ごろごろ独学勉強部屋

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2度目の利益確定

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前回、ネクステージの株を売りましたが、その後もポートフォリオには残っていたので、上昇具合がよく分かっていました。これって、グランビルの法則っぽくない?2度目の買いに走っても良いレベルで上がってない?と思う気持ちと、いやいやそろそろさがっちゃうんじゃない?という気持ちの間で揺れながら、「世界一やさしい株の教科書」を復習して、結局2度目の買い。

 

この本、その通りにやればもうかるって本ではないですが、株取引で儲けるための仕組みの基本みたいなものは結構教えてもらえます。特に初心者が抑えておくべきポイント、75日移動平均線グランビルの法則についてはかなり詳しく書いてあるので、テクニカル指標の見方がある程度分かるようになるのがありがたいです。指値、逆指値の使い方に詳しくなれたのも良かったです。

・でも75日線を越えて株が買えたらすぐ、75日線をもとに損きりラインを作っておくのは無駄が多いかな

・上昇気味の株を買うと高値掴みしてしまうこともありそう

という欠点は置いておいて…、頭から信じるのではなく、「基本のやり方」を学ぶって意味で初心者におすすめできる本だと思います。

最初の話に戻ると、ネクステージは12月7日に1215円でもう一度買いまして、その後順調に上がり続けました。1年前のデータを考えるに、経営状況はいいものの、決算発表後は額っと下がることが多いような気がしました。それで12月下旬には売ってしまおうと構えていたところ、目標の5000円もうけを達成しそうな勢いだったため、12月18日に1275円(指値)で利益確定しました。これで総合利益は7000円。ただし、もっと以前にREIT系投信と国債系投信を買っていて、これがどんどん値下がりしてしまっていたのです。この機会にいっそ整理してしまえと、2つを解約して、総合では利益6000円というところでしょうか。

 

初めての株損益

しばらく株トレードゲームでやり方を練習し、初めて株を買ったのが10月24日。ネクステージの株です。

買い判断の理由:Yahoo!ファイナンス75日移動平均線低乖離率ランキング上位株(もうすぐ上抜けするところ)

SBI証券の評価レポートが良かったこと

:金額的にも無理のない株価

 

指値執行:現在値が1,162円以上になった時点で執行

休みの日に指値指定して24日に約定。しかしこの後、ランキングに乗るレベルでの暴落を見せ、ちょっと慌てました。買ってすぐ、予防線として逆指値「現在値が1,012円以下になった時点で1,012円で執行」の損きりラインを設定(最低で5000円損でとまるように)。ここまでは落ちなかったもののしばらくは下降が続き、損きりをすべきか悩みました。なかなか買った値段まで戻らなかったのですが、会社の全体的な評判は悪くなかったので、我慢して待機。

 

11月後半~値が少しづつ上昇、やっと買値を超えていつ利益確定しようか悩みます。上昇傾向がいったん頭打ちに見えたので、また下がったらいやだなと1152円か1142円かどちらかで逆指値しようと考え、結局1142円を選択。次の日には約定されてしまいました。その後も株は上がり続けているようなので、ちょっともったいなかったけれど1000円得で良しとします。

 

 

 

【DIY】1万円以下でドライブレコーダーをつけよう!CHORTAU取付体験記。

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お金をかけるなら自分でやっちゃおう!が目標の私ですが、今回はドライブレコーダーを自分で設置してみました。

 

あおり運転による痛ましい事件が後を絶ちません。できればドライブレコーダーをつけたいけれど、やっぱり価格が高いんだよ!と思っている人にお知らせしたい…

最近のドラレコ、価格が落ちてますよ。

 

Amazonを見るとわかりますが、前後カメラ付きでも5000円以下のものがザラにあります。

もちろん、これだけ安いのはある程度わけがあって、説明書を見ると明らかに日本語がおかしかったり、漢字がおかしかったり、SDカードがついてなかったり、要はカー専門店で売られているような手厚いサポートがないんですよね。

