ごろごろ独学勉強部屋

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線形代数について

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佛大の幾何は難しいと書きましたが、

kotatu.hateblo.jp

線形代数については普通です。

正確には「線形代数及び整数論」という科目です。

レポートでは線形代数(数Ⅲであつかう行列式の発展版)を中心に、スクーリングでは整数論を中心に勉強します。

整数論は昔は発展項目でしたが、現在では文系の学生でも勉強しなければならない分野なので押さえておきたいところですね。

私は大学時代は文系にもかかわらず、「暗号理論」にときめいて、教養授業として出席したり、その手の本を趣味で読んでいたりしたので、整数論の授業は楽しかったです。担当の教授もちょっとお茶目なおじいさんでとてもよかったです。

さて、線形代数及び整数論の場合、教科書が結構詳しくできているので、ざっと読むことで知識をつけることができますが、やはり書き方が固いのと練習不足に陥る可能性があります。

そこでお勧めなのが、この本。

 

教科書巻末でも参考文献として紹介されているのですが、「数学おばさん」を自称する石村園子さんの「やさしくまなべるシリーズ」です。

高校までの数学参考書には、塾講師が書いたかみ砕いた説明、豊富な演習が載っている素晴らしい参考書が山ほどありますが、大学数学になると途端に固い記述の本ばかりになってしまいますよね。

そんなあなたの救世主になるのがこのシリーズです。

よく使う公式をきちんとまとめ、豊富な演習とともに学ぶことができるので「大学受験勉強」を経験した人にとっては、とても学びやすい本なんですね。

この本をちゃんと勉強することで、線形代数の勉強はばっちりです。

 

 

あとは、整数論なんですが、教科書の問題をちゃんと見ておくだけでもなんとかなると思います。高校数学の分野で整数論を扱っている参考書もあるので、そちらを見るのも良いかと。

佐々木さんの整数論の本が一番まとまっていますかね。

 

また暗号理論はおもしろいのでブルーバックスなんかで知識を深めておくと楽しいかもしれません。

                              

位相(幾何学)を攻略!参考書や勉強法など

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こんばんは。

佛教大学通信教育部で高校数学教員免許を取得したときの話をします。

このとき、一番の難関だった科目は間違いなく幾何学でした。

幾何学というと、図形の勉強をすればいいと思いますか?

佛大の幾何ではほとんど一般的に言う図形は出てきません。

もっと広い意味での空間というものについて勉強します。

最初に論理や集合について学びます。

ド・モルガンの定理など高校数学で覚えがある方もいるのではないでしょうか。

あの集合論を空間にも適用してるかんじです。

正直、普通に高校数学で勉強する微積とか、三角関数とかとはかけ離れた世界です。空間の無限性のようなものが味わえる、ある意味哲学的な内容なのですが、とにかく記号が沢山出てきて意味不明です。レポートはパソコンで書きたい派の私でもあのややこしい記号を入力することができず、汚い字でごちゃごちゃのレポートを書き上げる羽目になりました。

ともかく教科書を読んだだけでは、どんな学問かもさっぱりわからない、当然レポートもかけないのでまずよりかみ砕いた解説をしている参考書が必須でした。

そこで見つけたのがこちらの本です。

 

 

 「なっとくする集合・位相」瀬山士郎

内容は佛大の幾何の教科書とかなりオーバーラップしていますが、教科書の3倍はある厚さのこの本、内容が丁寧で読者の興味を引き付けてくれる書き方をしています。作者の瀬山さんは教育学部の教授だそうで、教え方がうまいのでしょうか。高校数学の知識があれば、何とかついていける内容です。時々入る寓話?「ホテル・カントール」のお話も面白い。

 

 

      

次がこちら。30講シリーズから「集合への30講」と「位相への30講」です。「なっとくする集合・位相」にくらべると少し難しいのですが、直感的な例えをしている箇所では「そういうふうに考えるとわかりやすいな」と納得できるところが多々ありました。この本を読んでおいたことで、スクーリングの試験にも役に立ちました。30年近く前に出版されているという長く読み継がれてきた本です。章末問題を解いておくと実力アップにつながります。

 

