ごろごろ独学勉強部屋

資格取得や独学、通信制大学についての記事を書いています。

MENU

close
×

ウェブ試験 ①

 近畿大学は一度も外に出ずに図書館司書資格が取れると以下の記事で書きましたが、

kotatu.hateblo.jp

これを可能にしているのは科目終末試験をネット上で受験できるウェブ試験とスクーリングの代わりとなる動画授業メディア授業の2つです。

 

ウェブ試験は会場で受ける科目終末試験と同じ日に指定された時刻にパソコン上で開催される試験。便利ですがネット回線が不安定だと開始時刻になっても速やかに答案入力画面が表示されないといった自体も起こります。有線での受験が推奨されていましたが、モデムもルーターも一階の電話機の近くに備え付けであり、パソコンは2階の自室にあるという環境のため、しかたなく無線LANでの受験と相成りました。何度か受験時刻になっても、入力画面が表示されず、KULeDトップ画面からログインしなおしたことがあります。この手間だけで3~5分ほどロスしますので、けっこう痛いです。

ちなみに会場受験の場合、あらかじめ20題が出題される問題として分かっており(入学時に科目終末試験問題集として冊子でもらえる)、解答を事前に作って臨めばいいのですが、ウェブ試験では当日答案入力画面を見るまでどんな問題が出るか分かりません(そのかわりどんな資料を見て答えても良いのが利点です)。会場受験以上にスピードが要求されるのです。

あらかじめ問題が分かっているほうが解答は練りやすく、落ち着いて受験できるかもしれません。しかし私は一度も会場受験をしませんでした。

理由の1つは時間です。私はかなりギリギリの日程で最短卒業(1年)を目指していました(最終的に科目終末試験日と図書館司書採用試験の日が重なってしまったため1年半での卒業になりましたが)。仕事やメディア授業のことも考えれば司書+司書教諭の科目をすべて取りきるには1回の試験で2科目以上は受験しなければなりませんでした。すると1回の試験に40題の解答を用意しなければいけないのです。これはなかなか時間のいる作業です。レポートも並行して書くとなると私にはとてもできないことでした。

 

理由の2つ目は仮に自分で練った解答を用意していっても正しい解答かどうかは分からないから。レポートでも「よくできた」と思ったものが再提出になることがありますよね。せっかく20題分の解答を作り、(会場受験では持ち込み厳禁ですから)丸暗記したとしてもそれで合格できるのかは分からないのです。これでは手間と時間が無駄になりそうだと思ったからです。

 

そして最期の理由は私が本番型だから。試験本番になると気合の入り方が違うし、集中力も120%になるタイプです。事前に時間がある状態で解答を考えているとどうしてもだらだらになってよいものがかけないのです。レポートですら下書きをするとあまりいいものが書けない人です。その場で提示された問題に時間いっぱい集中するのが私にとっての最善のテスト対策でした。おかげで科目終末試験に落ちたことは1度も無く卒業することができました。

 

これは私の個人的感想なので会場受験の方が向いている人ももちろんいると思います。時間がある場合はじっくり科目終末試験問題集と向き合ったほうが学習も深まるはずです。あくまで、私の場合は、ですよ。

 

KULeDでレポートを作成する 再提出時のちょっとしたコツ

今回はちょっとしたこぼれ話を。

 

近畿大学通信教育部で司書資格を取ったとき、私はレポートをすべてKULeDで作成しました。リアルタイムで提出、採点も早く便利なKULeDですが、困ったのは不正防止のためコピー、ペーストが機能しないよう設定されていること。文章の入れかえなど、ワードソフトで簡単にできる操作が使えないので、結構ストレスがたまります。そしてレポートが不合格だった場合の再提出時ですが、レポートの一部のみを修正せよという講評がついた場合、その一部以外は前のレポートを丸写ししないといけません。コピペが使えれば楽ですがそれができないので、前のレポートを見つつもう一度ちまちまキーボードをたたかないといけないのです。手書きのレポート修正に比べればたいした手間ではないのですが、私にとっては前のレポートをどうやって参照したらいいのかというのが課題でした。私は試験から逆算してギリギリの日程で学習していたためレポートを書くときに下書きをつくらなかったのです。時間短縮のためと、性格的にいきなり本番のレポートを入力した方が緊張感がありいいレポートが書けるタイプだったからなのですが、おかげで再提出をするときに前のレポートが表示されているブラウザと新しいレポートを入力するブラウザを二つ並べて前のレポートと見比べながらレポートを作成しなければならないわけです。

しかしここで問題点が…

KULeDは複数のブラウザで開けないという設定になっているんです!

