみたら楽しい経験になるかもしれません。また通信教育というどうしても机上の勉強に終始してしまいそうな環境で、実際の図書館に極力触れてほしいという大学側の意図も感じられます。

 

 でも…

 

 図書館への取材申し込みって、結構勇気要りますよね?忙しそうにしている職員さんにお時間をとってもらい、インタビューをしなければならないのですから…断られたらどうしよう、迷惑そうにされたらと少ししり込みしてしまいます。

 私はすべてのレポートを書くにあたって3つの図書館に出向きました。しかし、明確にインタビューをしたのは子どものころから顔見知りの司書さんのいる1館だけ、あまり忙しそうではない時間帯を見計らって10分程度のお話からレポートを書きました(図書館概論のレポート)

 

 簡潔なインタビューからレポートを書くにはどうしたらいいのでしょうか。

 

①資料からデータを引っ張ってくる

 

「図書館概論」のレポートでは公共図書館を1つ選んで、設備(規模、単独館か複合館)、立地、蔵書数、貸出数、図書館職員数、実際の図書館サービスについて調査やインタビューを行いなさい」という設題が設定されていますが、設備の規模や蔵書数はぱっと聞かれても職員ですらとっさには答えられないものかなと思います。この科目の参考書として紹介されている『日本の図書館:統計と名簿』には前年度の設備や蔵書数などのデータが記録されているのでこれを参考にレポートを書くと、インタビューでデータを引き出してもらう手間が省けますが、図書館の改装や人事異動が行われたときなどはデータにある程度の変動があることがあります。あらかじめ『日本の図書』でのデータをもっていき、「職員の数に変更がありましたか?」などと確認するとよりスムーズにインタビューが進むと思います。

 

② 聞きたいことを絞っていく

漠然と「図書館について聞かせてください」「どんな図書館サービスをしていますか」と聞いてもこたえる範囲が不明確になってしまいます。「どんな図書館サービスをしていますか」より「児童サービスでお話会を開いていますがどの年齢を対象にしたものでしょうか。内容をお聞かせください」の方が具体的な答えが返って来ますよ。図書館概論のレポートでは図書館に期待することも書きますから「図書館の課題」について聞くのも助けになると思います。

あとでレポートを書く際にも「あんなことも聞いて置けばよかった」と後悔しないよう、最初にどんなレポートを書こうかあらかじめ構成を考えておくと良いかもしれません。

 

 

インタビューをしなかった図書館では、尋ねた際にパンフレットなど資料を持ち帰りサービスの概要を把握しました。大きい図書館ではホームページも充実しているのでこれも参考になります。また、見た目やパンフレット、ホームページなど外見ではどうしても分からないことはメールで問い合わせて聞いてみました(「通信大学のレポートに使いたいので~」とちゃんと断ります)。箇所的な質問だったのですぐにこたえてくれましたよ。

 

司書教諭のレポートでは出身校学校図書館へのインタビューということでさらに敷居がたかかったのですが、幸い昔短期アルバイトで学校図書館に勤めていたことがあったのでそのときの経験を書きました。