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仕訳をするときの場面を想像しよう

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簿記2級の勉強をしていると初めて出会う単語のオンパレードです。

 

簿記3級では小売店などの経理を勉強していると考えられます。身近なお店のことを考えれば想像できる世界です。例えば最初に元手があって、その中から商品を仕入れ、利益を付けて物を売る。掛け金の概念も簡単なツケとして理解できます。期末の仕分けが若干難しいですが、仕訳そのものが何をしている場面なのかさっぱりということは(仕訳問題に正解できるかどうかは置いておいて)あまり無いと思われます。

 

しかし簿記2級は違うのです。正直日常生活ではまずお目にかかれない場面の仕訳をしなくてはなりません。

 

株式会社の仕訳

株式会社を設立するときの仕訳や株式会社で利益が出たときの利益の処分

合併したときの仕訳など

本店支店の仕訳

支店があるような大きな会社の仕訳

 

ちょっとした小売店での経理ではお目にかかれない事例が続々です。

もちろんいきなりチャレンジ日商簿記2級 商業簿記編―ダイレクト方式

簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 第2版

といった教科書の中でそれらがどのような場面であるかは解説されていますが、ここには簿記の試験に必要な内容しか書かれていないので

「そもそも法定準備金てどうして必要なの?」

社債国債ってなんだ?」

などの疑問に答えるのは難しいのです。

 

 

私は簿記の勉強をしていて感じたことは

「簿記ができるようになるには仕訳をするその場面を想像できるようにならないといけない」

ということでした。

だから難しい言葉や日常からかけ離れた場面に出会ったときは「その場面を創造するための知識」を勉強するように努めました。これは簿記の問題を解くことからは一見離れた行為で、回り道のように見えるかもしれません。しかしそういった周辺の知識を得ておくことで「簿記の公式」の意味が見えてきて、理解が進むのです。

どんな勉強でもそうですが、公式の丸暗記より公式の意味が分かっているほうが問題が解きやすく、内容も忘れにくいのです。

では分かりにくい言葉やわからない場面が出てきたらどうしたらいいのか。私としては簿記の参考書をたくさん読むよりネットで検索したほうがよいと思います(安上がりだし)。簿記の教科書の場合は上記に書いたように簿記の試験に特化した部分しか書かれていないことが多いからです。一方ホームページやブログにはいろいろな人に向けて書き込まれた情報があふれています。

 

例えばふつうに「社債」で検索すると、簿記としての社債でなく「買う人向け」の社債の情報が出てきます。これは一般の人に向けたページなので分かりやすく書かれていますし、「自分も社債を買ってみようかな?」みたいな気持ちで見ると興味もわいてきますよね。簿記の勉強向けのページでも紙面という制限がない分あらゆる視点で簿記を解説しているので、必ず自分がしっくり来る説明に出会えると思います。

 

ちなみに上の疑問(「法定準備金ってどうして必要なの」)に答えてくれたのはこちらのサイト様でした。

商業簿記2級 | 暗記不要の簿記独学講座

 

 

 

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