ごろごろ独学勉強部屋

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通信教育 とどいた教材はどれからチェックしたらいいのか

通学制の大学に通っている人には入学時に大学の単位のとり方や図書館の使い方などを詳しく説明している入学オリエンテーションが開催されることが多いです。また卒業条件や各種書類の申請など困ったときには事務局に出向いて直接聞くことができます。

 

しかし通信教育で授業を受ける場合、とどいた資料を自分で読み解いて大学の仕組みを理解していかなければなりません。(一応入学時オリエンテーションは大学で開かれていますが参加できない人も多いのが通信教育です。)

 

 通信教育を始めるときに最初に教科書を含めたたくさんの資料が家に届きますが、無理に全部読もうとせず、重要なものを自分に必要なところだけ読むようにしたほうが楽です。分からなくなったらまた調べに戻ればいいだけです。

 

近畿大学の場合、最初に届いた資料からまず最初にチェックしなければならないのは『学習の友』という本。ここに各コースの卒業条件や学習の進め方が載っています。ここで自分がこれから何をすべきかをざっくり把握します。

 

次に『梅信』という雑誌も届いていると思います。これは毎月近畿大学が発行している本で、タイムリーな連絡事項が載っている本と考えてください。例えばその月に開かれる面接授業の案内(『面接授業・メディア授業講義要項』で指定されていた日程が変更になったなどの重要な情報も載っています)、科目終末試験問題の差し替え、教科書の誤字・脱字についての情報などです。通学制大学の掲示板に当たるものと考えてください。年度初めには入学者に向けて基本的な学習の仕方や週末試験の受け方、年度末には卒業申請の仕方などが載っています。

 他に誌上スクーリングという記事もあります。各科目の先生がそれぞれの専門分野で興味深い話題を提供してくださり、教養を高めることができます。余裕があれば目を通してみると楽しいです。

 

また、年間行事予定表という1年の予定が印刷された紙が入っていると思いますので、これは部屋の壁に貼るなどして学習計画の目安にしてください。とくに科目終末試験は開かれる日が案外ばらばら・申し込み期限も1週間程度と短いのでちゃんと把握しておかないと、申し込みを忘れたりレポート提出予定が狂ったりします。

この行事予定表はKULeDに入ってすぐ右のメニューからもダウンロードできます。

 

ある程度どうやって単位をとるのかが分かったら、『面接授業・メディア授業講義要項』を見ながらいつ面接授業(スクーリング)を受けるのかを計画します。自宅学習だけで取れる科目は少し計画が遅れてもその分別の日に勉強するなどして計画修正できますが、日程が組まれている面接授業は自分の都合で日付を動かすことができないので、最初に余裕を持って受講できる学習計画をたてるとあわてないですみます。

司書コースでは『情報サービス演習』『情報資源組織演習』の2つの面接授業は『情報サービス論』『情報組織資源論』の2科目のレポートを提出してから出ないと受講申し込みできないため、この2科目を先に学習するものとして面接授業の計画を立てなくてはいけません。

 

ウェブ試験③

それは5月31日の終末試験でした…

 

いつものようにウェブ試験を受験しようとKULeDにアクセスしたものの、ブラウザには「接続できません」の文字が。

 

私のパソコンは無線LANでネット接続しているため、このような事態はたまにですが、起こることがありました。そんなときは一度アダプタの接続をきってからつなぎなおすという手間をかければ大抵なおるのですが(5分ほどはロスするのでとても焦りますが)、このときはどうしてもつながりませんでした。

 

もしや、家のモデムがダウンしているのか、あるいはパソコン本体の不調かと思い、隣室の弟のパソコンを借りて試してみました。やはりKULeDの試験画面に接続することはできません。しかし、他のサイトになら繋がるのです。

 

これはこちら側の不調でなく、近畿大学側になにかあったのではないか。

 

事務局に問い合わせたところ、やはりKULeD側のサーバーエラーだった模様。掲示板にもエラーを問い合わせる声があがっていました。

 

結局6月7日に再試験が行われることになったのですが、5月31日に試験のため予定を空けていた受験生は時間の無駄になってしまいました。私も仕事の予定をわざわざずらしての受験だったので結構こたえました。通信教育では社会人が多く学んでいるので突発的な予定変更は大変なのです。

 