 

また、ネットショップでドライブレコーダーを買ってしまうと取り付けの際に非常に面倒だという問題もあります。取付依頼に応じてくれても工賃が2万円近くするとか、結局のところ本体価格は安くても工賃で相当取られてしまうのですよ。

 

そこで、今回は自分でドライブレコーダーを取り付けてみることにしました。使うのは、こちらの商品です。

 

 CHORTAU/SEZAC

定価は4989円と表示されていますが、Amazonページに行くとよくクーポンが配布されています。私が購入したときは1880円OFFだったので、3000円台で買えたことになります。

ちなみに、前後カメラ付きで1800万画素、前170°+ 後160°の視野、3.0インチという破格のスペック、保証は1年付きです。

 



用意するもの

このドライブレコーダー、SDカードはついていません。届いた箱を開けると「レビューをかけばSDカードがもらえる」というプレゼントカードがついていました。ただ、カードの日本語が怪しい上、手続きはAmazon上で行えず、自分のEメールを取引会社に直接知られてしまうというのには抵抗が…結局こちらのプレゼントは利用せず、以下の商品を購入することに。

 TOSHIBAと言いつつ、海外製品なので安いです。パッケージが日本語じゃないので面食らいますが。

さて、本体とSDカードを手に入れましたが、まだ十分ではありません。Amazonの商品ページでは「簡単取り付け可能」と書かれていますが、そこまで簡単ではありません。

自分で取り付けるためには、コードを自動車の中に固定するための金具が必要です。私が使ったのはコレ。

 

あと、本体には吸盤式のマウントと、両面テープ式のマウント2種類が(なぜか)ついています。吸盤式は取り外しが簡単なのですが、正直大きすぎて、軽自動車のフロントガラスに取り付けると規定範囲をオーバーしそうでひやひやします。

ドライブレコーダーは「道路運送車両の保安基準(第39条)」によって、20%以内に収まらなければだめなのだそうです。

http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikoku_039_00.pdf#search='%E9%81%93%E8%B7%AF%E9%81%8B%E9%80%81%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E3%81%AE%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%9F%BA%E6%BA%96%EF%BC%88%E7%AC%AC39%E6%9D%A1%EF%BC%89'

そこで、より小さい両面テープ式のマウントを使うことにしました。ただこのマウントの両面テープ、弱いのかやたら落ちます。よって、別に強力な両面テープを購入する必要もありました。

最後に、リアカメラを固定するためには瞬間接着剤の用意を…。車の荷物置き上部(車内)にリアカメラを設置しようとしたのですが、天井が布製の素材だったため、両面テープ式の付属部品では全くくっつきませんでした。

・本体

・SDカード

・金具

・両面テープ

・瞬間接着剤

この5つがそろって、やっと自分でドライブレコーダーを取り付ける準備が整いました。金具を数パック買っても5000円~7000円で一式そろうと思います。

取付ーフロントカメラ

ミラーの横にドライブレコーダーをくっつけて、そこからできるだけフロントガラスの縁に沿ってコードを垂らしていきます。ドライブレコーダー自体はフロントガラスの上部ぎりぎりに設置し、視界の邪魔にならないようにしておきます。

 

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このカメラ、電源の差込口が右手にあるので左が運転席になる日本車ではちょっとコードを伸ばしづらいのがマイナス点です。電源周りは頑張ってもちょっと見た目が汚くなります。

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コードの流れはフロントガラス縁→ダッシュボード縁→助手席の収納ボックス下→シガーソケット(電源)という流れですね。

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エーモンの金具は両面テープでくっつくタイプなので、車内を傷つけず、張り直しもしやすいのですが、いかんせんくっつきにくい場所もあります。フロントガラスに直張りは湿気があってはがれやすいので、できるだけガラスを避けて貼り付けました。

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ケチらず、金具をいっぱい使って上手にコードを曲げていくのがポイントです。

