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銀行口座明細を会計ソフトに取り込める形式に変換するマクロを作成する。

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ネット銀行は基本的に通帳はありませんが、その代わり口座の動きをいつでもウェブ上で確認できたり、明細を一括でCSVファイルとしてダウンロードできるという便利さがあります。CSVファイルならたいていの会計ソフトでインポートができますから、一行一行入力しなければならなかった通帳の転記がとても楽になります。

 

ところが、銀行の取引明細は「日付」「入出金」「残高」といった項目名でできているため、これを会計ソフトが読み込める「貸方」「借方」「勘定科目」といった項目名で再構成するのはちょっとした手間です。

以下が私が使っている楽天銀行の明細と「わくわく青色申告」という会計ソフトで読み込む際の形式の違いを比較した画像です。(数字はダミーです。)

 

 

 

f:id:koikoiplus:20170910200334p:plain

楽天銀行の明細 わずか3列です。  

f:id:koikoiplus:20170910200342p:plain

会計ソフトの読込形式 ずらっと42列もあります。


 

 

 

 

f:id:koikoiplus:20170910201423p:plain

拡大するとこんな感じ



 

振替伝票の場合、口座残高は記入しませんし、マイナスなんて記述もしません。動いた金額は貸方、借方の2か所に転記する必要があります。

 

この明細→会計ソフトに取り込める形式に変換するマクロを作りましたので公開しようと思います。3か月の勉強でここまでできるようになりました。

 

<ルール>

ややこしい帳簿ではないので、複合仕分けする必要はなく、一つの取引は1行で完結するとします。

 

この口座の場合、マイナスの帳簿(出金)は生活費である可能性が高いのでマイナスの記述が出たら勘定科目を事業主借に設定。プラスの場合は日付、明細の入出金先のメモ(どこから入金があったか簡易的に表示される場合がある)を 表示して勘定科目をメッセージボックスで入力する仕様にしました。

 

以下、マクロです。

 

Option Explicit

Sub Siwake()
Dim Mihon As Worksheet
Dim Siwake As Worksheet
Dim RB As Worksheet

Dim i As Long
Dim d As Long '伝票番号


Worksheets.Add
ActiveSheet.Name = "仕訳形式"
Set Siwake = ActiveSheet
Set RB = Worksheets(2)
Workbooks.Open Filename:="F:\CSV仕分け読み込み見本\RB-torihikimeisai 仕分け形式見本.csv"
'原本と同じフォルダ(USBの仕訳読み込み見本)に入れておく
Set Mihon = ActiveSheet
Siwake.Rows(1).Value = Mihon.Rows(1).Value '見出し行の転記


i = 2

Do While RB.Cells(i, 1) <> ""
Siwake.Cells(i, 2).Value = RB.Cells(i, 1)
i = i + 1
Loop
'取引日入力 この後iは常に入力した行+1の数になっている


d = 1

Do Until d = i - 1
Siwake.Cells(d + 1, 1).Value = d
d = d + 1
Loop
'伝票連番入力


d = 1
Do Until d = i - 1
Siwake.Cells(d + 1, 4).Value = "通常取引"
Siwake.Cells(d + 1, 5).Value = "振替"
Siwake.Cells(d + 1, 11).Value = 1
d = d + 1
Loop
'共通項目入力

d = 1
Do Until d = i - 1
Siwake.Cells(d + 1, 18).Value = RB.Cells(d + 1, 2).Value
Siwake.Cells(d + 1, 30).Value = RB.Cells(d + 1, 2).Value
d = d + 1
Loop
'金額を転記

d = 1
Do Until d = i - 1
If Siwake.Cells(d + 1, 18).Value < 0 Then
Siwake.Cells(d + 1, 25).Value = "普通預金"
Siwake.Cells(d + 1, 13).Value = "事業主貸"
Siwake.Cells(d + 1, 18).Value = Siwake.Cells(d + 1, 18).Value * -1
Siwake.Cells(d + 1, 30).Value = Siwake.Cells(d + 1, 30).Value * -1 'もしマイナス(出金)のときはほとんどが事業主貸なので仕訳を切る その後、-を+に直す
Else
Siwake.Cells(d + 1, 13).Value = "普通預金"
Siwake.Cells(d + 1, 25).Value = InputBox(Siwake.Cells(d + 1, 2) & "の日の普通預金入金に当たる勘定科目を入力してください。メモ内容は" & RB.Cells(d + 1, 4).Value) '入金のときは事業主借か売掛金の回収なのかが分からないので勘定科目入力を促す

End If
d = d + 1

Loop


End Sub

 

自身のレベルアップのため、軽く解説していきます。

 

 最初に楽天銀行の明細(CSV形式)を開いて置き、そこにこのマクロを書き込むとします。

 

Option Explicit →自分で作った変数がわからなくならないように変数宣言を強制しました。

Sub Siwake()→タイトル


Dim Mihon As Worksheet→「わくわく青色申告」に取り込めたワークシートを見本として用意します。そのシートを代入する変数です。
Dim Siwake As Worksheet→いまから楽天銀行の明細を会計ソフト形式に変換しながら転記する予定のシートです。
Dim RB As Worksheet→楽天銀行の明細のシートです。

