今回はちょっとしたこぼれ話を。
近畿大学通信教育部で司書資格を取ったとき、私はレポートをすべてKULeDで作成しました。リアルタイムで提出、採点も早く便利なKULeDですが、困ったのは不正防止のためコピー、ペーストが機能しないよう設定されていること。文章の入れかえなど、ワードソフトで簡単にできる操作が使えないので、結構ストレスがたまります。そしてレポートが不合格だった場合の再提出時ですが、レポートの一部のみを修正せよという講評がついた場合、その一部以外は前のレポートを丸写ししないといけません。コピペが使えれば楽ですがそれができないので、前のレポートを見つつもう一度ちまちまキーボードをたたかないといけないのです。手書きのレポート修正に比べればたいした手間ではないのですが、私にとっては前のレポートをどうやって参照したらいいのかというのが課題でした。私は試験から逆算してギリギリの日程で学習していたためレポートを書くときに下書きをつくらなかったのです。時間短縮のためと、性格的にいきなり本番のレポートを入力した方が緊張感がありいいレポートが書けるタイプだったからなのですが、おかげで再提出をするときに前のレポートが表示されているブラウザと新しいレポートを入力するブラウザを二つ並べて前のレポートと見比べながらレポートを作成しなければならないわけです。
しかしここで問題点が…
KULeDは複数のブラウザで開けないという設定になっているんです!
KULeDを複数のブラウザで開くと正常にレポートが提出できないという注意書きが作成画面に出てくるのです。
そこで私が取った手段がこちら。
スクリーンキャプチャを使ってブラウザに表示されたレポート画面そのものをコピー画像化する。
(スクリーンキャプチャとは・・・パソコンについているPRTSCのキーをおすと、そのときパソコンに表示されている画面を画像形式でコピーできる機能です。)
↓
画像をワードソフトにはりつける。画像をトリミングして、文字を見やすくする。
↓
ブラウザとワードソフトの画面を並べて、レポートを入力。
スクリーンキャプチャの機能はメディア授業の際にも役に立つので、覚えておくといいですよ。