ここに配慮してか再試験は日中の時間帯(通常の試験と同じ時間帯)と夜間の時間帯

どちらかをえらんで受験することができるようになっていました。私は6月7日の予定も何とかずらすことができたので(また夜間受験は終了が23時近くになってしまい、日曜の夜に力を使い果たすと月曜日からの仕事に響きそうだったため)日中受験を選択しました。

 

早めに再試験の措置を取っていただけたため、勉強した内容を忘れることなく試験にのぞめたのはありがたかったですが、その分再試験の日程選択回答期限が2日しかなかったため慌しい1週間となりました。

 

その後サーバーエラーが起きることはありませんでしたが、ウェブ試験にはこのような落とし穴もあることが分かりました。

 

まあ会場受験でも天候や災害などで試験延期になることもあるでしょうけれど。

 

(余談ですが保育士試験を受けたときは台風で一次試験が中止になりました。1時間かけて出向いた会場の前でそれを知ったときは徒労でひっくりかえりそうになりましたし、再試験は2ヵ月後だったため勉強した内容を維持するのにも苦労しました。それに比べればまだ救いがある再試験だったと思います。)

 

ウェブ試験②

 

 ウェブ試験の対策はとても難しいです。

 

 会場での試験と違いウェブ試験では「これが出る!」といった指定が無いので、教科書の範囲すべてを勉強しなければなりません。いや、教科書を隅々まで勉強したとしても、追いつかないような問題が出題されることもあります。

 

私が一番びっくりしたのは「情報サービス論」の試験でした。うろ覚えなのですが

 

図書館統計が出ている資料ー『日本の図書館』『学術情基盤実態調査結果報告』『図書館年鑑』『日本統計年鑑』の4冊を見比べてそれぞれの特徴を答えよ。

 

このような問題が出たのです!

 

「情報サービス論」のテキストにはそれぞれの資料について3行ほどしか説明がついていません。当然手元にこれら4冊があるはずも無く(これらの本がそろっているような大きな図書館にパソコンを持ち込んで試験を受けている人以外はみんなそうだと思いますが)、途方にくれました。

 

そこでまずこれら4冊のタイトルをネットで検索してみました。図書館の蔵書情報などが主でしたが、画像検索も行い、イメージを自分の中で作り上げ、教科書の記述を妄想を入れながら膨らませることで何とか乗り切りました。

 

「児童サービス論」ではお話会をひらくなら、どんなプログラムを組むか具体的に答えよという問題が…

 

これらの問題は教科書を丸暗記しようとけして解けるものではありません。

 

ただし教科書のどこになにが書かれているのかすぐに把握することができれば、解答のヒントを見つけるのに有効です。

 

私がやったウェブ試験対策は次の通り。

 

①教科書を丸暗記するのではなく、キーワード集や各章の簡単なまとめをつくっておき、試験できかれている部分にすぐアクセスできるようにしておく。

「情報技術論」のキーワード集↓

f:id:koikoiplus:20160414211331j:plain

 

②試験できかれることが、別の科目の教科書にのっていることもあるので、類似した科目の教科書は手元に用意しておく。

 

 

ウェブ試験 ①

 近畿大学は一度も外に出ずに図書館司書資格が取れると以下の記事で書きましたが、

kotatu.hateblo.jp

これを可能にしているのは科目終末試験をネット上で受験できるウェブ試験とスクーリングの代わりとなる動画授業メディア授業の2つです。

 

ウェブ試験は会場で受ける科目終末試験と同じ日に指定された時刻にパソコン上で開催される試験。便利ですがネット回線が不安定だと開始時刻になっても速やかに答案入力画面が表示されないといった自体も起こります。有線での受験が推奨されていましたが、モデムもルーターも一階の電話機の近くに備え付けであり、パソコンは2階の自室にあるという環境のため、しかたなく無線LANでの受験と相成りました。何度か受験時刻になっても、入力画面が表示されず、KULeDトップ画面からログインしなおしたことがあります。この手間だけで3~5分ほどロスしますので、けっこう痛いです。

ちなみに会場受験の場合、あらかじめ20題が出題される問題として分かっており(入学時に科目終末試験問題集として冊子でもらえる)、解答を事前に作って臨めばいいのですが、ウェブ試験では当日答案入力画面を見るまでどんな問題が出るか分かりません(そのかわりどんな資料を見て答えても良いのが利点です)。会場受験以上にスピードが要求されるのです。