KULeDを複数のブラウザで開くと正常にレポートが提出できないという注意書きが作成画面に出てくるのです。

 

そこで私が取った手段がこちら。

 

スクリーンキャプチャを使ってブラウザに表示されたレポート画面そのものをコピー画像化する。

(スクリーンキャプチャとは・・・パソコンについているPRTSCのキーをおすと、そのときパソコンに表示されている画面を画像形式でコピーできる機能です。)

画像をワードソフトにはりつける。画像をトリミングして、文字を見やすくする。

ブラウザとワードソフトの画面を並べて、レポートを入力。

 

スクリーンキャプチャの機能はメディア授業の際にも役に立つので、覚えておくといいですよ。

 

KULeDでレポートを提出しよう 

畿大学の通信教育で単位をとるためにはレポートを提出し、科目終末試験に合格する必要があります。

流れ
レポートを提出する(合否関係なく提出だけで試験を受ける資格を得ることができる)→

試験の申し込みをする(申込期間は1週間程度 結構短いので注意)→

試験を受ける→

レポート・試験両方合格で単位認定


 レポートは提出するだけで合否に関わらず試験が受けられます。逆に言えばレポートを提出しない限り科目終末試験を受験できません。レポートはいつでも何度でも再提出できますが、試験は決まった日にしか受けることができません。しかも近畿大学通信教育の試験では科目によって午前しか受けられない、午後しか受けられないなどの制限があります。計画的な受験のためにもレポートはなるべく早く提出しましょう。

  私はKULeDですべてのレポートを作成しました。完成してすぐに提出することができたり、スマートフォンでも採点結果を見ることができたり(KULeDサポート対象外の端末でも、閲覧だけなら可能な場合がありました)、KULeDでのレポート作成はとても便利です。手書きのレポートを提出たことがないので正確な比較はできませんが、KULeDで提出したレポートは採点されるまでの期間も短いようです。最も早かったのは「児童サービス論」のレポートで、提出した次の日には採点結果がわかる超スピード返却。(ただこの科目はその分受かりにくいのですが。)

 ただし、KULeDでは不正防止のためコピーとペースト機能がつかえません。文の順番を入れかえたいなどのちょっとした修正も普通のワープロソフトを使うように便利にはいきません。レポート推敲のための十分な時間がある方や文章が苦手という方は、最初にワードソフトで下書きをした後に、KULeDに入力したほうがよいでしょう。メモ帳でもよいのですが、2000文字入力という制限があるので、文字カウント機能のついているワードソフトがいいと思います。OFFICE系ならたいていついているはず。用紙の設定で文字数を1枚1000文字ぐらいに設定した上で、ときどき文字カウントしながらどのぐらい書けているのかチェックします。

ただ私は時間がないときは下書きなしで直接KULeDのレポート入力画面に打ち込んでいました。ワードソフトを使って書くとどうしても緊張感に欠けてあまり筆が進まないのです。ワードソフトをつかってレポートを書くと書き上げるまでに1週間ほどかかってしまいます。しかも、ワードのほうでは推敲したつもりなのにKULeD入力時に誤入力して漢字をまちがえたり…時間がかかったレポートが再提出になったときは疲れてやる気にならなかったり。繰り返しますがレポートは1度出してしまえば再提出判定でも、テストを受けることができます。1年で単位をすべてとろうと考えていると、ほぼ毎月テストを受けていかなければなりませんから、最短コースを目指すならとにかくレポートを効率よく作成することが大切です。

こたつで勉強の工夫

アクセス解析をみていたら、「こたつ 勉強 工夫」ってキーワードで訪れている方がいたので。

 

「ブログについて」でも書きましたけど、社会人になってから机で勉強した記憶が無いです。小学生のときに買って貰った勉強机いまだに部屋にありますが、参考書の山に隠れてただの本棚になっています。

 

こたつで勉強するに当たって、何が必要かな?って考えてみました。

 