Dim i As Long→カウンタとして使います
Dim d As Long '伝票番号→カウンタとして使います


Worksheets.Add→Siwakeとなるシートを挿入します。
ActiveSheet.Name = "仕訳形式"→挿入したシートに名前を付けます。
Set Siwake = ActiveSheet→挿入したシートを変数Siwakeに代入
Set RB = Worksheets(2)→Worksheet(2)はもともとマクロを記入している楽天銀行の明細です(Worksheet(1)はSiwake)。これをワークシート変数RBに代入。
Workbooks.Open Filename:="F:\CSV仕分け読み込み見本\RB-torihikimeisai 仕分け形式見本.csv"
'原本と同じフォルダ(USBの仕訳読み込み見本)に入れておく

→Mihonになるシートを開きます。ここではUSBに入っている「仕分け読み込み見本」というタイトルのファイルです。

Set Mihon = ActiveSheet

→開いた「仕分け読み込み見本」が現在のアクティブシートなので、これを利用してMihon変数に代入します。

 


Siwake.Rows(1).Value = Mihon.Rows(1).Value '見出し行の転記

→見本の1行目をこれから作るSiwakeのファイル1行目に転記します。

 


i = 2

Do While RB.Cells(i, 1) <> ""
Siwake.Cells(i, 2).Value = RB.Cells(i, 1)
i = i + 1
Loop
'取引日入力 この後iは常に入力した行+1の数になっている

楽天銀行の明細から仕分け形式ファイルの方に日付を転記します。i=2なのはタイトル行を飛ばしているから。楽天銀行の明細の日付列が空欄になったら止まります。ここでiの数をリセットしないことがポイント。iの数はこのループが終わった時点で入力すべき仕分け伝票の数に1を足したものになっているはずです(最後のi=i+1が空欄をカウントするものであるため)。

 


d = 1

Do Until d = i - 1
Siwake.Cells(d + 1, 1).Value = d
d = d + 1
Loop
'伝票連番入力

→もう一つのカウンタdを動かします。動かす回数はi-1回です(入力すべき仕分伝票の枚数)。伝票番号は連番ですので、最初の仕分けから1,2,3・・・と仕訳伝票の数だけ番号を入力していきます。

 


d = 1
Do Until d = i - 1
Siwake.Cells(d + 1, 4).Value = "通常取引"
Siwake.Cells(d + 1, 5).Value = "振替"
Siwake.Cells(d + 1, 11).Value = 1
d = d + 1
Loop
'共通項目入力

→dを初期化します(d=1)。どの仕訳伝票にも共通する項目を入力します。全部「取引種類=通常取引」、「伝票種類=振替」、「仕分連番=1」になります。繰り返す回数はやはり仕訳伝票の枚数であるi-1回です。

 

d = 1
Do Until d = i - 1
Siwake.Cells(d + 1, 18).Value = RB.Cells(d + 1, 2).Value
Siwake.Cells(d + 1, 30).Value = RB.Cells(d + 1, 2).Value
d = d + 1
Loop
'金額を転記

→d=1でdを初期化します。動いた金額を楽天銀行の明細から仕分け形式のシートに転記していきます。繰り返す回数は仕訳伝票の枚数であるi-1回。ここでは金額はマイナスならマイナスのまま転記されます。借方金額である18列と貸方金額である30列の両方に金額を転記します。

 

↓ここからがややこしいです。

d = 1
Do Until d = i - 1
If Siwake.Cells(d + 1, 18).Value < 0 Then
Siwake.Cells(d + 1, 25).Value = "普通預金"
Siwake.Cells(d + 1, 13).Value = "事業主貸"
Siwake.Cells(d + 1, 18).Value = Siwake.Cells(d + 1, 18).Value * -1
Siwake.Cells(d + 1, 30).Value = Siwake.Cells(d + 1, 30).Value * -1 'もしマイナス(出金)のときはほとんどが事業主貸なので仕訳を切る その後、-を+に直す

→コメントのとおり、もし、借方の金額がマイナスで転記されているならそれは出金であるので貸方勘定科目に普通預金が入力されなくてはいけません。これをIfステートメントで判定しています。また楽天銀行からの出金はほとんどが生活費であるため借方勘定科目には事業主貸を入力します。人によっては買掛金や仕入れが入るかもしれません。もし個別に勘定科目を切る必要があるなら空欄で構わないでしょう。その後、マイナスの表記を消すため、貸方、借方双方の金額に―1をかけて+の金額に直します。

 


Else
Siwake.Cells(d + 1, 13).Value = "普通預金"
Siwake.Cells(d + 1, 25).Value = InputBox(Siwake.Cells(d + 1, 2) & "の日の普通預金入金に当たる勘定科目を入力してください。メモ内容は" & RB.Cells(d + 1, 4).Value) '入金のときは事業主借か売掛金の回収なのかが分からないので勘定科目入力を促す
→もし金額がマイナスでないなら、それは普通預金への入金を意味しますので、借方勘定科目に普通預金と記入。なんで入金しているのかはわからないので、インプットボックスで貸方勘定科目は手動入力します。入力のヒントが欲しいので、仕訳伝票の日付と楽天銀行明細に記入されているメモ(画像にはないですが、本来は入金先が記入されています)を表示します。
End If

d = d + 1

Loop

→金額の+と-判定を仕分けの数(i-1回)繰り返して終了です。

 