「集合と位相 そのまま使える答えの書き方」

タイトルがまるで「解答を丸写しにしてね!」みたいな内容なので、びっくりしましたが実はとても分かりやすい集合と位相の解説本。最初に問題で使う概念がざっとまとめあがっていて、問題・解答・解説が提示されます。最初の概念をどのように使って解答を導くのかがよくわかる良書です。コンセプトは学生がつまずきやすいところをいかに解説するか。そのため、勉強していて?となるところをちゃんと説明してくれる「かゆいところにてがとどく」本です。数学のレポートというものは普通の文によるレポートとは違い、どのように書いてよいのか(とくに理数科外からの学習者は)戸惑うのですが、この本を見ると解答の書き方の基礎がばっちりわかるので大学数学の初学者には大変お勧めしたい。姉妹版に

 「微積分と集合 そのまま使える答えの書き方」

微分方程式 そのまま使える答えの書き方」があります。

 

 

実践的に問題をこなしたいときはこちらの本がおすすめです。

「すぐわかる代数」

このブログでたびたび取り上げている石村園子さんの本です。幾何というより集合論の演習に最適です。とても分かりやすく書かれているので、とっかかりの本としてとてもよいです。ただ後半の部分は佛大の幾何学には不要。「群」は範囲じゃないので。でも興味を持ったら勉強してみても良いと思います。

 

 

 

  

 「はじめよう 位相空間」には例題が多く載っており、解説が詳しいです。「解いてみよう 位相空間」の方は問題集ですが、レポートや単位認定試験の問題に似たものが出ています。チェックしておくと、問題が解きやすくなります。

問題演習系でもう一冊。

 

こちらも演習問題が豊富です。解説はあっさり目ですが、やはりレポートや単位認定試験の問題を解く参考になるでしょう。

 

基本的に私がやった勉強は

「なっとくする集合・位相」「30講シリーズ」で、「そもそもどういう勉強をするのか」といった概念をつかみ、

「集合と位相 そのまま使える答えの書き方」で問題演習をし、

他の演習問題系参考書をヒントにレポートや単位認定試験の解答を作るというパターンでした。

どうしてもレポートや単位認定試験の問題がわからないときは、インターネットで問題を検索すると同じようにレポートに困っている人からの投書とそれに対する回答が見れたこともあります。

もちろんこの回答を丸写しにしたら勉強にならないので、参考書で周辺知識を調べて自分の言葉で書き直す必要はありました。

佛大の幾何学攻略のためには、教科書以外にたくさんの本が必要でしたが、おかげで全くの宇宙語に見えた内容が、おぼろげながら見えてきた喜びを味わうことができました。

 

この記録が誰かの役に立てばいいなと思います。

 

 

佛教大学通信教育部で高等学校数学教諭免許取得を目指す人へ

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こんばんは。

私は8年ほど前に佛教大学で高等学校数学教諭免許を取得しました。

佛教大学が私にとって最初の通信大学体験でした。

その後、近畿大学放送大学と渡り歩きましたが、正直一番難しかったのは佛教大学での勉強でした。

(取ろうとした資格の種類が難しかったというのもありますが)

 

記憶が古びてしまう前にその時の学習記録を残しておきたいと思います。

 

通信大学の場合、テキスト学習→レポートを作成する→科目最終試験を受ける→単位認定という順番で単位を取得します。

佛教大学の場合、科目最終試験時は当日にすべての科目が載っている冊子が配られます。冊子の中には1科目につき数問の問題が掲載されていて、その場で発表された問題番号に習ってその中の一問のみを回答します。

 

問題冊子は持ち帰ることができます(近畿大学では前もって問題冊子が配られており、放送大学では問題冊子の持ち帰りは禁止。ただし、のちのちweb上で過去問がアップされます)。

 

問題冊子の中の問題はどうやらローテーションして出題されているらしく、試験対策の場合は冊子の中に載っている該当科目の問題すべてのバリエーションの解答を用意しておけば、たいていの場合対策ができるという感じです。ただし自分が作った解答が正解しているかどうかわかりませんので、試験当日までにブラッシュアップが必要です。ノートの持ち込みは禁止されているので暗記も必要ですね。

 

佛教大学で高等学校数学教員免許を取ろうとすると、まず教員系に共通の科目「日本国憲法」とか「生徒指導の方法」とか英語や体育の科目(体育といっても理論体育で実技は必要じゃないのですが)をそろえなくてはいけません。まあこちらは論述式もしくは丸暗記で解ける問題が多く、数をこなせばなんとか合格できると思います。レポートの難易度も普通です。(私は体育系の科目に全く興味が持てなかったので、ぎりぎりの合格点しか取れませんでしたが)

 