①教科書や参考書を置くスペース

あなたのこたつはどこにありますか?居間ですか?自分の部屋ですか?こたつと勉強机の違いの1つにそばに本棚や引き出しがあるかがあると思います。勉強に集中するためには近場に必要なものがあるということが大切です。自分の部屋にあるこたつで勉強しているなら、そばにラックや小さめの棚を設置することをお奨めします。そこに本日勉強で使うための教科書参考書をあらかじめどさっといれておきます。居間でやるならダンボール等適当な箱に必要なものを集めてください。ノートや紙も、筆記用具もです。その上でこたつにはいって勉強を開始します。こたつに入った人、特に冬ですね、入った人は皆言います。一度入ったら出られないって。これがこたつの魔力ですが、勉強においては重要な要素です。一度入ったら出られない、その場から動けないということは、手持ちの勉強道具で勉強するしかないってことです。ゲームをするにもマンガを読むにも休憩にコーヒーを飲むのも一度はこたつからでなければなりません。でも一度こたつに入ったら出るのは至難の技。だから勉強しましょう。居間にあるこたつの場合、正面にTVがある場合がありますが、この時はリモコンを手の届かない遠くにおいておくことです。そう、こたつから出ないと届かないような遠くに。けしてトイレに行ったときにマンガをとってきてはいけません。

必要な参考書が手元に無いことに気がつくと一気にやる気がなくなるので、最初に以下に必要なものを集めておけるかが大切です。

 

②座椅子

こたつにずっと入っていると猫背になってきます。どうしても前かがみになってきます。そのまま机に突っ伏してしまえば確実にあなたは寝てしまうでしょう。これを防ぐために座椅子を用意すると良いです。背もたれが何段階か変化するやつを。座椅子の背もたれが垂直になるようにセットして勉強します。けっこう背筋がのびますし、長時間座っていてもおしりが痛くなりません。疲れたときは軽く倒しても良いと思いますが、そのまま寝てしまうと腰を痛めるので注意しましょう。

 

 

他になにかおもいついたら、また更新します。

ネット銀行と通信教育

今回はちょっと視点を変えてネット銀行について書こうと思います。

 

最近の通信教育ではネット環境を整備しているところが多く、動画での授業やネット上での試験が可能になっています。近畿大学通信教育部ではポータルサイトKULeDを整備、メディア授業視聴や科目終末試験のWeb受験が可能です。おかげで司書の資格を1度も外に出ずにとることができます。

 

各種手続きもKULeD上でほとんど可能です。科目終末試験の受験申し込み、追加科目の受講申し込み、各種証明書の申し込みなど、各種手続きのメニューから選択していけば簡単にできます。受付時間なども気にしないで申請できるので深夜しか時間がないような忙しい人でも大丈夫です。いちいち封筒を用意して切手を貼る手間もいらないので私はほとんどこれで各種手続きをしました。

 

さて、たとえば科目終末試験の申し込みを行った場合、受験料を払わなくてはいけません。証明書の発行でも発行手数料が必要です。このとき画面に表示される金額を指定された大学の口座に振り込むのですが、パソコンで振り込み手続きができればとても便利です。

こんなときネット銀行に一つ口座を持っていると楽チンです。KULeDとおなじく深夜でも振込み予約を受け付けてくれますし、KULeDが表示されたブラウザをネット銀行が表示されているブラウザの横に並べて口座番号と金額をうつすだけですから。それにネット銀行は手数料が普通の銀行に比べて格安です。無料というところすらあります。

 

私が使っているネット銀行は住信SBI銀行とじぶん銀行です。住信SBIは1月に3回までは無料で振込ができます(最近規定が変わったらしいので回数が変わったかもしれません)。じぶん銀行auユーザーなら電話番号と口座をひも付けすれば何回他行に振り込んでも手数料無料でした(これも去年に規定が変わって回数制限がつきましたが)。回数オーバーしても普通の銀行でとられる手数料の半分以下で振込みができます。ちりも積もれば山となる、通算すると結構お得ですよ。

 

ちなみにネットの銀行にお金を預けるのが不安という方、私もそうです。なのでネット銀行には常に1万以下しか預金していません。必要なときだけコンビニのATMで必要な金額のみを入金し、すぐに振り込み手続きをしてしまいます。金利も普通の銀行より高いようですが、まず多額のお金を預ける気にはなりません。銀行にとっては迷惑なお客かもしれません。

 

情報サービス演習と情報資源組織演習の注意点

 今回は「情報サービス演習」と「情報資源組織演習」を受講する際の注意点について照会しようと思います。

 

この2つの科目はスクーリング科目です。スクーリングについての説明は以下の記事で紹介しています。

kotatu.hateblo.jp

 