End Sub

 

ちなみに「わくわく青色申告」はバージョンアップで追加料金を請求されるのが数年に一回で済むので結構お得な会計ソフトだと思います。余計な機能がついておらず、軽いのでスペック低いパソコンにもお勧めです。ホームページでのチュートリアルや初めて事業をする人に向けた帳簿のつけ方特集が親切。メールサポート・Faxサポートは無制限で無料。サポート料金が年単位でかかってくる他の会計ソフトと一線を画しています。聞くべき時は聞くけど分からないところは自分で調べられる独学派はこのソフトがお得だと思います。

 

30代から始めるピアノ

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保育士試験では筆記試験をパスすると実技試験があります。実技試験の内容は

・音楽演奏(ピアノ・ギター・アコーディオンどれかでの演奏)

・絵画作成(色鉛筆)

・素話(絵本を見ないでのストーリーテーリング)

 

です。3つのうち2つを選べばOK。しかし今まで保育士と縁がなかった社会人が保育士試験を受験する場合、音楽演奏はなかなか選択肢に入らないのではないでしょうか。実際私も絵画作成と素話を選択しました。ピアノは幼稚園の時1年間習ったのみ。それ以外に楽器演奏の経験がなかったから。

ただし現場に出たとき、やっぱり一番欲しくなるのはピアノ技術なんですよね。

 

筆記試験にほとんどの勉強時間を取られ、実技試験の勉強は1~2か月しかできなかった経験から、最短合格を目指す人にはやはり絵画と素話での受験をお勧めします。独学でも短期間でも未経験でも伸ばしやすいのはやはりこの2つです。

 

でももし、勉強期間に余裕があるなら…あるいは保育士資格を取得した後就職までに時間があるなら…

 

ちょっとでもピアノをかじっておくことをお勧めします。

 

私は現場でピアノが弾ける先生方が羨ましくて仕方ありませんでした。それで家でほこりをかぶっていた電子ピアノにもう一度電源を入れて、3年間ちょっとずつピアノを練習しています。誰かに習うっていう選択肢もあったけど、月謝がもったいない、続くかわからない、自分で好きかってやったほうが続く(性格的に)という理由からこれも独学で楽しめるレベルで弾いてます。根詰めてやると続かないので、最初の一年は1日10分ぐらいを毎日。あとの2年は1週間に1日ぐらい30分~1時間程度、好きな曲を弾きまくってます。そんなおさぼりレッスンでも両手で「犬のおまわりさん」や「おもちゃのチャチャチャ」が弾けるようになりました。

 

では使った本を紹介します。

 

 

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最初に読んだ本です。DVD付きですが、DVDは結局一回も見てません(汗)。基本的な指運びや音符の読み方が詳しく載っているので、まったくの初心者でも読みやすいと思います。幼少期習ったピアノでは両手弾きに移行するまでだいぶかかったイメージがあるのですが、この本で練習するとすぐに両手弾ができるようになる感じです。とにかくピアノを弾いている!両手で弾けてる!という喜びを最短で味わうのに最適な本だと思います。有名な曲が簡単にアレンジされて登場するので、「あの名曲を弾けてる!」というピアニスト気分が味わえるのもいいですね。音符に「ドレミ」が書いてないので楽譜を読む練習にもなります。ただしこの本だけですらすら音符が読めるようになることはありません(楽譜が簡単だからすぐ覚えてしまう&忘れる)。DVD付きのため少々値段が高く、下巻を買うのはあきらめました。

 

 

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2冊目がこの本。『大人のためのピアノレッスン』よりお安いので購入。この「基礎編」の前に「入門編」もあるのですが、『大人のためのピアノレッスン』上巻を終えるとちょうど「基礎編」に接続できるぐらいの実力がついてます。こちらの方一部音符に「ドレミ」がついており、弾きやすくなっています。ペダルの使い方などにも踏み込んでいて結構内容が詰まっています。後半の楽譜はかなり難しくなり、「ムーン・リバー」あたりで苦しくなり「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン / セリーヌ・ディオン
    ~タイタニック・愛のテーマ」で何度弾いてもうまくいかなくなりました。その途中で「こういう大人向けの曲ばかり練習しても保育現場で使う機会がない。モチベーションが上がらない」と気がつき、中断した本です。が、音楽記号のまとめが載っているページなどいまだによく辞書代わりに使わせてもらってます。

 

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最終的にたどり着いた楽譜です。現場で他の保育士の先生が使っているのを見て、簡単な編曲に「私でも弾けるかも」と購入しました。ドレミ音の書き込み(ルビ)が完備されている、和音がとっても簡単に編曲されているのでとても弾きやすいです。保育園で歌う曲のほとんどが収録されているので、好きな曲、季節の曲をちょっとずつ弾けるようにしていってます。