問題は数学専門科目の難易度です。

佛教大学で高校数学教員免許を取得するためには主に

線形代数整数論

微分積分解析学

・確率論・統計学

・論証・集合・位相(幾何学

の4分野を学ぶ必要があります。テキスト学習・レポート・単位認定試験で基礎科目を習得したら、次に応用科目に進みます。応用科目ではスクーリングを受け、最終テストで合格しなければなりません。最終テストの出題内容ははっきりいって何の情報もなく「謎」の一言に尽きます。

 

他にコンピュータープログラムを学ぶ授業も必須で

C言語

・HTML&CSS

Javascript

を勉強します。メディア授業で基礎を勉強してから、こちらもスクーリングを受けに佛教大学に出向かなければなりません。私の同期では北海道から受験しに来ていた人もいましたよ。プログラミングは結構好きな授業でした。結局今でもプログラミングの勉強をしているわけですが、やっぱり試験の内容は謎でした。

 

このように佛教大学で高等学校数学教諭免許を取るのは結構手間がかかります。手間がかかるだけなら何年も勉強を続ければいいのですが、問題は科目の難易度がかなり高いものがあるということです。

 

その筆頭が

論証・集合・位相(幾何学

です。

今はどうだか知りませんが、当時は「超難しい単位」とネット上でも有名でした。テキストは4科目中最も薄いのですが、内容はいくら読んでも「???」って感じの教科書です。スクーリングも激ムズでした。

余りに難しいので、この科目だけ別の大学で取ったという人もいました。

 

 

 

特例を使って幼稚園免許をとるー単位認定試験に合格!

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こんばんは。久々の更新となります。

2月下旬、放送大学より単位認定試験の結果が届き、幼稚園免許の申請の際に必要な5教科すべて合格していることが分かりました!

 

今回の単位認定試験の結果は…

教育課程の意義及び編成の方法(’15)  Ⓐ 
幼児理解の理論及び方法(’15)Ⓐ 
現代日本の教師-仕事と役割-(’15)A 
幼児教育の指導法(’15) Ⓐ 
学校と法(’16)B 

 

となりました。

こちらの記事に受験の詳細を書きましたが、

kotatu.wp.xdomain.jp

やはりメディア授業の2科目はほとんど確認テストの丸暗記でらくらく。

学校と法に関しては、上の記事で書いたように論述の文字数を間違えたため、減点を食らったようです。ただ、それでもB判定だったことを考えると2択問題は問題なく解けたと考えるべきでしょう。章末問題をやりこんだのも良かったと思います。

 

幼児教育の指導法が特Aだったのは意外でした。現代日本の教師同様結構難しく、ぎりぎりの印象があったからです。

 

現代日本の教師はまあこんなものでしょう。Bでもおかしくはなかったと思います。細かい数字を問われることが多く、本当に教科書を読み込まないと難しいと思わせる試験でした。

 

これで保育養成所に通学経験がない状態で保育士、幼稚園教諭の免許をそろえることができたわけです。

 

正直、この仕事をどこまで続けていけるか全くわからないし、この1年はどうやって別の仕事に就こうか考えていたりもしたのですが、幸運なことにこうして免許を取得できたことですしもう少しがんばって経験を伸ばしていこうかなと最近考えています。

 

 

 

 

パブロフ簿記はスゴイよ 日商簿記2級に(格安で3ヶ月で)受かるために

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の後半でチラッと書いた「パブロフ簿記」というアプリについて。 簿記においては仕訳が理解できていることが必須です。すべての取引は仕訳によって成り立っているからです。商品を売る、買う、といった簡単な日常業務から、決算の際の棚卸や利益確定の作業まですべてが仕訳でできています。 つまり仕訳を理解できない以上はいくら簿記を勉強しても先には進めないってことです。 2級には3級以上に膨大な数の仕訳が出てきます。必ず大問の1つは5つ程度の仕訳問題です。また、試算表や貸借対処表、損益計算書を作る際にも決算のための仕訳をおこなうよう指示が出ます。 逆に言えば説明文を見た瞬間にどの勘定科目を使い、どのように仕分けるのか反射的に思いつくようになると簿記がすらすら解けるようになります。 この反射神経を鍛えるのに絶好のアプリがあります。それが「パブロフ簿記」です。 アンドロイド版 play.google.com 価格は600円と有料ですが、お試しの無料(lite)版があるのでスマホとの互換性や問題をちら見するためにこちらのlite版からダウンロードをお奨めします。 play.google.com iphone

