ごろごろ独学勉強部屋

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固定フッターに憧れ、作ってみたメモ。

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最近スマホ表示時のサイトでよく見る固定フッターが羨ましい。

 

現在wordpressで別サイトを作っているのですが(「こたつ猫の勉強部屋」とは全く別のサイト)、使用テーマのXeory Extentionには固定フッターメニューは無し。レスポンシブ対応はしているので画面が小さくなるとハンバーガーメニューは出てくるのですが、何となく味気ないものです。

それで、固定フッターメニューを自作することに。

いろいろ調べながら作った固定フッターの覚書を記しておきます。

もっとも参考にしたのはこちらの記事です。

4-bh.com

 ただし、サイト通りにやっても分からないことが多数あったので、自分で調べていろいろつくってみました。そのメモを残しておこうと思います。

 メディアクエリ

まずは、メディアクエリの設定から。

@mediaで指定してもOKですが、wordpressにはモバイル端末を判別してくれる便利な関数wp_is_mobile()があるのでそれを使います。

 

<?php if(wp_is_mobile()) { ?>

この中に固定フッターのHTMLを書いていきます。モバイル判定されたら、中身が表示されます。

<?php } else { ?> <?php } ?>

 

中身

listスタイルで固定フッターの中身を組んでいきます。

<ul class="footer_menu">
<li>
<a href="#modal-p01" onclick="c();">
<i class="fa fa-bars" aria-hidden="true"></i><br>MENU
</a>
</li>

</ul>

 

リスト項目=固定フッターで横並びになるメニューです。<i>でメニュー項目の前に表示するアイコンを指定。ここではfont awesomeを利用しています。<br>で改行し、項目名を書くと…

 

fontawesome.com

 

f:id:koikoiplus:20190622225903p:plain

イメージとしてはこんなかんじになります。それから全体をリンクで囲みます。

 

ではaタグの属性についてメモ。

#modal-p01 MENUをクリックしたときの飛び先。これから作っていきます。

f:id:koikoiplus:20190622230936p:plain

modal:画像のような、フッターメニューをクリックすると飛び上がって出てくる画面のことですね。

つまりは、MENUをクリックすると、「id="modal-p01"」の場所に飛ぶという指定をしているわけ。

で、<li></li>の後に、modal画面のブロックを作っていきます。

モーダル画面


<div class="modal-window" id="modal-p01">

 <div class="modal-inner">

  <ul class="mod">
   <a href="#!" class="modal-close" onclick="c();">&times;</a>
   <p class="categorytitle">
   カテゴリー
   </p>
   <?php wp_list_categories('title_li='); ?>
  </ul>


   <a href="#!" class="modal-close" onclick="c();">&times;</a>
 </div>
</div>

 

緑のところ:モーダル画面を閉じる×印。HTMLで使う特殊文字なので&timesで表している。アイコンを使うよりも記述が簡単。

オレンジのところ:モーダル画面の中身。「カテゴリー」というタイトルをつけ、<?php wp_list_categories(); ?>関数でリスト形式カテゴリー一覧(カテゴリーリンクあり)を表示。因数に”title_li=”を指定すると、自動で生成される「カテゴリー」というタイトルを省くことができる。今回、カテゴリーの自動表示を避けたのは、タイトルに対するCSS指定をやりやすくするため。自分で作ったclass、categoriytitleをつけることができるようにした。自動表示されるものは時に構造が思い通りいかなくて逆にややこしい。

 

このままだと、モーダルは固定フッターの下に表示されてしまうので、あとのCSSで制御する。

 

関数

次に

onclick="c();

に対応するJavascriptの自作関数c()をつくります。この関数で、固定フッターメニューをクリックすると、モーダルが開き、×をおすとモーダルが閉じるようにするのです。

ちなみに、関数の名前は何でも良いのですが、参考サイトに書かれていたclick()という関数はなぜか動作しませんでした。使用したテーマで既に使われているのか?