フロントカメラに関しては金具を使えば割とすっきり配線することができます。

失敗談

実は、最初にこのドライブレコーダーが届いたとき、金具の存在を知らないまま適当にネットで検索をかけて、コードをきれいに隠す方法を探してみたのです。すると、「Aピラー(フロントガラス横のパーツ)を外して、中に配線を入れる」と紹介されていました。動画なんかでは簡単にはがれるAピラーの様子が見られます。「なんか、やってみたい!」という衝動に勝てず、Aピラーをはがしてみる私。

しかし、これが落とし穴でした。

Aピラーは割と簡単に外せるのですが、問題はそのあと。どうやってもうまく元に戻せないのです。結局自分ではどうしようもなく、車屋さんに泣きつく羽目に…

素人で車いじりの経験がない人間がドライブレコーダーを設置するときはAピラーに手を出さない方が良い…

取付ーリアカメラ

 CHORTAU/SEZACの説明書には、リアカメラの設置方法が載っていますが、結構恐ろしいことが書いてあります。このドライブレコーダーはバックに入れると、リアカメラメインの画面に切り替わって駐車用のガイドラインが出るというのも売りの一つなのですが、この機能を作動させるためには

「テールランプ周りを外して、バックライトにつながる配線を切り、リアカメラから出ている赤い配線とつなぐ」

必要があるのです。

素人にはムリですよね…

私はこの記述のせいでリアカメラはあきらめようかと思いました。

しかし、よくよく考えてみれば駐車ガイド機能が必ずしも必要なわけではないのです。ようは後ろ側が撮影できたり、カメラで確認できたりすればいいのですから、

赤い配線は無視

で大丈夫です。駐車ガイドは使えなくても、フロントカメラで操作すればバックの映像を画面いっぱいに写すこともできます。

あとは、リアカメラの設置位置ですが、車外ではどう配線を引き込んだらよいのかわからない&すぐ劣化しそうだったので、取り付けは車内後部座席奥の天井に決定です。

始めは両面テープでつけようとしましたが、天井の素材が柔らかく、全くくっつきません。そこで瞬間接着剤を使ってみました。固定したい角度を見定めてから、接着します。瞬間接着剤とはいえ、しばらくは手で持って接着剤が固まるのを待ってあげる必要があります(15分ぐらい)。

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金具もつきづらい場所は両面テープの上から接着剤で固定しました。

 

 

 

正規職員としての図書司書を目指すか、臨時職員としての道を模索するか

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図書館司書は非常に人気がある仕事です。

本に囲まれた空間で仕事をする…本好きにとってこれだけ魅力的な要素がありましょうか。

しかし、図書館司書に「正職員」で採用されるのは非常に困難です。

私は過去3度図書館司書の採用試験を受けています。

1度は臨時図書館職員として、週4回程度のパート募集。面接のみ。この時はまだ司書資格を持っていなかったので、ある意味有資格者に負けるのは当然。しかし、給料がそんなに高くない、フルタイム勤務ですらないこの仕事に書類選考が必要なほどの応募があったのにはたまげました。

 

2度目は県庁所在地での正規職員募集。公務員の正職、しかも図書司書とあって、やはり20人近くの応募者がいました。もちろんこの場合は司書有資格者が対象。この時には司書資格を得ていたので、年齢的にも最後のチャンスかと受験に挑みました。試験内容は1次が教養試験・専門試験・そして作文でした。募集を見つけたのが結構ぎりぎりで試験勉強がなかなか間に合わず…。合格者ボーダーラインの一歩手前で落ちてしまいました。

 

3度目は偶然にも地元で出た正職募集。地方都市ですが、やはり10人以上の応募者がいます。試験は1次が教養試験と作文、2次が面接でした。こちらもかなりぎりぎりに募集をみつけたので、勉強時間が足りなかったのですが、高校初級レベルの英語や数学など結構得意な部分が出ていました。付け焼刃でしたが、論理問題などコンパクトにまとまった1冊に絞って対策をやったのも良かったようでなんと1次は無事通過。

