ごろごろ独学勉強部屋

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多読Level2

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Level2の多読用洋書を2冊(再読)読みました。

まず、WANTED: ANNA MARKER PGRN2 (Penguin Readers (Graded Readers))という本です。この本の概要は、

国際的ギャングANNA MARKERが美術館に押し入り、高価なネックレスを盗む。ネックレスの売買取引の為にANNAを追う刑事。しかし、ANNAの姿は誰も知らない。ツアー客の中にANNAが紛れていると情報をつかんだ警察は、なぜか一介の美大Karenにツアーに参加し、ANNAが誰か突き止めてほしいと依頼する。

なんでただの美大生に依頼するの?→美大生なら人の顔をスケッチするため顔の観察が得意だから

話の内容はこのようにとんでもないですが、ストーリーが単純明快なので、特に詰まることなく読み通せます。テレビの2時間推理ドラマのような感じです。

 

お次がこちら。打って変わって恐ろしくヘビーな物語です。

主人公のjojoという少年の語りで構成されているお話。冒頭から、村中が対岸の村人に虐殺され、jojoは村でたった一人の生き残りであることが分かります。やがて国際援助の兵士とジャーナリストによって保護されるjojo。孤児支援施設で仲間と暮らし始めますが、jojoの中の対岸の村人に対する怒りは消えません。国際支援の人々が「対岸の村にも子どもたちがいる」と語っても納得できるものではなく…やがてjojoの未来は怒りに飲み込まれていきます。

短いのに、読ませます。これだけ簡単な英語で、紛争の憎しみを表せることに脱帽してしまいます。国の名前は明言されていませんが、世界のどこかで同じことが起こっているだろうという想像は容易にできます。重苦しい話ですが、大人の多読に耐えうる本です。

 

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