とにかく、あんまりメジャーな名前は付けない方がイイみたいです。

ここではc()というテキトーな名前にしました。

では、c()の中身です。<script>タグで囲って、モーダルの後ろに記述します。

<script>


document.getElementById("modal-p01").style.display ="none";

function c(){

const modalp01 = document.getElementById("modal-p01");

if(modalp01.style.display=="block"){

modalp01.style.display ="none";
}else{

modalp01.style.display ="block";
}
}

</script>

 ・document.getElementById("modal-p01").style.display ="none";

最初に、modal-p01のdisplayプロパティをnoneに設定。表示しないようにする。

・function c()の中身

新規のmodalp01関数を宣言。中身はid=modal-p01をセット。

if文でもし、modalp01のdisplayがblockで表示されていたら、noneで非表示にする。逆にnoneで表示されてなかったら表示するように仕向ける。

このc()関数を、フッターメニューのアイコンと、モーダル画面の×印両方に設定する。どっちも挙動は同じだから。

あとは作りたいモーダルの数(フッターメニューの数)だけモーダルを増やす。

これは検索窓のモーダルです。

<div class="modal-window" id="modal-p05">
<div class="modal-inner">
<a href="#!" class="modal-close" onclick="c5();">&times;</a>
<form role="search" method="get" id="searchform" class="searchform" action="<?php echo home_url('/'); ?>">

<div>

<input type="text" value="" name="s" id="s" />
<input type="submit" id="searchsubmit" value="検索" />
</div>
</form>
</div>

</div>

c()と同じようにmodal-p05を閉じるc5()という関数を作りましょう。

document.getElementById("modal-p05").style.display ="none";

function c5(){

const modalp05 = document.getElementById("modal-p05");

if(modalp05.style.display=="block"){
// noneで非表示
modalp05.style.display ="none";
}else{
// blockで表示
modalp05.style.display ="block";
}
}

CSS

後はCSSで見た目をいろいろいじります。

文字の大きさとか装飾面は置いておいて、基本的な部分だけメモします。

.modal-window {

width:100%;
background:rgba(0,0,0,0.5);
position:fixed;
top: 0;
left: 0;
right: 0;
bottom: 0;
overflow-y: scroll;
z-index:999;
display:none;

}

赤文字部分:画面からはみ出しちゃったモーダルをスクロールさせるには、position:fixed固定してからoverflow-y:scrollで縦スクロールを許可する必要があります。

黄色文字部分:画面の折り重なりから言うと、一番前に来てほしいのでz-indexの数値を大きくとります。

緑文字部分:javascriptでも制御してますが、こちらでもnone設定入れないと、画面を読み込んだときに1瞬モーダルが浮き上がってきます。

ちなみにmodal-windowは下図の薄い黒い部分で、白い部分ではありません。

f:id:koikoiplus:20190622230936p:plain

中身はmodal-innnerで記述します。

.modal-window .modal-inner {

position: absolute;
top: 100px;
left: 10%;
background: #fff;
padding:5%;
width: 80%;
padding:5%;
margin:0 auto;
border-radius: 6px;

}

黄色要素:親要素のmodal-windowのpositionがstaticじゃないので、positon:absoluteで黒い背景からどのぐらいの距離を取るのかを指定できます。

青要素:80%幅で横に少し余裕を持たせ、border-radiusでちょっとだけ角を丸めて可愛くします。

フッターメニューを固定するCSS

最後にフッターメニューを固定するCSSを書きます。

ul.footer_menu {
margin: 0 auto;
padding: 12px 0;
width: 100%;
overflow: hidden;
display: table;
table-layout: fixed;
text-align: center;
}

ul.footer_menu li {
margin: 0;
padding: 0;
display: table-cell;
vertical-align:middle;
list-style-type: none;
line-height: 15px;
}
赤要素:リストをtable状態にして、表示させます。


ul.footer_menu li a {
border: none;
display: block;
color:#fffaf0;
text-align: center;
text-decoration: none;
}

