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TOEIC第239回(2019年4月14日)受験の感想(初受験)

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受験票

受験票

初めてのTOEICを受験してきました。どうやら平成最後のTOEICだったらしく、最初(初受験)と最後(平成)が重なって縁起がイイ(?)ですね。

それでは時系列で初受験の感想を書き留めていきたいと思います。私は初めての受験でいろいろ戸惑うことがあったので、これから受ける人は参考にしてくださいね。

 

 目次

 

 

1.会場到着前

自分の県には受験会場が設置されていない回だったので、隣の県まで移動。大学の時に一人暮らししていた場所だったので地理感はあります。余裕をもって1時間半前に到着し、早めのお昼ご飯を食べます。ここで心配なことがおこりました。咳です。もともと鼻が弱く、痰が絡まりやすいので、絶不調の時には窒息しそうなぐらい咳が出るのです。昨日までは何ともなかったのですが、今日にいたって咳が出始めました。リスニング中に出たら最悪…自分が答えられないのはともかく、周りの人たちに合わせる顔がありません。さらには地方統一選の真っ最中で(自分の県は先週終わったのに!)、選挙カーがやかましく候補者の名前を連呼しています。試験中の騒音被害につながらなければ良いのですが…

とりあえず、咳対策の為にコンビニでポケットティッシュとのど飴を買い、会場に入ります。たしか、前日見たTOEIC受験者のブログではティッシュの持ち込みは可でしたからね。咳が出そうになったら、ティッシュで早めに鼻をかもうと思いました。

2.受付

「受け付けは混む」

これもやはりTOEIC受験者のブログで見た情報です。実際会場には「どこにこんなに人がいたの?」と驚くほどの受験者が。会場は大きなビルでしたが、数階の会場に分けて試験が実施されるとのことで、TOEIC試験の人気をまざまざと見せつけられました。余計でしょうが、20年ほど前、同会場で受けた「文章能力検定」などはマイナー資格だったため、受験生が10人ほどしかいませんでしたよ?

 

20代が多いかな、でも結構年の人もちらちら見えます。やはり仕事で必要になるのでしょうか。これだけの受験者がいれば国際ビジネスコミュニケーション協会もさぞ儲かることでしょう…といった余計な感想を抱きながら、受付の列に並びます。受付締め切りギリギリではなかったので、比較的早く受付をしてもらえました。免許証と写真をはった受験票を見せてすぐ受付終了。受付終了のしるし?のラインマーカーを受験票に着けてもらいました。

3.会場

会場は大学の大講義室ぐらいのスペースに人がぎっしり。これでも下の階にまだ受験生がいるのですから、国際ビジネスコミュニケーション協会もさぞ儲かることでしょう…。席は正面向かって左のスピーカー近くでラッキーです。でもこの回にはトイレがないので、その点はアンラッキー。

会場では試験監督トップと思われる人が、「会場での飲食はご遠慮ください」としきりに呼び掛けています。トイレ+試験前にのどの調子を整えておきたいので一度、トイレのある回までおります。トイレを済ませ、のど飴をしばらく舐めました。のどの為にお茶も飲みたいところだけど、またトイレに行きたくなったら困るので飴だけで済ませました。

もう一度会場に戻るとき、入り口の試験監督に「ティッシュは机の上においていいですか」と聞いてみました。事前に聞いていた通り、「ティッシュはOKだけど、箱から出してほしい」とのこと。ポケットティッシュでも袋から出さないといけないのだそうです。理由は「カサカサ音がすると周りの邪魔になるから」だとか。3袋分のポケットティッシュを机の上に積んで、いざ待機。

4.試験開始直前

机の上には試験の事前説明の冊子があったのですが、とりあえずぎりぎりまで勉強したかったのでスマホでリスニング問題のアプリを聞き、金のセンテンスで最後まで覚えられなかった単語をチェック。会場に持ち込んだのは金のセンテンス1冊のみです。軽い、かさばらないという優秀な単語帳(試験後会場付近でショッピングしたかったので、重たい荷物は嫌だったんですよ)。TOEIC実施の2週間前というぎりぎりに購入したにもかかわらず、かなり使い倒しました。正直ここまでこれたのはこの単語帳のおかげです。

 

5.試験開始前の説明

そろそろ試験開始前の説明が始まる時間です。そんなとき、ふっと横の受験者を見ると…

あれ?なんかもうマークシートに書き込みしてあるよ?

