ウェブ試験の対策はとても難しいです。
会場での試験と違いウェブ試験では「これが出る!」といった指定が無いので、教科書の範囲すべてを勉強しなければなりません。いや、教科書を隅々まで勉強したとしても、追いつかないような問題が出題されることもあります。
私が一番びっくりしたのは「情報サービス論」の試験でした。うろ覚えなのですが
図書館統計が出ている資料ー『日本の図書館』『学術情基盤実態調査結果報告』『図書館年鑑』『日本統計年鑑』の4冊を見比べてそれぞれの特徴を答えよ。
このような問題が出たのです!
「情報サービス論」のテキストにはそれぞれの資料について3行ほどしか説明がついていません。当然手元にこれら4冊があるはずも無く(これらの本がそろっているような大きな図書館にパソコンを持ち込んで試験を受けている人以外はみんなそうだと思いますが)、途方にくれました。
そこでまずこれら4冊のタイトルをネットで検索してみました。図書館の蔵書情報などが主でしたが、画像検索も行い、イメージを自分の中で作り上げ、教科書の記述を妄想を入れながら膨らませることで何とか乗り切りました。
「児童サービス論」ではお話会をひらくなら、どんなプログラムを組むか具体的に答えよという問題が…
これらの問題は教科書を丸暗記しようとけして解けるものではありません。
ただし教科書のどこになにが書かれているのかすぐに把握することができれば、解答のヒントを見つけるのに有効です。
私がやったウェブ試験対策は次の通り。
①教科書を丸暗記するのではなく、キーワード集や各章の簡単なまとめをつくっておき、試験できかれている部分にすぐアクセスできるようにしておく。
「情報技術論」のキーワード集↓
②試験できかれることが、別の科目の教科書にのっていることもあるので、類似した科目の教科書は手元に用意しておく。