赤要素:中身はリンクタグですが、下線などがつくと見栄えが良くないので消します。

青要素:メニューアイコンのカラーはお好みで


.footer_menu {
position: fixed;
bottom: 0;
left:0;
background: #0db3bc;
z-index: 2;
opacity: 0.9;
}
緑要素:固定フッターの超重要部分。ポジションをfixedにして、スクロールしても絶対に位置が変わらないように固定しています。その後のbottomとleftで端を画面下にきっちりくっつけます。
青要素:固定フッター全体の色。サイトイメージに合わせて変化させます。

赤要素:これも固定フッターの超重要部分。サイト本体の上に常に表示させるために、数字を大きくしています。ただし、モーダル画面が現れたときは下に隠れてほしいので、モーダル画面よりは数字を小さくします。

オレンジ要素:少し透明度を上げて、下の文字が見えるようにすると見た目がきれいになります。

 

HTMLとCSS・基礎を学ぶには下の本がお勧めです。余計なことは省いてすぐにサイトを作り始めることができます。文字や写真が大きいので取り組みやすいですし、リンクタグの広げ方などなかなか参考になります。

 

 

またJavascriptの基礎力を身に着けるにはこちらの本がお勧めです。なにより、演習問題が楽しい!のが特徴です。

wordpressで記事の文字数を確認する方法

検索エンジンに評価してもらうには、記事内にある程度の文字数が必要だといわれています。

ざっと調べたところ、2000文字~5000文字は必要なようです。

まあ、薄い情報は誰にも評価されないということですね。

既存のブログシステムは、文字数がすぐに表示されるからありがたいですよね。

たとえば、この「はてなブログ」だって…。

こうして書いている記事の右下にちゃんと文字数が表示されているのですから(ここまでで202文字です)。

ちなみに、ワードソフトも文字数がすぐにわかるようになっています。

ところがwordpressの場合、入力した文字数がよく分からないのです。

wordpressは何度かエディタ画面が更新されており、前バージョンのwordpressでは文字数がすぐに表示されていたようです。

しかし、現在の仕様になってからは、記事本文の入力画面にはまったく文字数が表示されません。

サイドバーなどをいろいろいじってみたのですが無駄でした。

ググってみても、昔バージョンのWordpress情報しかなく、途方に暮れていました。

もちろん完成した記事をコピペして「文字カウントサイトを使う」あるいは「できた記事をワードソフトに張り付けて文字数を調べる」ならば、記事の文字数を測ることができます。

しかし、Wordpressでは画像や吹き出しプラグインなどをたくさん使用しているため、単純なコピペだとテキスト情報以外の余計なものもついてきてとても面倒なんですよね。

第一、いちいち他サイトやワードソフトを立ち上げるのが嫌。

文字数を表示するプラグインなんかもあるのかもしれませんが、あんまり使いすぎるとサイトが重たくなりますしね・・

そんなある日、発見してしまいました。

wordpress編集画面の上部。

i(コンテンツ構造)の表示をクリックすると…

f:id:koikoiplus:20190707202622j:plain



f:id:koikoiplus:20190707202628j:plain



 

あれ?文字数が出てきました。

これだけのことだったんですね…。

 

 

 

 



 

初TOEICの点数は780点でした。

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TOEICを受験しました~という様な記事から1か月以上たちました。

 

kotatu.hateblo.jp

 

 

kotatu.hateblo.jp

 

結果…は

780点でした。

うーん。

どう評価してよいのか・・・。

800点越えを目指していた身としては、ちょっと、いや、かなり残念。

あと、20点かあ!