あわてて机の上にある試験前の案内の冊子を見ると

受付時間~12:30「解答用紙A面に必要事項を記入してください」

!!!

しまった。勉強している場合ではなかったんです。私はてっきり試験の説明中に解答用紙A面に記入してくださいというアナウンスが入るものと思っていたのです。大抵の試験では試験監督から指示があるまで、鉛筆をもって解答用紙に記入するという動作はNGだからです。しかしTOEICはちがうのですね。

あわてて解答用紙A面の氏名、生年月日、受験番号、職種、英語学習履歴、TOEIC受験の目的などにマークをし始めます。この間に試験のための説明や音テストが淡々と進んでいきます。

試験監督「音が聞こえずらかった人は、手をあげてください」

知りません。音は聞いていなかったので。ただでさえ時間不足なTOEIC、こんなどうでもいいところに時間を割くことになったら大変なので必死にA面を埋めていたら…

試験監督「それでは、今から本人確認をおこないます。A面を記入していない人はこの時間に記入してくださいね」

あー。ここで時間とるんですね。必死になって損をしました。無駄な動揺をしてしまい、試験の説明もほとんど聞いていませんでした。

6.本人確認

本人確認は写真付き証明書と、受験票と、当人の顔を確認されます。マスクをしていた私ですが、本人確認の為にマスクは取ります。このとき、写真がついている方の受験票は回収されてしまいます。一方で受験番号や試験の流れが記された方は切り取って手元に残すよう指示があります。この残った方の受験票、カバンにしまうのかどうか?よくわかりませんでした。指示では、机の上に置けるのは、鉛筆、消しゴム、時計、必要な人はティッシュ。片っ方の受験票については何の指示もなし。周りをきょろきょろ見渡すと出している人と、しまっている人半々という感じです。しまってみたり、「受験番号を確かめる場面があるかも」と出してみたりを繰り返した結果、問題用紙を配っている試験監督の一人に聞いてみると、

「いいみたいですね」

というお返事でした…。細かいところにもびくびくしている初受験者です。

7.余談 時計

資格試験をよく受験する私にとって、「会場には時計がない可能性があるので、必ず時計を持参してください」というのはよくある指示です。簿記の試験を受けたときは目覚まし時計を持っていた受験者を見かけました。しかし、TOEICでは腕時計以外は不可。理由は落ちたときリスニングの邪魔になるような音がするからです。私は腕時計は持っていますが、かなりの年季もので(高校入学時のお祝いの品)、バンド部分がちぎれていて腕に巻けません。腕時計って指定するからには、腕に巻いて受験しないとだめなのかなって思いましたがそんなことはありませんでした。机の上においてOKです。

ところで「会場には時計がない可能性があるので」と書いてあっても、会場に本当に時計がなかったケースは今まで一度もありませんでした。ところが今回ばかりは本当に無かったんです。時計。こんな有名な資格で時計が設置されていないなんて…。TOEICに関して、時計持参は必須項目なんですね。

8.試験問題配布

試験問題が配布されたら、試験問題冊子と解答用紙に受験番号、名前を書き込んで試験開始を待ちます。名前は漢字で書くべきか、ローマ字で書くべきか。一度ローマ字で書いて、なんか落ち着かず、また漢字で書きなおしました。どっちでもいいんでしょうけど。問題冊子はシールで止められていて、中が開けないようになっています。

「問題冊子への書き込みは禁止」

「リスニング中のリーディング問題の回答は禁止」

「問題用紙は持ち帰れません」

この3つの重要事項、私は前日に初めて気が付きました。センター試験など問題冊子への書き込み、順不同での回答が特典のカギでした。リスニング、最初の例題の際にリーディングパート5を回答するという作戦も水の泡です。しかし仕方がありません。

9.試験開始

試験開始です。シールは切りにくいです。私は綺麗に切ることができず、切目がぐしゃぐしゃに。TEX加藤さん(金のセンテンスの作者)がそういえばシールを受験票で切る話をしていた気がします。