あらかじめ問題が分かっているほうが解答は練りやすく、落ち着いて受験できるかもしれません。しかし私は一度も会場受験をしませんでした。

理由の1つは時間です。私はかなりギリギリの日程で最短卒業(1年)を目指していました(最終的に科目終末試験日と図書館司書採用試験の日が重なってしまったため1年半での卒業になりましたが)。仕事やメディア授業のことも考えれば司書+司書教諭の科目をすべて取りきるには1回の試験で2科目以上は受験しなければなりませんでした。すると1回の試験に40題の解答を用意しなければいけないのです。これはなかなか時間のいる作業です。レポートも並行して書くとなると私にはとてもできないことでした。

 

理由の2つ目は仮に自分で練った解答を用意していっても正しい解答かどうかは分からないから。レポートでも「よくできた」と思ったものが再提出になることがありますよね。せっかく20題分の解答を作り、(会場受験では持ち込み厳禁ですから)丸暗記したとしてもそれで合格できるのかは分からないのです。これでは手間と時間が無駄になりそうだと思ったからです。

 

そして最期の理由は私が本番型だから。試験本番になると気合の入り方が違うし、集中力も120%になるタイプです。事前に時間がある状態で解答を考えているとどうしてもだらだらになってよいものがかけないのです。レポートですら下書きをするとあまりいいものが書けない人です。その場で提示された問題に時間いっぱい集中するのが私にとっての最善のテスト対策でした。おかげで科目終末試験に落ちたことは1度も無く卒業することができました。

 

これは私の個人的感想なので会場受験の方が向いている人ももちろんいると思います。時間がある場合はじっくり科目終末試験問題集と向き合ったほうが学習も深まるはずです。あくまで、私の場合は、ですよ。

 

KULeDでレポートを作成する 再提出時のちょっとしたコツ

今回はちょっとしたこぼれ話を。

 

近畿大学通信教育部で司書資格を取ったとき、私はレポートをすべてKULeDで作成しました。

 

リアルタイムで提出、採点も早く便利なKULeDですが、困ったのは不正防止のためコピー、ペーストが機能しないよう設定されていること。

 

文章の入れかえなど、ワードソフトで簡単にできる操作が使えないので、結構ストレスがたまります。

 

そしてレポートが不合格だった場合の再提出時ですが、レポートの一部のみを修正せよという講評がついた場合、その一部以外は前のレポートを丸写ししないといけません。

コピペが使えれば楽ですがそれができないので、前のレポートを見つつもう一度ちまちまキーボードをたたかないといけないのです。手書きのレポート修正に比べればたいした手間ではないのですが、私にとっては前のレポートをどうやって参照したらいいのかというのが課題でした。

 

私は試験から逆算してギリギリの日程で学習していたためレポートを書くときに下書きをつくらなかったのです。時間短縮のためと、性格的にいきなり本番のレポートを入力した方が緊張感がありいいレポートが書けるタイプだったからなのですが、おかげで再提出をするときに前のレポートが表示されているブラウザと新しいレポートを入力するブラウザを二つ並べて前のレポートと見比べながらレポートを作成しなければならないわけです。

 

しかしここで問題点が…

KULeDは複数のブラウザで開けないという設定になっているんです!

KULeDを複数のブラウザで開くと正常にレポートが提出できないという注意書きが作成画面に出てくるのです。

 

そこで私が取った手段がこちら。

 

スクリーンキャプチャを使ってブラウザに表示されたレポート画面そのものをコピー画像化する。

(スクリーンキャプチャとは・・・パソコンについているPRTSCのキーをおすと、そのときパソコンに表示されている画面を画像形式でコピーできる機能です。)

画像をワードソフトにはりつける。画像をトリミングして、文字を見やすくする。

ブラウザとワードソフトの画面を並べて、レポートを入力。

 

これで何とか再提出を乗り切りました。

KULeDでレポートを提出しよう 

畿大学の通信教育で単位をとるためにはレポートを提出し、科目終末試験に合格する必要があります。

流れ
レポートを提出する(合否関係なく提出だけで試験を受ける資格を得ることができる)→

試験の申し込みをする(申込期間は1週間程度 結構短いので注意)→

試験を受ける→

レポート・試験両方合格で単位認定


 レポートは提出するだけで合否に関わらず試験が受けられます。逆に言えばレポートを提出しない限り科目終末試験を受験できません。レポートはいつでも何度でも再提出できますが、試験は決まった日にしか受けることができません。しかも近畿大学通信教育の試験では科目によって午前しか受けられない、午後しか受けられないなどの制限があります。計画的な受験のためにもレポートはなるべく早く提出しましょう。