分野別では

リスニングが415点。

リーディングが365点。

あれ。リスニングの方がよかったんですね。

ていうか、まさかの80%ごえ。

TOEICの勉強をはじめたとき、一番のネックはリスニングだと思っていたのに・・・。

公式のスコア別分析表を見ると、なにがまずかったかは一目瞭然でした。

文法問題ですね。

基本的な文脈を取るのは多読経験で得意になっていましたし、基本的な文型の理解にも自信があります。

でも、細かな文法問題。いわいる暗記に属するようなタイプの問題は大嫌いで、TOEIC対策でもほとんど真面目にやらなかったのがそのまま出てきてしまいましたね。

ただ、1か月の勉強で700点後半がでたのは、それなりに頑張ったといえるのではないでしょうか…

と自分を励ましています。

ちなみに、テスト結果は3週間後に公式ホームページで公開されたよ、とのメール通知があり、その1週間後に自宅に郵送されてきました。自宅郵送はちょっと遅めだったので、「あれ?」となりましたが、ちゃんと届いてます。あんまり遅い場合は、公式ページから催促?問い合わせ?できるようです。

 おまけ

TOEICのテスト、最初に自信がなかったリスニングがここまで伸びたのは絶対この単語帳のおかげです。

 

この単語帳については今後ちゃんとレビューしようと思うので、また見てくださいね。

 

 

wordpressでテーブル(表)の中身がはみ出す?原因はwhite-spaceだった。

wordpressで作っている表の中身がはみ出す

トップページで触れたこのサイトの別バージョンとはまた別に、現在バズ部さんの「XeoryExtension」というテーマを使ってサイトを作成しています。

前回一からテンプレートを作ってみて、レスポンシブ化などの面で非常に苦労したので、今回はちゃんと最初からデザインされているものをカスタマイズしてみたら楽かなという気持ちでの導入です。

確かにデザイン的にはとても美しいのですが、誰か別の人が作ったものをいじると自分が把握していないコードにぶち当たり、いつまでたってもカスタマイズが進展しないことがあります。

今回ぶち当たったのは表の問題。

wordpressの初期設定では挿入したtableはスマホ画面では折り返されず、大きな表は横にスライドさせないと全体像が見えなくなってしまいます。

そこで、

いろいろ調べまして、横並びの表をスマホでは縦型に積むように変えることにしました。レスポンシブ対応のCSS

th,td{display:block !important;}

を付け足します。

!importantがないと、テーマ既存のCSSが優先して働いてしまうのでうまく作用しません。

表のwidthを100%で表示させ、

 表が縦型になったのはいいのですが、

中身がはみ出してしまうのです。

正直、見栄えが悪いです。こんなことなら表全体が画面からはみ出していたほうがましです。

word-wrapでも解消されない

表、折り返し、CSSで検索した結果、文字の折り返しを制御しているのはword-wrapというプロパティらしいです。

word-wrap:break-word;

で折り返しができるとか。

しかも、表の場合はtableタグにwidthと{table-layout:fixed;}を設定しないと作動しないとのこと。

で、これらを設定するのですが折り返しができない。!importantをつけてもダメ。

さらに折り返し制御には、word-breakというプロパティもあるのだそうです。ブラウザによってword-wrapかword-breakか使いどころが別れるということで、どちらも設定してみたのですがこれもダメ。

余談メモ:

word-wrap:break-word;改行する

word-wrap:normal;改行しない

word-breal:normal改行する

ややこしい…

デベロッパーツールで原因を探す

もうどうしようもないので、デベロッパーツールで該当の表部分を何度もクリックして原因を探しました。CSSをみるとword-breakはちゃんと効いているのに、改行されていないことが分かります。

???

???

???

やっと見つけたwhite-space

そんなとき、ふと目に留まったのがwhite-spaceのCSS。改行について調べていた時、そういえばこのプロパティもあったのです。

white-spaceは空白を制御するプロパティですが、改行の方法を指定する役割があります。

表文字のCSSでwhite-spaceがnowrapになっていたようです。

nowrapはボックスサイズが指定されていても改行をしてくれないんです。

参考元:

www.htmq.com

これを無効化したら・・・表の中の文字が折り返されました!

無効化の方法は、thとtdに

white-space:normal !important!