「保育+かんたん+ピアノ」で検索するとたくさんの楽譜がヒットしますが、現場でちょっとずつ本を見せてもらった結果、一番簡単なのはこの本かなと思います(とはいえ発表会で使う曲などは結構難しいものも入ってます)。やはりピアノを続けるモチベーションは「あの曲が弾けてる!両手が動く!」です。これを維持するためには最適な本かと思います.何とか2年ぐらい飽きずに続けられてます。

 

 

 

うちには幼稚園の時1年間だけ使ったピアノが残っていましたけど、まったくピアノないって人は最近では電子キーボードが安く売っているので見てみてください。

 

格安VBA入門  VBA勉強に使える参考書など

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VBAを勉強するうえで、やってみたことを記録中

※それぞれのコメントはあくまで私の主観です。ネガティブなことを書いている部分がありますが、それらの学習ツールをけなしているわけでは全然ありません。私に合わなかったというだけ。それぞれ学習ツールを提供してくれている会社、出版社、著者、講師の皆さんには本当に感謝しています。

 

格安でVBAを学習したい場合は、インターネット上の情報を駆使し、図書館を利用するのが一番です。インターネット上ではさまざまな無料学習サイトがあります。またこの文法がわからない、こういう作業をしたいときどのメソッドを使えばいいんだっけ?と困ったときはとりあえず検索をかければ答えにたどり着けることが多いです。

 

ただし、私はインターネットだけの学習に向いていない人間です。インターネット上の学習は体系的でない場合が多く、好きな時に見直しができない、書き込みができないというのは独学上とても不便です。しかしプログラミング系の本は総じて高いです。1冊2000円~3000円します。まあパソコン教室に通うよりは安いですが、どの本が自分に向いているかわからないときは、手あたり次第買ってしまって読まずに放置って場合も多いです。

 

実は図書館には結構VBA関係の参考書が置いてあります。え、自分の住んでいる地域の図書館では見たことない?それなら、図書館相互貸借制度を利用して、ほかの図書館から取り寄せてもらってください。中身を見て、「これは何度も読み返したい」「分かりやすいから手元に置きたい」と思ったら購入すればよいのです。よその図書館から借りた本は延長できないのが常ですから、強制的に読むことにもなります。貸出期限が来る前に何としてでも読み切ろうとすると、学習もぐんとはかどります(私は)。

 

 

 

最初に見たもの

『ドットインストール』

http://dotinstall.com/lessons/basic_excel_vba

ー『ドットインストール』は様々なプログラミング授業の動画が見られるサイトです。動画一本3分という短さだから、隙間時間に見るのに最適です。視聴はほとんど無料(一部有料)。ただプログラミングって手を動かさないとなかなか覚えられないので、このサイトみているだけではなかなか難しそうです。また3分という短さからなかなか話が進まず、講師がExcelを起動している部分なんかも入っているのでだんだん単調に思えてきて…。寝る前に見ていたんですがいつの間にか寝てしまっていることが多く、4回目ぐらいで脱落。

『ドットインストール』はこのプログラミング言語は「なんとなくこういうもの」なんだなーっていうイメージをつかむ入口に使えそうです。

 

 

使った参考書の順番など。

① 

 

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amazonアプリケーション入門書部門の中で堂々1位を獲得している本です。とにかく初心者に最適というレビューが多く、ブルーバックス(新書)形式なので読みやすそうだったので借りてきました。VBAの細かい文法規則は飛ばして、とりあえず動くプログラム(この本では請求書)を作成するという目標に向かって書かれた本です。立山さんの本はこの後も何冊も読みましたが、本を読みながら授業を受けている感覚なんですよね。最初から完成品を目指すのではなく、「簡単なプログラミングを作る→これを修正してもう少し高度なプログラミングを作る」というステップバイステップで話が進んでいきます。ちょっと他のプログラミングをいじったことがある人は「あ、ここループ処理使うんだ」と直感的にわかるところがありますが、いきなりループ処理の説明はせず、最初にわざわざ

 Range("A1").value=Range("B1").value

  Range("A2").value=Range("B2").value

  Range("A3").value=Range("B3").value

  Range("A4").value=Range("B4").value

と何行も書かせてから、「めんどくさいでしょ。じつはループ処理っていうのがあって…」みたいな進め方です。だから先の展開がわかる人にとってはちょっとじれったく感じるかもしれません。1冊まるまる作者の言う通り、まじめにコードを書いていても結局自分で応用が利くプログラミングが書けるようにはならない感じがしたので私は3分の2ぐらい読んだところで読み飛ばしてしまいました。

 

 

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VBAを勉強したってアピールするにはやっぱり資格をとりたいなと思ってました。VBAの資格といえば「VBAエキスパート」(MOSの兄弟資格)です。

