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この「こたつねこの勉強部屋」は勉強ブログです。今日は「どうして勉強しなくちゃいけないの?」について考えたいと思います。
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こんな本もいくつか出ているのですが…まず、私が勉強する理由について。
学生時代は
まず勉強することが楽しい!っていう生まれつきの嗜好に加えて
勉強できると学歴社会では一定のステータスを保てるからって面はあったと思います。
私はフツーの学校生活が苦痛だった(集団生活嫌い)タイプで、宿題も補習も大嫌い。自分で勉強したかったんですよ。それでテストの点を上げることで、「集団的な勉強や生活をしなくても、成績ぐらい自分で上げられるわ!」っていう反発の道具に勉強を使っていたんですよ。
でも、社会に出てからは学歴や、勉強ができることって評価基準から外れだしますよね。
この前職場でも「社会に出てからは勉強ができるかどうかより人とうまくやっていけるかのほうが重要」という話が出てました。
じゃあ、なんで勉強するの?って話です。勉強は学生時代にのみ、評価される項目なのか。SNSをうまく使いこなしたり、友達がいっぱいいたり、上司や同僚と飲み会で盛り上がれたり…たしかに社会に出てからはそっちの方が重要なのかなって思うことはあります。
それでも、私は学生時代に勉強を頑張ったり、社会人になってからも学び続けることに意義はあると思っています。
私は大学出てから30才手前まで、自身の病気、家族の病気、実家の商売などややこしいことが重なり、普通に就活も、就職も、できない状況が続きました。自信はなくなるし、今後どうしたらいいのかお先真っ暗な20代…。
でも、なぜか勉強は続けていたんですよね。
特に、大学を選ぶときに点数が伸びなくてあきらめてしまった数学。
通信制大学に入って学びなおすことができました。
また、実家の仕事に役立つかなと思って簿記の資格も取りました。
その後、なんやかんやあって保育の現場で働くことになり、保育士の資格の勉強をすることに。
資格が取れたら、こども園への移行期間だっていうので、ついでに幼稚園教諭の免許も取っちゃえと…
そんな風に勉強し続けて、どうして勉強しなくちゃいけないかということへの私なりの結論がこれです。
1.勉強に慣れると安上がりに知識が身につく!資格が取れる!
社会人になってからはとにかくお金がないので、自分で参考書やネットの情報を活用して安く資格を取ることにこだわりました。自分で知識を整理して、覚えて、レポートにしてアウトプットする、試験の問題を解く、この過程のすべては私が学生時代に勉強してきたことが生かされています。自分で勉強してきたなかで、どうやって暗記したらよいのか、いる情報、いらない情報は何かがよくわかるようになっていました。
知りたい知識や欲しい資格が出てきたとき、高いスクールに入学するのは大変です。今はネットがあるので、ちょっとした知識はすぐに検索で出てきますが、体系的な知識はネットの中でも複数のサイトを組み合わせなければなりませんし、本を購入して読み込むことも必要になります。
この情報の精査と統合はいかに効率よく勉強するかという手法につながっています。
社会人になってから、資格や知識が必要になる場面て実は結構あります。転職のために資格を取りたい、税金の知識を身に着けて節税したい…そんなとき、勉強を積み重ねてきた人なら、自分で情報を得、身に着ける力を持っているはずです。
(この観点から言うと塾や学校で詰め込み教育されてテストの点数だけ伸ばす…っていう勉強法は×。あくまで自分で勉強できる力が必要なんじゃないでしょうか)
2.なんだかんだでお金にもなる・人助けもできる
勉強ができることが、必ず人に勉強を教えられることではありませんが、勉強ができることは人に勉強を教えられることの最低条件(必要条件)ではありますよね。
良い大学の名前を持っていれば、家庭教師として指名してくれるご家庭も多くなり、お金を稼ぐことができます。
最近ネット家庭教師というものが普及していますが、登録の条件は名門大学出身であることとしているサイトも見かけます。
また、通信制大学をはしごして回った私はレポートをかきまくってきたわけですが、おかげで文献を調べ、まとめ上げるという作業が結構楽にできるようになっています。
そのため、ネットの情報をまとめて記事を書く「ライター」としてお金を稼いだこともあります。
学力があると、それでお金を得ることができるんです。(これは「いい大学に入ればいい会社に就職して、高いお給料がもらえる」というのとちょっと違います。学力という能力で直接お金を稼げるという意味です。)
また、お金をとらなくともボランティア活動として子供に勉強を教えることもできます。ネット上の知恵袋で、難しい問題に悩んでいる学生さんのお手伝いもできます。勉強ができる能力は学校を出てからも誰かのために役に立てることができるんです。
3.情報を読める人は得をする
勉強の過程で必要なのは暗記力以上に読解力です。これは国語でのみ必要な能力ではありません。数学の式を組み立てるのにも、その理論を理解するのにも大きな読解力がいります。
勉強をするためにはたくさんの文を読まなくてはなりません。特に通信制大学で勉強するなら分厚いテキストに線を引きながら何回でも読み返す必要があります。
こうして身についた能力は、人を「情報を読める人」にします。
たとえば、商品の説明書。利用規約。広告の下に書かれたちっちゃな注意書き。
情報を読める人は自分でいろいろなことができるようになります。詐欺にも引っ掛かりにくくなります。
4.人生に退屈しない
最後に、人間にとって知識欲を満たすことは喜びであるといいたいです。そして勉強はお金をかけなくてもできますし、勉強をするのにどこかに出かける必要もありません。体が不自由になっても、年をとってもずーっと続けていける趣味なのです。勉強して、何かを知る、何かを自分のものにできる、その喜びを知っている人は人生に退屈せずにすむでしょう。