を指定し、CSSを上書きするだけです!これですっきりしたスマホ対応の表が表示できるようになりました。

自分が書いたコードじゃないテンプレートを利用していると、どこで制御がかかっているのか見抜くのがとても困難ですね。

 

TOEIC第239回(2019年4月14日)受験の感想(初受験)

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受験票

受験票

初めてのTOEICを受験してきました。どうやら平成最後のTOEICだったらしく、最初(初受験)と最後(平成)が重なって縁起がイイ(?)ですね。

それでは時系列で初受験の感想を書き留めていきたいと思います。私は初めての受験でいろいろ戸惑うことがあったので、これから受ける人は参考にしてくださいね。

 

 目次

 

 

1.会場到着前

自分の県には受験会場が設置されていない回だったので、隣の県まで移動。大学の時に一人暮らししていた場所だったので地理感はあります。余裕をもって1時間半前に到着し、早めのお昼ご飯を食べます。ここで心配なことがおこりました。咳です。もともと鼻が弱く、痰が絡まりやすいので、絶不調の時には窒息しそうなぐらい咳が出るのです。昨日までは何ともなかったのですが、今日にいたって咳が出始めました。リスニング中に出たら最悪…自分が答えられないのはともかく、周りの人たちに合わせる顔がありません。さらには地方統一選の真っ最中で(自分の県は先週終わったのに!)、選挙カーがやかましく候補者の名前を連呼しています。試験中の騒音被害につながらなければ良いのですが…

とりあえず、咳対策の為にコンビニでポケットティッシュとのど飴を買い、会場に入ります。たしか、前日見たTOEIC受験者のブログではティッシュの持ち込みは可でしたからね。咳が出そうになったら、ティッシュで早めに鼻をかもうと思いました。

2.受付

「受け付けは混む」

これもやはりTOEIC受験者のブログで見た情報です。実際会場には「どこにこんなに人がいたの?」と驚くほどの受験者が。会場は大きなビルでしたが、数階の会場に分けて試験が実施されるとのことで、TOEIC試験の人気をまざまざと見せつけられました。余計でしょうが、20年ほど前、同会場で受けた「文章能力検定」などはマイナー資格だったため、受験生が10人ほどしかいませんでしたよ?

 

20代が多いかな、でも結構年の人もちらちら見えます。やはり仕事で必要になるのでしょうか。これだけの受験者がいれば国際ビジネスコミュニケーション協会もさぞ儲かることでしょう…といった余計な感想を抱きながら、受付の列に並びます。受付締め切りギリギリではなかったので、比較的早く受付をしてもらえました。免許証と写真をはった受験票を見せてすぐ受付終了。受付終了のしるし?のラインマーカーを受験票に着けてもらいました。

3.会場

会場は大学の大講義室ぐらいのスペースに人がぎっしり。これでも下の階にまだ受験生がいるのですから、国際ビジネスコミュニケーション協会もさぞ儲かることでしょう…。席は正面向かって左のスピーカー近くでラッキーです。でもこの回にはトイレがないので、その点はアンラッキー。

会場では試験監督トップと思われる人が、「会場での飲食はご遠慮ください」としきりに呼び掛けています。トイレ+試験前にのどの調子を整えておきたいので一度、トイレのある回までおります。トイレを済ませ、のど飴をしばらく舐めました。のどの為にお茶も飲みたいところだけど、またトイレに行きたくなったら困るので飴だけで済ませました。

もう一度会場に戻るとき、入り口の試験監督に「ティッシュは机の上においていいですか」と聞いてみました。事前に聞いていた通り、「ティッシュはOKだけど、箱から出してほしい」とのこと。ポケットティッシュでも袋から出さないといけないのだそうです。理由は「カサカサ音がすると周りの邪魔になるから」だとか。3袋分のポケットティッシュを机の上に積んで、いざ待機。

4.試験開始直前

机の上には試験の事前説明の冊子があったのですが、とりあえずぎりぎりまで勉強したかったのでスマホでリスニング問題のアプリを聞き、金のセンテンスで最後まで覚えられなかった単語をチェック。会場に持ち込んだのは金のセンテンス1冊のみです。軽い、かさばらないという優秀な単語帳(試験後会場付近でショッピングしたかったので、重たい荷物は嫌だったんですよ)。TOEIC実施の2週間前というぎりぎりに購入したにもかかわらず、かなり使い倒しました。正直ここまでこれたのはこの単語帳のおかげです。

 

5.試験開始前の説明

そろそろ試験開始前の説明が始まる時間です。そんなとき、ふっと横の受験者を見ると…

あれ?なんかもうマークシートに書き込みしてあるよ?