 

kotatu.hateblo.jp

 この公式参考書が割と基礎から忠実に解説しているという評判だったので購入。最初からVBAの構文についてきちっと解説しているので、通読することで①の参考書で「なんとなく」とらえていたVBAの形にしっかり芯が通ったという感じです。非常に教科書的な書き方をしているので、次から次へ新しいプロパティやメソッドが登場。①のフランクな読み味に比べ退屈ですが、一度ざっと目を通しておくとこの後の勉強で辞書的に使いまわすことができるまさにVBAの「教科書」。

 

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他サイトで紹介されていたので借りてきました(マイナーなのか取り寄せに時間がかかりました)。②で知識はついたものの、実際に自分でプログラムを組むのにどうしたらよいのかわからなかったのですが、この本の場合1つのメソッド、プロパティ解説後簡単な練習問題がついているので自分で手を動かして勉強できるのがいい感じでした。

ちょっとしたプログラミング上の小技も載っているので実践的です。

ただそれぞれの項目が独立しているので、それらを組み合わせて本当に使えるプログラムを作るにはまた別の参考書が必要になります。知識がついてきた人へのドリル問題集って感じですね。

 

 

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③のあとちょっと話が戻っちゃうなと思いながら読んだ本です。でも中級クラスだと思っていた③よりこっちのほうが難しかったです。

 

①の立山さん2冊目です。最初の部分はかなり入門的なことを扱っているのですが、後半はどんどん実践的になります。①とよく似た感じで「計算ドリル」「請求書」の2つのプログラムを作成するのですが、①とは違いかなり「本式のプログラミング」という仕様になっています。様々なプロパティ、メソッドが登場し、②,③で身につけた知識を実際にはこのように役立てていくのか!とやっとVBA構文と使えるプログラムが結びついた感じでした。ちなみにここまで4冊読んで、はじめてユーザーフォームに触れていたのが本書です。

 

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④を他館から借りたとき、司書さんが気を使って一緒に借りてくれた続編。凄い分厚くてとても読み切れないから返そうと思ったのですが、もったいないから読むことに。この分厚い内容で、作るものと言ったら「スケジュール表」ただ一つのみ。ただしcsvファイルの取り込みからユーザーフォームコントロールなど、内容はかなり高度になってます。立山さんのいつものパターンで、最初に単純でめんどくさい処理をやらせてから、それをコメントアウトしてより高度なプログラムを組んでいくという方式なため、3歩進んで2歩下がる状態。その紆余曲折にこそ意味があるのですが、かなり疲れます。しかも最後の詰め、ユーザーフォームのプログラムを書いている最中になぜかパソコンがフリーズし、その日一日頑張って書いたプログラムが全部飛ぶという事態に見舞われたため気力が尽き、最後までプログラムを完成させることができませんでした。残念。

 

何度も読み返すって本ではないとは思いますが(どこにどの処理が出てくるのか分かりづらいので辞書的使い方には向いてない)、一度は腕試しに挑戦して見てください。

 

ところでこの本のデバック解説は本当にタメになります。②のデバック説明がいまいちわからず「ウォッチウィンドウっていまいちわからない」「ステップ処理とは?」「エラーが出たときってどうすればいいの?」みたいな状態だったのが、一気にエラー処理に強くなりました。

 

 

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この本はちょっと独特でした。VBAをちゃんと学ぶというより、仕事でとりあえずVBAを使ってexcelを自動化したいっていう人向けみたいです。詳細なプロパティ等についての解説はなく、仕事のいろいろな場面での「困った」をこんなふうにVBAに書き出せば解決できますよという本です。そういう意味ではとても実践的です。体系的にVBAを学びたいって人には不向きですが、とりあえずVBAを使えるようになりたいという人にはありがたい本だと思います。簡単ではありますがユーザーフォームについても言及してます。

 

 

 

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現在勉強しているのがこれ。またもや立山さんですが、今までの本のようなもどかしさはなく、とても簡潔。「今日から使える」というだけあって、かなり豊富なプログラミング例が載っています。簡単なプロパティやメソッドの解説がありますが、まったくVBAに触れたことがない人が読むには少し難しいかもしれません。ただVBAの基礎をつけてから読むと、すごくわかりやすいです。VBAでここまでできるのか、とワクワクしながら読めます。基本のプログラムに加え、応用編もついていますのでちょっと背伸びしたVBAも学べます。さらに今までの知識を動員すると、オリジナルのVBAが出来上がるので付録のプログラム例をいじるのが今の楽しみです。

この本一冊で

・ウェブクエリの操作

・ワードやアウトルックなどほかのオフィスソフトとの連携

・グラフやオートシェイプの制御

などもできちゃいます。

 ⑧

 

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②の上位バージョンも購入です。

②よりレベルは格段に上がっていますが①~⑦までの本を一通り読んできているので、内容はそんなに目新しくはありません。ですが②同様に内容は体系的で、用語解説もしっかりしているので知識のまとめに・辞書的に使える良書だと思います。

 

結局立山さんの本で使えるVBAを学びつつ②や⑧などのVBAエキスパート系教科書で知識をまとめるのが私にとっては最善かなと思います。実戦形式だけでは知識がばらばらになりやすく、かといって教科書だけでは単調で面白くないですからね。もし良いプログラミングができたらコードを上げたいと思います。

