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初めて大学の通信課程に申し込まれる方に向けて、学習の大雑把な流れを書いておきます。
私は教員免許を取得する際と司書・司書教諭の資格を取得する際に2度、大学の通信教育を受講しました。教員免許は佛教大学で、司書・司書教諭は近畿大学で、どちらも「科目履修生」という形で入学しました。
正科生・科目履修生とは
近畿大学の通信教育課程に申し込むとき「正科生」か「科目履修生」かどちらかを選ぶことになります。
「正科生」というのは通学する大学と同じように規定の単位を修め、卒業論文を提出することで、学士(短期大学を卒業した場合は短期大学士)の資格を得ることができるコースに入った人のことです。近畿大学では法学部法律科と短期大学部商経科があり、卒業するとそれぞれ法学の学士と経営学の短期大学士を称することができます。この課程を卒業すれば大卒ということになります。
近畿大学では高校を卒業していない方にも(大学入学資格が無い場合でも)特修生入学資格認定コースを設けています。このコースに在籍し、所定の単位を修得することで「正科生」として入学を許可されます。
一方で「科目履修生」というのは自分に必要な資格に関連する単位だけをとりたい人が登録するものです。例えば図書司書の免許がほしい場合、司書に関連する単位だけをとることができるので、学習期間も短く、学費も正科生に比べて安く済みます。卒業論文も必要ありません。卒業証書はもらえませんが、必要な単位がそろったら大学に申請書を出すことで司書資格の証明書をもらうことができます。ただ科目履修生になるためには基礎資格(他の大学を卒業していることや教員免許をもっていること)が必要です。
私が「科目履修生」として登録し、学習をした流れは以下の通り。
1.パンフレットをよく読み、願書を請求。(入学資格、学費などを確かめましょう。他の司書資格が取れる通信学部と比較したところ、当時もっとも学費が安く、一度もスクーリングに出かける必要が無いことが判明した近畿大学に入学を決めました。)
2.願書を提出。(全学費をこのときに支払います。基礎資格の証明書なども同封)
3.教科書やレポート設題集などが一式まとめて届く。
4.教科書をざっと読む。あとで読み返すときに目立ってほしいところにラインマーカー。
5.レポート設題の確認。科目終末試験問題集の確認。教科書のどの部分が大切かをおさえ、これを意識しながら教科書再読。重要なところに付箋。
6.レポートに取り組む。マーカー、付箋を中心に教科書を振り返る。並行して参考書を読み、レポートに肉付け。
7.レポートを提出したらすぐに科目終末試験に申し込む。
8.試験を受ける。
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学生になったら、積極的に学割を受けて得しましょう(( ´艸`)
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