  私はKULeDですべてのレポートを作成しました。完成してすぐに提出することができたり、スマートフォンでも採点結果を見ることができたり(KULeDサポート対象外の端末でも、閲覧だけなら可能な場合がありました)、KULeDでのレポート作成はとても便利です。手書きのレポートを提出たことがないので正確な比較はできませんが、KULeDで提出したレポートは採点されるまでの期間も短いようです。最も早かったのは「児童サービス論」のレポートで、提出した次の日には採点結果がわかる超スピード返却。(ただこの科目はその分受かりにくいのですが。)

 ただし、KULeDでは不正防止のためコピーとペースト機能がつかえません。文の順番を入れかえたいなどのちょっとした修正も普通のワープロソフトを使うように便利にはいきません。レポート推敲のための十分な時間がある方や文章が苦手という方は、最初にワードソフトで下書きをした後に、KULeDに入力したほうがよいでしょう。メモ帳でもよいのですが、2000文字入力という制限があるので、文字カウント機能のついているワードソフトがいいと思います。OFFICE系ならたいていついているはず。用紙の設定で文字数を1枚1000文字ぐらいに設定した上で、ときどき文字カウントしながらどのぐらい書けているのかチェックします。

ただ私は時間がないときは下書きなしで直接KULeDのレポート入力画面に打ち込んでいました。ワードソフトを使って書くとどうしても緊張感に欠けてあまり筆が進まないのです。ワードソフトをつかってレポートを書くと書き上げるまでに1週間ほどかかってしまいます。しかも、ワードのほうでは推敲したつもりなのにKULeD入力時に誤入力して漢字をまちがえたり…時間がかかったレポートが再提出になったときは疲れてやる気にならなかったり。繰り返しますがレポートは1度出してしまえば再提出判定でも、テストを受けることができます。1年で単位をすべてとろうと考えていると、ほぼ毎月テストを受けていかなければなりませんから、最短コースを目指すならとにかくレポートを効率よく作成することが大切です。

こたつで勉強の工夫

アクセス解析をみていたら、「こたつ 勉強 工夫」ってキーワードで訪れている方がいたので。

 

「ブログについて」でも書きましたけど、社会人になってから机で勉強した記憶が無いです。小学生のときに買って貰った勉強机いまだに部屋にありますが、参考書の山に隠れてただの本棚になっています。

 

こたつで勉強するに当たって、何が必要かな?って考えてみました。

 

①教科書や参考書を置くスペース

あなたのこたつはどこにありますか?居間ですか?自分の部屋ですか?こたつと勉強机の違いの1つにそばに本棚や引き出しがあるかがあると思います。勉強に集中するためには近場に必要なものがあるということが大切です。自分の部屋にあるこたつで勉強しているなら、そばにラックや小さめの棚を設置することをお奨めします。そこに本日勉強で使うための教科書参考書をあらかじめどさっといれておきます。居間でやるならダンボール等適当な箱に必要なものを集めてください。ノートや紙も、筆記用具もです。その上でこたつにはいって勉強を開始します。こたつに入った人、特に冬ですね、入った人は皆言います。一度入ったら出られないって。これがこたつの魔力ですが、勉強においては重要な要素です。一度入ったら出られない、その場から動けないということは、手持ちの勉強道具で勉強するしかないってことです。ゲームをするにもマンガを読むにも休憩にコーヒーを飲むのも一度はこたつからでなければなりません。でも一度こたつに入ったら出るのは至難の技。だから勉強しましょう。居間にあるこたつの場合、正面にTVがある場合がありますが、この時はリモコンを手の届かない遠くにおいておくことです。そう、こたつから出ないと届かないような遠くに。けしてトイレに行ったときにマンガをとってきてはいけません。

必要な参考書が手元に無いことに気がつくと一気にやる気がなくなるので、最初に以下に必要なものを集めておけるかが大切です。

 

②座椅子

こたつにずっと入っていると猫背になってきます。どうしても前かがみになってきます。そのまま机に突っ伏してしまえば確実にあなたは寝てしまうでしょう。これを防ぐために座椅子を用意すると良いです。背もたれが何段階か変化するやつを。座椅子の背もたれが垂直になるようにセットして勉強します。けっこう背筋がのびますし、長時間座っていてもおしりが痛くなりません。疲れたときは軽く倒しても良いと思いますが、そのまま寝てしまうと腰を痛めるので注意しましょう。

 

 

他になにかおもいついたら、また更新します。

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