パソコン新調しました。

事務職に興味があるのならExcelにもう一つ武器をつけておきたいって感じで、最近VBAをやっているんですが、結構面白くてはまりそうです。その前にHTMLとCSSも勉強していたんですけど、VBAの方がより数学的思考の強いプログラミングって感じですね。crowdworksなんかでもVBAの仕事は結構あるので、もし副業につながったらうれしいなと思ってやっています。現在はライティングの仕事ばかりですが、独学でやったことがお金につながるんならうれしいですね。

 

C言語Javascriptは数学教員の免許を取るときに軽く学んでいたのですが(現在では全く覚えていません)、VBA入門は初めて。そもそもパソコンにexcelが入っていないんで、office 365 soloの契約を復活させ、月額料金を払おうか迷いました。でもよく考えたらうちにはMSofficeの入ったNECさんがあるんですよ。ただしバージョンはxpですけどね。バッテリーはとっくに切れてますど、電源につなげばまだまだ使える不死身のノートパソコンNEC LAVIE。御年は15年になります。

 

多くのVBA参考書はMsoffice2003クラスにも対応してますし、サンプルファイルもXP上でも動くので、本格的にVBAを動かせるようになるまでは旧パソコンで練習することにしました。またも格安でVBAを勉強するつもりです。

 

最近パソコンを買い替えました。WINDOWS10無料導入後、重たくなってしまった6年前の東芝DYNABOOKからまたNECに返り咲きました。東芝さんは突然電源が落ちるようになってしまったため限界…。

 

今回は初中古パソコンに挑戦。WPSOFFICE(旧kingsoft office)が無料でついてきました。NECは丈夫なイメージがあったので中古で何年もつか、試してみたいですね。クーポン利用で16000円台でした。

 

中古でパソコン買うならMARプログラムというマイクロソフト公認の再生プログラムに参加している業者がいいんだそうですよ。

 

store.shopping.yahoo.co.jp

↑結構きれいなPCが届きました。無線LANアダプタ付き。

ちょっと期待していたものの、充電は全然できないんですね。バッテリーは保証外だから仕方ないんですが。

 

corei3・SSDになって、作業自体はとても快適です。

Microsoft fficeを購入してないのに、Micoroft Office Specialist(MOS)2016を受験してきた(参考書など)。

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私のパソコンは価格を抑えるためにMicrosoft Officeなしバージョンで購入しています。代わりにずっとEIofficeという互換製品を使っていたのですが、windows10に無料期間を利用してアップデートしたところ調子がガタガタになってしまいました。で、しばらくLibre officeという無料officeソフトで時間稼ぎをしていたのですが、それが6年前の疲れたパソコンには重すぎたようで動作はかくかく。

 

そんな状態でしたが、ちょっと事務職にも憧れが出てきた私は、MOSMicrosoft Office Specialist)の資格に興味を持ち出しました。

 

mos.odyssey-com.co.jp

 

現在の職場ではパソコン関係で質問されることが多く、「パソコンできる人」と思われているにもかかわらず、独学でお勉強してきた身としては転職時に履歴書に書けるパソコン技能の証明がないのです(高校時代にとったパソコン資格はありますが古すぎて書けない)。そこでもしもの転職時に備えて国際標準のMOSを取得してみようという気になったのです。

 

ところがここで問題が。

 

MOS資格受験のためには当然Microsoft Officeの操作に慣れなくてはいけない。MOS対策の問題集で模擬試験を受けるためにもパソコンにはMSオフィスがインストールされてなきゃいけません。

 

しかし前述のとおり私のパソコンにはMSオフィスの互換ソフトしか導入されていないので練習のしようがないのです。

 

これから必要になるかもしれないし、MSオフィス買おうかなと思い価格を調べてびっくり。以前より高くなっているじゃないですか!

 

というのも最近のMSオフィスは2ライセンス形式で、2台のパソコンで使えるんだそうで…でも別に1台分のライセンスで十分なんですけど…

 

MOSはただでさえ受験料が1科目1万円以上するバカ高い試験。そこにオフィスソフトまで購入するとワード、エクセル2種類で4万円以上かかってしまうんです。

 

そんなにお金をかけたくない。

 

そんな一心で調べたところ、MSオフィスには試用版があることがわかりました。

 

厳密にいうと最近のMSオフィスはサブスクリプション方式で利用することができるんです(office 365 soloというサービスです)。1か月1274円でオフィスソフトが使い放題に。で、クレジットカード番号を入力してサブスクリプション契約を結ぶと1か月だけ使用期間として無料でMSオフィスを使うことができるんです。この契約はいつでも解除できるので、無料期間が過ぎる前に契約解除すれば料金はかかりません。ただし、1か月を過ぎると自動で契約更新になり、その時点で1274円が引き落とされてしまうので期限に注意しなければなりません。

 

MOS試験の難易度はそんなに高くない、という感じがしていた私はこの無料期間中にMOS受験対策をして、MSオフィスソフトに一切お金をかけないまま合格を手にしようと考えました。