パブロフ簿記2級

パブロフ簿記2級

  • yudai yoseda
  • 教育
  • ¥600

itunes.apple.com 3級版もあります。いきなり2級を受ける人で3級の知識に不安がある人、時間的余裕がある人は3級のアプリも買って基礎的な仕訳の知識を確認しておいた方がいいでしょう。 (ただし2級受験まで本当に時間が無い人は「簿記2級のための参考書の話」 で紹介した参考書のみで3級の仕訳をざっとさらって、すぐに2級の仕訳を叩き込みましょう。3級の仕訳は2級ではまずでないのですから。)

 

このアプリをダウンロードして感じた良いとこはこんなところです。

 

①仕訳は選択式。なので選ぶだけ。 貸方、借方の空欄をタップすると候補の勘定科目が出てきてそこから正解を選ぶのですが一から考える必要が無いのですぐに解けるし、すぐに解答が出るので頭に入りやすいです。

 

②丁寧な解説付き 解答画面では結構詳しい解説が出現。なぜ?の疑問を持ち越さず、丸暗記で無い理解が可能。

 

③数字の簡易さ 本当の問題での仕訳は156800円だの、12300円だの数字が大きくややこしいです。問題集などの仕訳も同じ。しかしこのアプリは300円とか500円とか(ほんとうはありえないんだろうけど)簡易な数字を心がけてくれているので出先や隙間時間でも解きやすいです。仕訳の仕組がわかれば大きな数字にも対応できます。

 

④全範囲網羅している上モードが多彩 正直仕訳問題はこのアプリを100パーセント解けるようにしておけば何の心配も無いというぐらい全範囲を網羅しています。また出題率順、分野別、本番に近いテストモードなどさまざまな出題形式を用意しているので自分にあわせた勉強ができます。

 

⑤実践問題の無料ダウンロード アプリを購入すると特典として実践問題が6回分もダウンロードできます。これだけで問題集一冊分には相当すると思います。(古い話になるのでおぼろげですが私のときは過去問だった気がします。おかげで過去問集を購入する代金がういた気がするのです。もし今の特典が過去問ダウンロードでないのなら過去問集を1冊購入することをお奨めします。資格の大原など大手講座では過去問を無料配布しているそうなので利用してみるのもいいですね。)

 

⑥ブログでのサポート 作者の方が公開されているブログ ameblo.jp ではいろいろ簿記の試験に役に立つ情報が公開されています。苦手な箇所はここの解説を読んで理解しました。 ちなみに工業簿記版がこちら。 play.google.com 商業簿記とは違い、仕訳問題ではありません。シュラッター図などを簡略化しています。商業簿記版と比べると若干見劣りするのは工業簿記の性質ゆえだと思います。

 

図を多用するので小さいスマホだと少しみにくいのです。しかし、それでも買っておいて損はありません。商業簿記の参考書と照らし合わせながら使うと頭がすっきりします。 この2つのアプリの問題を99パーセント解けるようになるとだいぶ簿記の見え方が変わってきます。

 

さて、私が簿記の試験に合格してしばらくした頃、パブロフ簿記が書籍化しました。正直泣きました。私の受験のときに出版化されていたら間違いなく買ったでしょう。あまりのことに合格しているにもかかわらず商業簿記版を購入してしまいました(笑) もしこれから簿記を受験する方がいたら、1番にお奨めしたい参考書です。 

 

 

独学HTML&CSSの参考書4選

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Wordpress版サイトができるまでに参考にしたHTMLとCSSの参考書です。数学教員免許取得時代に少しだけHTMLとCSSをいじっていますが、その後ほとんど知識を忘れていたので、初心者とほぼ変わらない状況だった私がこのサイトを作るまでに参考にした本の数々です。 本に入るその前に…私は「Progate」でHTMLとCSSの実践コースを終了しています。(実践コースを学習するには月額980円の有料会員になる必要があります)。詳しくはこちらのリンク集から見てみてください。プログラム関連のリンクの中にあります。

kotatu.wp.xdomain.jp

ProgateのHTML&CSS学習は書いたプログラムがすぐにブラウザに反映されるので、やっていて楽しいです。会員登録すればすぐに学習には入れ、とくに環境設定が必要ないという強みがあるのですがその分どれだけ進んでも一からどのようにサイトを組み立てていけばよいのか、曖昧になるのでさらなるステップアップには別の学習が必要になりました。スライドショーによる学習も、ぱっと見分かりやすいですが復習しづらいので、やはり参考書による学習は欠かせないのではないか…ということで以下の本を購入したという次第です。

