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フリーのドローソフトinkscapeはadobe社illustratorの代わりに使える便利な1品。
今回はこれを使って、マスキングテープを描く方法をご紹介します。
- 1.ベースとなる色の正方形を作る
- 2.正方形をコピーして、縦じま模様をつける
- 3.四角形をパターンに登録する。
- 4.マスキングテープ幅の四角形をパターンで塗る
- 5.テープの端を消しゴムツールでギザギザにする
- 6.参考書籍紹介
こちらは当ブログトップのヘッダー画像ですが、これもinscapeで作られています。
では、手順をご紹介します。
1.ベースとなる色の正方形を作る
左のツールボックスより、矩形ツールを選択。Ctrキーを押しながらドラックすると正方形を描くことができます。これはマスキングテープのベースの色になります。
画面下のOという部分の数値をいじると透明度を変更することができます。薄いマスキングテープを表現したいときは、数値を低めにして透明度を高めます。
2.正方形をコピーして、縦じま模様をつける
正方形を選択した状態で「編集」メニューより複製を選び、正方形を複製します。
そのまま、「オブジェクト」メニューからフィル/ストロークを選びます。フィルタブより、格子模様のついたパターンアイコンを選択し、「ストライプ 1:1 白」を設定します。
四角形に縞模様が付きました。
もう一度、四角形を複製し、90度回転させるとチェック模様の完成です。
ちなみに左のツールボックスより、ノードツールを選んで四角形を選択すると、四角形から離れたところに□と〇のアイコンが現れます。。□をドラックすると格子模様の細かさを変化させることができ、〇をドラックすると格子模様の角度を変化させることができます。
3.四角形をパターンに登録する。
いまは3つの四角形が重なっている状態なので、すべての四角形を選択して(選択ツールで四角形の周りをドラックし、かこむと選択できます)右クリック。グループ化します。
グループ化された四角形を選択している状態で
「オブジェクト」メニューから、「パターン」→「オブジェクトをパターンに」を選択。
するとフィルのパターン選択ドロップメニューの中にpatern○○という新しいパターンが登録されます。
パターンが登録されたので、元になった四角形は消してしまって大丈夫です。
4.マスキングテープ幅の四角形をパターンで塗る
マスキングテープ幅の四角形を矩形ツールで描きます。オブジェクト→フィル/ストローク→フィルメニュー「パターン」からさっき名前がついたパターンを選ぶと、四角形がチェック柄になります。
5.テープの端を消しゴムツールでギザギザにする
マスキングテープの端を左のツールボックス「消しゴムツール」で適当にギザギザにして、「手でちぎった感」を演出します。
いろいろなパターンを作ってみましょう!
6.参考書籍紹介
今回紹介したinkscapeの使い方をより詳しく知りたい方はこちらの書籍をお勧めします。
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こちらにこの本の詳しいレビューが載っていますので、良ければご参考にしてください。