 

そこで、受験の日のちょうど一か月前にMSオフィスの試用版をパソコンにダウンロードしたのです。受験勉強はそのときまで、テキスト読んでいるだけ。

※実はMSオフィスの試用版は解約後も1か月ぐらいは移行期間として使用できるみたいです(更新してくださいって通知は頻繁に出ますが)。それさえ分かっていれば、こんなぎりぎりの勉強計画立てなかったのですが。

 

で、実際試用版でも模擬試験プログラムは動きました。ただ知っている、使えていると思っていたwordやexcelなんですが、試験勉強してみると意外と知らない機能があったり、あいまいにしていた部分があったりしてけっこう攻略に時間がかかりました。つまり結構学ぶところが多かったわけです。

 

スケジュールとしては

①試験10日前までテキストに沿って、機能を学ぶ。テキストの確認問題を解く。

②テキストについていた模擬試験プログラムがおおむね正解率100パーセントになるまで解く。

③無料でダウンロードできる模擬試験プログラムで確認(1日前)。

④試験前に苦手な個所をまとめたメモと、テキストの付箋箇所を見直す(当日)。

 

って感じでした。

 

 

①について

使ったテキストはFOM出版と日経BP社のもの。っていうかMOS対策テキストとしてはこれ2社以外ほとんど選択肢がない。

 

Word対策の本が2冊ある理由を説明しましょう。

日経BPの方がFOM出版より価格が安いのがポイントでしたが、説明は丁寧だが内容が不十分等のレビューを見つけたため、迷いがありました。どちらも模擬試験付きということでしたが、難易度が高そうなエクセルはFOM出版で詳しく練習し、簡単に攻略できそうなワードは日経BPで安く間に合わせることに。

 

ところが届いてみてびっくり。FOM出版の方は模擬試験が5回ついている(DVD収録)のに対し、日経BPの方はたったの一回のみ。しかもこの模擬試験、ダウンロード版で別に本を購入していなくてもだれでも入手可能なものだったのです。DVDがついてないとは商品説明に書いてあったけど、まさか1回しか模擬試験がないなんて… 

 

どうやら日経BPは攻略問題集というのが別に出版されていて、模擬試験を充実させたいならこちらを合わせて購入しないと駄目だったんですね。ただword2016に対応した問題集は試験発売日が来ておらず、買うこともできませんでした。

結局FOM出版のWord対策本を買うことになり、想定外の出費となりました。

※悲しかったので合格後は三冊ともヤフオクで売り飛ばしてしまいました。MOSの参考書は人気があるのでバージョンが新しければ(Office2016系)、書き込みがいっぱいあっても買い手があるのがうれしいです。ただ著作権上の問題から付属のDVDは売ってはいけないみたいですね。

 

結論から言うとFOM出版の方は、確認問題、章末問題が充実しており、模擬試験のレベルも高い(本試験より難しいような気がします)。日経BPの方は項目ごとの確認問題もないので、頼りなく感じました。FOM出版の参考書は本試験以上の内容がテキストに盛り込まれているような気がし、全部攻略しようとすると骨が折れるのですが、やはり問題が充実しているため独学者にはとても勉強しやすいと思います。1冊やりこめば高得点で合格できますよ。

 

②について

MOS勉強のブログやamazonレビューを見るとFOM出版の模擬試験が100パーセントの正解率になるまでやりこむって書いてあるので頑張ったんですが、ぜんぜん取れませんでした。まず最初にやった時半分以下の点数しか取れなくてすごく不安になりました。回答をみて、もう一度挑戦しても7割ぐらいしか取れず、ドキドキものでした。どうやら操作手順によって正解していても自動採点ではねられることがあるみたいです。何度やっても最高で8割ぐらいしかとれなかった模擬試験もありました。こんなんで大丈夫か?と思ったんですが、その後日経BPの模擬をやったらレベルが全然違うような…模擬試験はとりあえず解説が頭に入ればOKってことにしてあんまり完璧にこだわらないほうがいいかもしれません。どうせまったく同じ問題が本試験に出るわけではないですから。

 

③について

日経BPでエクセルの参考書は買っていないんだけど、サイトから誰でも模擬試験のプログラムがダウンロードできたので、エクセルバージョンも利用させてもらいました。

 

本試験

結果はエクセルが2問ミス、ワードが1問ミス。でも合格点数としては全然問題なかったです。試験終了と同時に自動採点されてその場で合否がわかっちゃうんですね!ちょっともったいない気がするのはなぜ…。

 

 

頭に入る人物集のつくり方

※この記事にはプロモーション(Amazonアソシエイト)が含まれています。

 

kotatu.hateblo.jp

 ここで紹介した、各科目に共通して出てくる人物をまとめる方法です。っていうか人名はどの科目に出てこようが、一所にまとめてしまうと便利です。新しく出会った人名はこの人物表に付け足していけばいいんです。

 

完成形

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1.ルーズリーフに枠線を引く

私は表計算ソフトを利用して線を引きました。手書きでもいいです。でもパソコンソフトで作ることをお勧めします。なぜなら2の作業がしやすいから。

2.人物名と人物情報をメモ。

 