あわてて机の上にある試験前の案内の冊子を見ると

受付時間~12:30「解答用紙A面に必要事項を記入してください」

!!!

しまった。勉強している場合ではなかったんです。私はてっきり試験の説明中に解答用紙A面に記入してくださいというアナウンスが入るものと思っていたのです。大抵の試験では試験監督から指示があるまで、鉛筆をもって解答用紙に記入するという動作はNGだからです。しかしTOEICはちがうのですね。

あわてて解答用紙A面の氏名、生年月日、受験番号、職種、英語学習履歴、TOEIC受験の目的などにマークをし始めます。この間に試験のための説明や音テストが淡々と進んでいきます。

試験監督「音が聞こえずらかった人は、手をあげてください」

知りません。音は聞いていなかったので。ただでさえ時間不足なTOEIC、こんなどうでもいいところに時間を割くことになったら大変なので必死にA面を埋めていたら…

試験監督「それでは、今から本人確認をおこないます。A面を記入していない人はこの時間に記入してくださいね」

あー。ここで時間とるんですね。必死になって損をしました。無駄な動揺をしてしまい、試験の説明もほとんど聞いていませんでした。

6.本人確認

本人確認は写真付き証明書と、受験票と、当人の顔を確認されます。マスクをしていた私ですが、本人確認の為にマスクは取ります。このとき、写真がついている方の受験票は回収されてしまいます。一方で受験番号や試験の流れが記された方は切り取って手元に残すよう指示があります。この残った方の受験票、カバンにしまうのかどうか?よくわかりませんでした。指示では、机の上に置けるのは、鉛筆、消しゴム、時計、必要な人はティッシュ。片っ方の受験票については何の指示もなし。周りをきょろきょろ見渡すと出している人と、しまっている人半々という感じです。しまってみたり、「受験番号を確かめる場面があるかも」と出してみたりを繰り返した結果、問題用紙を配っている試験監督の一人に聞いてみると、

「いいみたいですね」

というお返事でした…。細かいところにもびくびくしている初受験者です。

7.余談 時計

資格試験をよく受験する私にとって、「会場には時計がない可能性があるので、必ず時計を持参してください」というのはよくある指示です。簿記の試験を受けたときは目覚まし時計を持っていた受験者を見かけました。しかし、TOEICでは腕時計以外は不可。理由は落ちたときリスニングの邪魔になるような音がするからです。私は腕時計は持っていますが、かなりの年季もので(高校入学時のお祝いの品)、バンド部分がちぎれていて腕に巻けません。腕時計って指定するからには、腕に巻いて受験しないとだめなのかなって思いましたがそんなことはありませんでした。机の上においてOKです。

ところで「会場には時計がない可能性があるので」と書いてあっても、会場に本当に時計がなかったケースは今まで一度もありませんでした。ところが今回ばかりは本当に無かったんです。時計。こんな有名な資格で時計が設置されていないなんて…。TOEICに関して、時計持参は必須項目なんですね。

8.試験問題配布

試験問題が配布されたら、試験問題冊子と解答用紙に受験番号、名前を書き込んで試験開始を待ちます。名前は漢字で書くべきか、ローマ字で書くべきか。一度ローマ字で書いて、なんか落ち着かず、また漢字で書きなおしました。どっちでもいいんでしょうけど。問題冊子はシールで止められていて、中が開けないようになっています。

「問題冊子への書き込みは禁止」

「リスニング中のリーディング問題の回答は禁止」

「問題用紙は持ち帰れません」

この3つの重要事項、私は前日に初めて気が付きました。センター試験など問題冊子への書き込み、順不同での回答が特典のカギでした。リスニング、最初の例題の際にリーディングパート5を回答するという作戦も水の泡です。しかし仕方がありません。

