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簿記試験には電卓の持込が許可されています。電卓は簡単な機能を持っているものでかまいません(関数機能などは不要)が、ボタンは押しやすい大きさのものを選びましょう。試験会場で100円ショップで売っていそうなミニ電卓を使っていた人がいましたが、大変使いにくそうでした。せめてコミックぐらいの大きさがあるものを選んでください。指が太い人、不器用な人はある数字を押すつもりで、別の数字を押している可能性があります。そういう人は特になるべくおおきな電卓を選びます。
また、電卓の機能についてもある程度知識を身につけて置いてください。
普段意識していないキーについてもある程度知っておきたいところ。
試験を受けて「このキーがついている電卓は絶対必要!」とおもったのはこれら。
一位 →
一番右側に表示された数字を消すためのキー。小さい電卓では省かれがちですが、これが無いと「あ。数字うち間違えた!」ってときにいままで打った全部の数式をクリアする羽目になります。大変な時間のロスです。必ずこのキーがある電卓を選ぶこと。
2位 M+ MR(RMと書いてあることもあります)
普段あまり使わないのですが、電卓にはメモリーという機能があって、たとえば
550+(20×40)+(123ー40)
というような途中で別の計算が入る、()内を計算してからの加算の場合
ふつうに左から電卓を打っていくと
550+20をしてから40をかけてしまうので、いったん20×40、123-40をしてから、その結果をどこかに書き写して、550と足し合わせるという作業が必要になります。しかしメモリー機能を使うと書き写しの必要がありません。
550+(20×40)+(123ー40)の計算手順
①550と打って、M+をおす。するとメモリーの中に550が記録される。
②20×40=と打って、M+をおす。するとメモリーの中で550と20×40の計算結果が勝手に足される。(ちなみにMーをおすと550から20×40の計算結果がひかれる)
③123-40=と打って、M+をおす。するとメモリーの中で550と20×40と123-40の計算結果が勝手に足される。
④計算結果を見る。MRをおすとメモリーの中の計算結果が見られる。
⑤MCをおすとメモリーの中身が消えて、空っぽになる。
いかがでしょうか。簿記の試験ではいろいろな計算を最終的に足し合わせなければなりませんから、メモリー機能は重宝します。ただし、どこまでメモリーの中で計算したか、長い式だと忘れてしまうことがあるんです。メモを取ったり、計算途中でもときどきMRでメモリーの中身を確認するなど工夫が必要です。
それから、会場に時計が無い、時計が見にくい等の事態に備えて時計機能のみの腕時計などを用意してください。スマホで時計を見るのになれている人案外忘れてしまいがちです。腕時計が合っても長年使ってなくて電池止まっていませんか。
時計屋に行かなくても電池交換できるんですよ。
「腕時計 電池交換」で検索してみてください。電池はアマゾンで売ってます。
私の腕時計はこれでした。皆さんも自分の腕時計の電池の型番を検索してみてくださいね。