その1「いちばんやさしいHTML5&CSS3の教本」

↑クリックするとアマゾンのサイトに飛べます。 全編カラーページで見やすく、ホームページ作りで必要な一通りの知識をぎゅっと詰め込んだ本。HTMLやCSSの基礎理論にもざっくり触れたうえで、パンくずリスト、グローバルナビゲーション、お問い合わせフォームの作り方、ソーシャルサイト連携やFTP設定(無料ソフトFILEZILLAの設定方法)にまで触れてくれているので、通読することでホームページ作りの何たるかがわかるような作りになっています。超便利なコードエディタ「Brackets」を知ることができたのもこの本のおかげ。ただこの本はサンプルファイルがかちっとしていて、1からページを作る醍醐味、いろいろいじってオリジナリティを味わいたいと考えていた私にとっては少し物足りず。そのため、本格的なサイトを作るときに必要な部分を参照するという辞書的な使い方をさせてもらいました。

その2「HTML5&CSS3レッスンブック」

↑クリックするとアマゾンのサイトに飛べます。 かなり分厚い本ですが、内容は読みやすく1週間ぐらい集中すれば読み終わることができます。この本はサイトを本当に1から作ることに特化しているので、オリジナルのサイトを作るときでもどういう風に始めればよいのか、どう進めていけばよいのかという流れを理解することができます。基礎的なデザインを一つ一つ丁寧に解説してくれており、コードを書いた後の流れを理解しやすいです。例えば子要素にfloatを設定する→親要素から浮いてしまう→だからoverflow: hiddenを設定するという過程もちゃんと「浮いてしまった」写真を掲載してくれているので、「浮いてしまうのが自然なんだ。」と理解できるって感じです。流れを理解しながら学習できるということは、今後同じ状況に出くわしたとき、「あ、そういえばあそこに書いてあったな」と思いだしやすいということでもあります。お問い合わせフォームを手軽に作れるCGI RESCUE®の存在を知ることができたのも嬉しかったです(お問い合わせページにも使わせてもらっています)。作成例のサイトデザインは自分でリメイクしやすく、いろいろオリジナル要素を入れて楽しむこともできました。

→この本の作例をいじって作ったのがこちら。趣味の切り紙作品をアップしてます。

papermate.wpblog.jp

その3「HTML5&CSS3デザインブック」

↑クリックするとアマゾンのサイトに飛べます。 その2で紹介したレッスンブックのレベルアップ版。HTML&CSSでのサイト段組みを詳細に解説している本です。クリアフィックスの手法をここまで細かく解説している本は珍しいのではないでしょうか。ここを読めば普通のヘッダー、2段組み、フッターデザインがすぐに作れるようになります。後半はレスポンシブWEBデザインに対応したサイトを作る実践編です。ただ、この実践サイトのデザインをつくるのはかなり手間がかかりそう。可変要素も少ないので、あまり作りたいという気にならず、結局最初の段組みデザイン部分のみ参照させてもらいました。

その4「HTML5&CSS3モダンコーディング」

↑クリックするとアマゾンのサイトに飛べます。 この本は神本です。 実はいくらHTMLとCSS学習しても自分でデザインしているという実感がなかなかわかなかったんですよね。ネットサーフィンで出会う素敵なデザインのサイト、どうやって作っているのか全くぴんと来ない。基礎的なタグのつけ方は理解しましたが、今一歩自分で自由にサイトデザインを操れないもどかしさ。用意されたサンプルファイルどおりのサイトを作るだけでなく、もっと一歩踏み込んだコーディングスキルが欲しいと思っていましたがどんな学習本を使っていいのかわかりませんでした。そんな時であったのがこの「モダンコーディング」の本。アマゾンレビューを見ると初心者が取り組むにはちょっと難しいのかも…しかし、思い切って購入したらこれが分かりやすい!なんだかんだで、最初の段組みのところからちゃんと解説してくれており、今まで勉強した知識の総まとめもできます。またmargin要素の相殺など、初心者がつまずきやすいCSSの何で?にもちゃんと言及してくれている! そして何より作っていくサイトのデザインが凄く素敵!この一冊(さほど厚くないのに)だけで3つのサイトが作れちゃうんですが、どのサイトもデザインがモダンで、「こういうの作りたい!」って気持ちにさせてくれるんです。サンプルサイトを作っていてこんなに楽しいなんてびっくりです。後半になるとかなり高度なテクニックも出てきますが、難しくても挑戦したいと思わせてくれます。   この本で特に身に就くのが、目を引くホバーエフェクトと疑似要素での表現。疑似要素って今までほとんど使ったことがなかったのですが(クリアフィックスの機能でちょっと触れた程度ですか)、使いこなすことでほんとうにいろいろな表現が可能になります。これとtransitionを交えることで、おもしろいホバーエフェクトが次々に思いつきました。このサイトでも、わくわくしながら疑似要素を挿入させてもらっていますよ。 初心者から一歩進んだHTMLとCSSの学習がしたいと言う人には真っ先に勧めたい本です。これを一冊終えたときの自信の付き方が凄い!です。    