この2科目は受講申し込み条件というのがありまして、入門科目にあたる科目のレポートを提出してから出ないとスクーリングやメディア授業に受講申し込みできません。「情報サービス演習」受講申し込みのためには「情報サービス論」のレポートを、「情報資源組織演習」のためには「情報資源組織論」のレポートをそれぞれ提出している必要があります。

 

「情報サービス演習」と「情報資源組織演習」は「スクーリングについて」で書いたようにメディア授業で取得する方が費用、日程の負担が少ないです。しかし年に2回しか開講されず、受講申し込みの期間も2週間しかありません。しかもその申し込み期間は4月の頭と10月の頭です。4月入学生、10月入学生がこの期間に申し込むためには2週間中にレポートを提出して受理されたことを確認し、なおかつ受講申し込み申請を郵送あるいはKULeD上で行わなければなりません。

余裕のある方は入学手続きを早めに済ませ、教材をできるかぎり早急に手に入れて入学の段階でレポートを完成させておくことをお奨めします。入学手続き自体は早めにできたはず、そうすれば教材の発送も早くなります(詳しくは事務局に問い合わせてみてください)。

 

私はギリギリの入学だったため間に合いませんでした。1年で卒業を目指す場合、1回目の受講申し込みを逃すとメディア受講のチャンスはあと1回しかなくなります。その1回に落ちた場合は卒業を半年延ばすか、スクーリングに出かけて面接授業を受けるかどちらかになるので負担が増えてしまいます。この情報を知った人が余裕のある受講計画を立ててくれることを願います。

スクーリングについて

 近畿大学通信教育部図書館司書コースで司書資格を取得しようと勉強する人に向けて、スムーズな単位取得のために必要な情報を書いて行こうと思います。

 

今回は情報サービス演習と情報資源組織演習について。

 

この2つはスクーリングを受けないと単位取得できない科目です。スクーリング、つまり面接授業とは学校に行って直接授業を受けること。通信制の大学でも、スクーリングを受けないといけない科目は存在します。夏休みやゴールデンウィークなどの連休中に開講されることが多く、スクーリング中の3日間は連続して授業に出席しなければなりません。日程によって近畿大学以外の各地方大学でも開講されることがあるので、遠方の学生は近場で受講できないか入学時に送られてくる開講予定冊子を確認しましょう。

 

ただ、最近の通信教育はネット環境を利用してすさまじく発展しており、司書資格に必要な情報サービス演習と情報資源組織演習は近畿大学においてはメディア授業でも受講することが可能になっています。メディア授業とは近畿大学通信教育部のポータルサイトKULeDから配信されている動画を見て受講する遠隔方式のスクーリングのこと。ネット上で受けられる中間テスト数回と科目終末テスト1回に合格すれば単位を取得できます。このメディア授業とネットでの科目終末試験のおかげで、私は一度も外出せずに司書資格を取ることができました(笑)。近畿大学にも1度も行ってません。

 

ただ佛教大学で数学の教員免許を取ったとき思ったのですが、スクーリングにでかけ、同じ目標を持った仲間と出会い、短い間でしたが交流をするというのも悪くない体験です(佛教大学でもメディア授業はありましたが動画での授業+学校での授業、2つを満たさないと単位取得できない)。日程を甘めにとって、余った時間で京都観光っていうのも素敵な時間でした。

 

でも遠方で授業をうけるのは社会人には大変なことです。まず日程の調整をしないといけません。また3日連続して授業を受けるには泊りがけになるので宿を確保しなければなりません。大学側で宿を斡旋してくれるわけではないので自分で探すことになるのですが連休中に開かれることの多いスクーリング、早めに予約を取っていかないとすぐあぶれてしまいます。安い部屋はいっぱいでなくなく高めの部屋を予約しなくてはならなくなるかもしれません(←佛教大学のときの私がこれ。お盆の京都、1人部屋が無くて4人部屋を取る羽目に)。

 

一番に費用の問題もあります。遠方から大阪に行くまでの交通費、宿代3日分。これが2科目だから2倍。メディア授業で受講するのと、面接授業に近畿大学まで行くのでは費用の面でかなり差が出てくると思います。お安くすませたい人、忙しい人にとってメディア授業で単位が取得できる近畿大学はかなりありがたい存在といえるのです。

にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村

↑お気に召したらどうぞクリックをお願いします。