9.試験開始

試験開始です。シールは切りにくいです。私は綺麗に切ることができず、切目がぐしゃぐしゃに。TEX加藤さん(金のセンテンスの作者)がそういえばシールを受験票で切る話をしていた気がします。

9-1.パート1

写真判別。私の受験したものは最初に路上お掃除シーンのある版(TOEICは同日開催でも会場によっていくつかの試験パターンが存在します)。公式問題集4では写真判別でもかなりひねった問題が出たので覚悟していましたが、そこまでひどいのはありませんでした。6番目だけAが聞き取れず、しかし、他の文章が聞き取れたので消去法で解答できました。易しめだったと思います。

9-2.パート2

途中までは綺麗に聞こえていたんですが、集中力が切れたのか後半は質問が聞き取れないことがありました。TOEICパート2はかなり文脈的にヘンなものが正解だったりするので、たとえ質問が聞き取れても正解するのがむずかしいんですよ。それでリスニングアプリなどで、TOEICパート2の練習を集中的にやりました。ミスリード(予約のbookに対し、選択肢に何の関係もない本のbookという単語を混ぜるなど)をはじけば、ある程度選択肢を絞ることは可能です。質問が聞こえなくても、回答を聞くだけである程度正解を出す訓練もしてきました。それでもちょっと難しいなと感じたパート2です。中には完ぺきに聞こえて、回答に自信もあるけど、「そんな答え方するなよ」と突っ込みたくなる問題もありました。

9-3.パート3

これも聞こえたり、聞こえなかったりまちまち。でも前半は割と分かったかなと思います。判別できた時点で問題用紙に〇をつけたくなりますが、これが違反というのだら厳しいです。苦手だった図表問題のほどんどを自信をもって解答できたのは嬉しかったです。実は図があるほうがシュチュエーションが想像しやすいのかもしれません。でも話が右往左往する問題が多かったです。「Aっていいよね」という話の流れだったのに「でもAには〇〇がないから、やっぱりBで」みたいなどんでん返しがあるので一度マークした回答を消しながらすすみました。でもこの話の転換が聞き取れたのだから、ちょっとはリスニング力が上がっているのかな。難易度は普通。

9-4.パート6

ここからリーディング。時間内にすべての問題に目を通し、塗り絵解答を避けるために私が取った作戦はパート6から読むことです。パート6はじっくり読めば正解率が上がる問題が多く、逆に短時間で解こうとすれば焦って内容が一切入ってこなくなってしまうからです。パート6を全部解いた時点で25分程度のこして、パート4,5に戻るのが理想。でも結局残り30分の段階で、後半3パッセージ×3が未回答。これ以上時間をかけるわけにはいかないのでパート4へ。いつもは全部読めばある程度とける1パッセージがなかなか解けない。難しめのパート6でした。

9-5.パート4

短文穴埋め問題。これは考えても分からないものはしょうがないので、数秒考えてわからなかったら勘でマークする。そんな感じで解いていたので、難易度はあんまり意識していませんでした。知っている単語が最初のころに比べて増えたなあという印象。正解率は置いといて10分もかからず完了させたのは大きかったかと思います。

9-6.パート5

長文穴埋め問題。これ大嫌い。とにかく、まだパート6が残っているのでスピード重視で解いていきます。どんな問題が出たか、あまり覚えていません。こちらも分からなかったら勘でマーク。私にとってパート5はいつでも難しいです。

9-7.再びパート6

パート5を解いた段階で、奇跡的にのこり15分。残り3つの文章の塊がありますから、1つあたりに5分あてられる計算。何とかなりそうです。先に問題を読んで、長文を斜め読み。どうしてもわからない部分は飛ばす。たくさんの人物が出てくるので、どこに登場する人なのか、探すだけでも一苦労です。時間ギリギリですが、最後まで目を通して、解くことができました。「塗り絵無し」解答という目標を達成です。

 