「幼稚園教諭免許状授与の所要資格の特例」を利用するため放送大学に入学してみての感想

いままで、近畿大学通信教育部、佛教大学通信教育部と渡り歩きましたが、放送大学通信制大学としてはちょっと特殊だなと思いました。

 

まずびっくりしたのが学生証。

いままでの通信教育だと、大学が遠いので、学生証は入学時に郵送で送られてくるものでした。ところが放送大学の場合は各都道府県にある学習センターまで取りに行かなくちゃならないんです。単位認定試験が学習センターで行われるので、試験会場案内のような意味もあるのかもしれませんが、忙しい中わざわざ学生証を取りに行くためだけに学習センターまで行くのはすごいめんどくさかった…。これは全国に学習センターがある放送大学でしかできない配布方法ですよね。

 

次に単位認定試験

佛教大学の場合は試験日のみが指定されていて、試験問題は全科目が当日配られる一冊の試験問題冊にとじられていました。その中から自分が試験登録した科目を選んで受験します。冊子の中には同じ科目の問題が複数書かれていて、当日ランダムにどの試験問題を解いたらよいのか指示されます。過去問は入手できませんが冊子は持ち帰ることができるので、一度試験を受けることでたくさんの類似問題を手に入れることができます。試験を受けるたびに問題冊子がたまっていき、どんな問題が出るのかわかるって感じです。しかし解答例はないので自分で解答を考える必要がります。試験は1日に何科目受けれるかという制限はありましたが、たしかどの科目をどの時間に受けるのも自由でした(古い話なのでややうろ覚えですが)。

 

近畿大学の場合は試験問題集っていうのが入学時点で配布されます。筆記試験はその中から出題されることが決まっているので対策しやすいですが、問題数が多いので解答を作り、暗記するのが面倒です。web試験の場合はどんな問題が出るのかわかりません。試験科目は受験できるのが午前というカテゴリと午後というカテゴリにわかれているので、午前の科目を午後に受けることはできません。そのため勉強する科目の組み合わせは午前の科目と午後の科目をバランスよく組み合わせないと、後で午後の科目ばかり残ってしまい、試験日が数回にまたがってしまうなどという悲劇が起こります。ただ午前の科目なら午前の枠内でどの科目をとってもOKでした。

 

そして放送大学

過去問が公開されており、解答例まであります!

これは勉強しやすいです。

単位認定試験の前には受験資格を得るために中間課題を提出しなければならないのですが、この課題も佛教大学近畿大学に比べてあほらしいほど簡単。だって選択問題なんだもん。しかもネット上で提出すると即座に正解かどうかわかります。5科目中3科目が満点、2科目が9点(10点満点)でした。

放送大学ってとってもらくちんなシステム…

 

ところが、単位認定試験の日程を確認していてこの気持ちは覆りました。

 

なんと科目によって日時ががちっと指定されているのです。

 

試験は土日に開催されるんですが、私の日程だと

 

1月21日に「学校と法」の試験。16:45 - 17:35 

 

1月27日に「幼児理解の理論及び方法」11:35 - 12:25 

     「教育課程の意義及び編成の方法」 14:25  - 15:15 

1月28日に「幼児教育の指導法」 14:25-15:15

    「現代日本の教師―仕事と役割ー」17:55  - 18:45 

 

試験が週またいで三日もかかる!

しかも時間がバラバラです。28日なんて3時から6時近くまで何してればいいの?ってかんじです。試験会場は電車で30分はかかるところですし、3日も費やすのはすごくしんどいです…。

 

 

まさかの電話連絡が

放送大学でもう一つ変わっていたことは、電話がかかってくること。

中間課題の提出が始まったころに、大学から電話がかかってきまして、中間課題の締め切りや出さないと試験が受けられないという注意を喚起してくれました。他の大学ではこんなことはなかったです。

 

こちらに単位認定試験の勉強法、体験記を掲載しています。よろしければこちらもどうぞ。

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