人物情報と人物名を記入していきます。また著作も重要です。『』で付け足していきます。人物情報は教科書や参考書からとってくるだけでなく、ネットの情報(wikipediaなど)も積極的に利用します。なぜなら教科書や参考書に書かれている情報って簡潔であんまりおもしろくないのです。でもネットで人名検索をすると、その人の面白エピソードとか、施設や著書のくわしい内容がみられるからです。

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この写真のマクミラン姉妹や倉橋惣三の項はかなり詳しく、頭に入りやすいように書いています。長文を書きうつすのは骨が折れるので、やはりパソコンで制作した方が時間の節約になります。ただし、新しく付け足したい人物が増えた時は欄外に手書きした方が早いです(;・・

3.重要事項が頭に入りやすいような工夫を

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またまたみえにくいですけど、写真の人物名の文字の横にごちゃごちゃと鉛筆で書き込みがありますよね。これ、「国」「著書2つ」「言葉」なんて書いてあります。つまりこの人物の国、著作2つ、重要なキーワードを答えてってことです。保育士試験は選択解答なので、間違い探しのようなもの。「イギリスの〇〇が考案した~」みたいな文が出た時に、あ、この人ドイツ人だから違うなって判断しなければなりません。そのためにはただ人物名を覚えるだけでは×。その人物からいろいろな属性を連想できるようにならないとだめなんです。そのために人物名だけでなく、他の要素を引き出せるようなメモを書き足しました。これで右を隠しても、左を隠しても勉強できる人物暗記ノートの出来上がりです。

 

保育士試験についてまとめた本を書きました!

 

 

 

バインダーをフル活用して、暗記事項をまとめる

 

お久しぶりです。今回は膨大な暗記事項がある保育士試験を攻略するために、私がしたことを書いてみます。

保育士試験の科目は全部で9科目!4か月後の受験を目指す時間のない私にとっては殺人的な量でした。9科目別々に教科書が出ているようなんですが、とても全部は読み切れないので先の記事に書いた上下二冊の教科書を使って最初に概要だけを抑えたんです。

 

 

 

そのあと毎日必ず寝る前に1問1答集を解くことを心掛けました。分からないところはネットで検索して調べる(通信教育に質問していると回答までに時間がかかるのでちょっとしたことは自分で調べた方が早かった)。他の問題集や1問1答集も本屋で物色する。そうしているうちに気が付くことがありました。

 

・確かに保育士試験は9科目あるけれどしかし実はそれぞれかぶる分野がある。たとえば数学と国語と社会みたいにそれぞれ独立しているわけではない。かぶるところはまとめて暗記した方がよい。そして暗記しなければいけない事項はバラバラに問題を解くより、網羅的にまとめた方がよい。

  EX)年表、人物名、法令など

 

・略式の教科書を使う以上、当然だが抜けている事項がたくさんある。手元にある教科書で基本の流れだけ抑えたら、抜けている知識を過去問や別の問題集で確認し、付け足していきたい。

 

これを可能にするために、私が行ったのがズバリ「バインダー作戦」。

 

これは私が勉強するときよく使う手で、普通の重要事項をまとめたノートとはちょっと違う。コンセプトは「自分で作る問題集」「本番前にこれさえ見直しておけば安心」っていう代物です。

 

まず市販のルーズリーフを閉じることができるバインダーを用意します。できればたくさん枚数が入るやつがいいです。バインダーの取り外しが簡単で丈夫な奴。(私は100円ショップのものを使いましたが、かなり使い込んだため、本番後にバインダー部分が壊れてしまいました。)

 

最初に各科目で横断的に使用する項目のページを作ります。

 ・年表

 ・人物名

 ・子どもの発達段階

 

など。ベースは参考書の巻末付録からコピーしたものでいいのですが、そこにガンガン知識を書き込んでいきます。自作してもOK。詳細は別のページで紹介しようと思います。

 

次に各科目のまとめを作ります。ただまとめるだけではなく、自分が間違えやすそうな言葉を並べることがポイント。ここには毎日見返している1問1答集に書いてある知識や最初に作った年表や人物名に出てくる事項は書きません。なぜなら勉強範囲がかぶるから。試験前にはかならず1問1答集とバインダーを最初から見直すようにするのですから、なるべく同じ事項が出てこないようにバインダーをまとめていきます。知識をかぶれせてバインダーノートを作るとバインダーの量が膨大になってしまって、見直すのに時間がかかってしまうんです。極力新しい知識を、最小の形で書くことを心掛けます。

 

また、見直すときただ漫然と読むのではなく、頭を使って読むようにする工夫も必要です。例えば

 

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汚くて申し訳ないんですが、左がキーワード、右が用語や人物名になっています。オリジナル用語集になっているので、右を隠したり、左を隠したりして連想できる言葉を頭

に思い浮かべながら見直します。

 

他にも、発達曲線の表や、教科書の重要そうなまとめページをどんどんコピーして貼り付けていきます。 

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