10.ハプニング

試験終了後、咳をしないで済んだことに気が付きました。他の受験者の中には何人かせき込んでいた人がいましたが、スピーカーの音が大きかったので妨げにはなりませんでした。実は試験中に選挙カーが通りまして、こちらもちょっと気が散ったのですが、距離が遠かったのでそこまでは気になりませんでした。下の階ではもっと大きく聞こえていたらしいです。この点も上の階でラッキーでした。

 

TOEIC問題の難しさ

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TOEICには、公式問題集が存在します。公式問題集には2回分の模試が収録されていて、実際のTOEICに非常に類似した問題が掲載されているようです。

TOEICは以前と比べるとかなりレベルが上がったとされています。新形式となったのは2016年5月から。問題のレベルが高く、今までTOEICで高い点数を取れていた人でも、苦戦するようになったとか。

 

私が思うに、TOEICの問題の難しさは、単語力やリスニング力という基礎的な問題に加えて、「微妙なニュアンス」を読み取らなければならないという面にもあると思います。

英語圏の人ってはっきりとしたコミュニケーションをとると思っていたから、この「微妙なニュアンス」を読み取るという問題には個人的に納得いきませんが仕方がないです。

具体的にどういう問題を言っているかというと…

 

問題 Aさんの家はココからどれぐらい遠いのですか?

How far is A's home from here?

という問題があったとします。

この問題の答え、日本の英語教育を受けた人なら、

How farなんだから、徒歩で○○分ですのような答えが来るはず…と考えますよね。

しかし、正解は

・そこにある地図帳を見てみたらどうですか?

だったりするのです。

え?

なんで、疑問文に疑問文を返すの?

頑張って調べて答えてあげなよ!

と思ったりするのですが。

TOEICは選択問題なので、それ以外の選択肢が

・Aさんの家は最近リフォームしたばかりです。

・お砂糖を下さい

だったりすると、正解としてはやっぱり

・そこにある地図帳を見てみたらどうですか?

を選ばざるを得ないんですね。

 

この例題は私が勝手に考えたものですが、実際このような「これって正解?」と思われる問題が多発するのがTOEIC

このめんどくささ、どこかで味わった気がすると思ったら、「センター試験」の国語問題でした。

センターの国語もビミョーな正解が多発していましたっけ…。

で、こういうビミョーな感じになれるにはやっぱり公式問題集を解くしかないんですよね。

 

 

 

TOEICを受験します

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今までいろいろな試験を受けてきたんですが、実は受験経験のないのが英語関連の試験。

ひねくれ者だった私は、中学時代にメジャーな資格だった「英検」に対し、ポピュラーすぎてイヤ!と拒否反応を示していたのです。

それから2×年が過ぎました。

英語の多読を通して、「日本語に訳さない英語」を身に着けた私は、ふと今どのぐらいの英語力があるのかが気になりだしました。社会人になってから受けるなら、英検よりTOEICかな?と考え、TOEIC公式ホームページを訪ねます。

www.iibc-global.org

こちらのページでTOEICのサンプル問題を解いてみると、結構な正解率。「あれ、これ、あんまり勉強しなくてもイケるのでは…」と思った浅はかな私は、その日に申し込める最短の試験日程に受験申し込みをしてしまうのです。

これが地獄の始まりでした。

私は知らなかったのです。TOEICの最大の敵は、「時間」だということに。

その後公式問題集を購入し、愕然としました。45分間英語を聞きつづけるしんどさ、大量の読み切れない英文を115分で処理する難しさ。これは、ちゃんと勉強しないと、そして、時間配分の計画をしっかり練らないと大変なことになる!

 

後悔したのは、試験申し込みの前に↑の公式問題集を先に購入しなかったことです。もし先に公式問題集を解いていれば

なんの試験勉強もしていないのに1か月後の試験に申し込んだりしなかったでしょう。

TOEIC受験志望の皆様は、まずこのピンク表紙の公式問題集を購入してから、試験日を決めることをお勧めします。

もちろん、あまたの資格試験の例にもれず、TOEICでも一度申し込んだ受験料は返還されません。申し込んでしまった以上、潔く試験を受けてきます(´;ω;`)

 

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