9-1.パート1

写真判別。私の受験したものは最初に路上お掃除シーンのある版(TOEICは同日開催でも会場によっていくつかの試験パターンが存在します)。公式問題集4では写真判別でもかなりひねった問題が出たので覚悟していましたが、そこまでひどいのはありませんでした。6番目だけAが聞き取れず、しかし、他の文章が聞き取れたので消去法で解答できました。易しめだったと思います。

9-2.パート2

途中までは綺麗に聞こえていたんですが、集中力が切れたのか後半は質問が聞き取れないことがありました。TOEICパート2はかなり文脈的にヘンなものが正解だったりするので、たとえ質問が聞き取れても正解するのがむずかしいんですよ。それでリスニングアプリなどで、TOEICパート2の練習を集中的にやりました。ミスリード(予約のbookに対し、選択肢に何の関係もない本のbookという単語を混ぜるなど)をはじけば、ある程度選択肢を絞ることは可能です。質問が聞こえなくても、回答を聞くだけである程度正解を出す訓練もしてきました。それでもちょっと難しいなと感じたパート2です。中には完ぺきに聞こえて、回答に自信もあるけど、「そんな答え方するなよ」と突っ込みたくなる問題もありました。

9-3.パート3

これも聞こえたり、聞こえなかったりまちまち。でも前半は割と分かったかなと思います。判別できた時点で問題用紙に〇をつけたくなりますが、これが違反というのだら厳しいです。苦手だった図表問題のほどんどを自信をもって解答できたのは嬉しかったです。実は図があるほうがシュチュエーションが想像しやすいのかもしれません。でも話が右往左往する問題が多かったです。「Aっていいよね」という話の流れだったのに「でもAには〇〇がないから、やっぱりBで」みたいなどんでん返しがあるので一度マークした回答を消しながらすすみました。でもこの話の転換が聞き取れたのだから、ちょっとはリスニング力が上がっているのかな。難易度は普通。

9-4.パート6

ここからリーディング。時間内にすべての問題に目を通し、塗り絵解答を避けるために私が取った作戦はパート6から読むことです。パート6はじっくり読めば正解率が上がる問題が多く、逆に短時間で解こうとすれば焦って内容が一切入ってこなくなってしまうからです。パート6を全部解いた時点で25分程度のこして、パート4,5に戻るのが理想。でも結局残り30分の段階で、後半3パッセージ×3が未回答。これ以上時間をかけるわけにはいかないのでパート4へ。いつもは全部読めばある程度とける1パッセージがなかなか解けない。難しめのパート6でした。

9-5.パート4

短文穴埋め問題。これは考えても分からないものはしょうがないので、数秒考えてわからなかったら勘でマークする。そんな感じで解いていたので、難易度はあんまり意識していませんでした。知っている単語が最初のころに比べて増えたなあという印象。正解率は置いといて10分もかからず完了させたのは大きかったかと思います。

9-6.パート5

長文穴埋め問題。これ大嫌い。とにかく、まだパート6が残っているのでスピード重視で解いていきます。どんな問題が出たか、あまり覚えていません。こちらも分からなかったら勘でマーク。私にとってパート5はいつでも難しいです。

9-7.再びパート6

パート5を解いた段階で、奇跡的にのこり15分。残り3つの文章の塊がありますから、1つあたりに5分あてられる計算。何とかなりそうです。先に問題を読んで、長文を斜め読み。どうしてもわからない部分は飛ばす。たくさんの人物が出てくるので、どこに登場する人なのか、探すだけでも一苦労です。時間ギリギリですが、最後まで目を通して、解くことができました。「塗り絵無し」解答という目標を達成です。

 

10.ハプニング

試験終了後、咳をしないで済んだことに気が付きました。他の受験者の中には何人かせき込んでいた人がいましたが、スピーカーの音が大きかったので妨げにはなりませんでした。実は試験中に選挙カーが通りまして、こちらもちょっと気が散ったのですが、距離が遠かったのでそこまでは気になりませんでした。下の階ではもっと大きく聞こえていたらしいです。この点も上の階でラッキーでした。

 

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