 

その時勉強した本がこれです↓。

 

煩雑になりがちな公務員試験ですが、時間がない時は1冊を絞り込んでやるべきだと思いました。

 

しかし、2次で面接官の様子を見た途端、やはりむりだったなあと感じました。要はアピールすべき図書司書としての実績がないのです。司書としての経験については当然突っ込まれましたし、市がやっているいろいろなイベントへの関心・参加状態についても聞かれました。やはり図書司書=地方公務員なわけです。合格したのは臨時図書館として実績が長い別の人だったようです。

 

3度ほど司書試験を受けてわかったことは、

・図書司書の倍率は本当に高い

・年齢が上がれば上がるほど正規の採用枠は無くなる(受験資格がなくなる)

・仮に1次試験を突破しても実績がないと採用されづらい

 

ということでした。私はいろいろ事情があって社会人になってからしか、図書司書資格を取得する機会がありませんでしたが、これから司書になりたいと思っている若い人にはできるだけ早い段階で司書資格を取り、どんな形でもいいので図書館で仕事の経験を持つことをお勧めします。また、正規の職員になりたいのなら、受験自治体の行っているイベントなどはこまめにチェックすべきです。

 

かといって、若くて経験があればだれでも正規の司書になれるわけでもありません。年齢が上がればなおさら…。臨時の図書司書のお給料は本当に安いですし、つぶしがきく仕事でもありませんから、何が何でも司書に!とは思いません。

しかし、正規職員としての仕事がほぼ無理な年齢になって、でも図書館に関わりたいと思うならこんな道を模索してみるのはどうでしょうか。

まず、図書館司書以外のスキルを身に着ける。できるだけ需要があったり、在宅でもできるような柔軟なお仕事スキルがいいと思います。そのうえで、副業的に図書館職員の仕事をする。

図書館職員の仕事は週〇回と制限されたものも多く、とてもこれだけでは食べていけませんが複数に収入源があったらまた違うのではないかと思うのです。期間限定の期限付き職員でもOk。図書館司書の仕事がなくなっても、食べていけるような土壌を作ってから図書館の仕事を探す。

ある程度の年になってからは、こんな考え方もイイのではないかと思うのですが。

楳図かずお「おろち」「洗礼」…この人、なんで女性心理が分かるのか?

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最近、楳図かずおの作品が気になっています。

きっかけは、amazonプライムビデオで見た洋画が「楳図かずおの『洗礼』のパクリでは?」と言われていたこと。楳図かずおの絵って、子どものころは非常にトラウマになるほど気持ち悪かったんですが…

いい年になり、ホラー好きに育ちまして。伊藤順二とかも読むようになって、「いまならいけるな」と読んでみました。

超代表作の『漂流教室』は置いておいて、今のところ読んだのは「洗礼」「おろち」(途中まで)です。

読んでびっくりしたのは、「心霊ホラーじゃなくて、心理ホラーじゃん!」ということ。

あの絵ですから、てっきりもっと妖怪・幽霊系なのか?と思っていたのですが、すくなくとも「洗礼」「おろち」の2作はサイコホラーっぽい、なんというか「人間が怖い」系ですね。

それも、非常に人間の、特に女性の業がたくみに描かれていることにとても驚いています。

「洗礼」は美しい女優が、自らの老いを恐れ、自分が体を乗っ取るために女の子を産むというストーリーです。美しく育った女の子はある日、「自分は母と脳みそを交換するために作られた」ことを知ります。逃げようとするも、つかまり、無残にも行われる手術。娘の体に乗り移った女優は、自分の幸せ(娘の担任との結婚)を叶えるため、邪魔者を次々と消して行こうとする…というホラー。脳みそ交換手術という視覚的なグロテスクさとはべつに、私が最も恐怖を感じたのは、娘に乗り移った母親が語る、身の上話です。美しさのみを頼りに生きてきた女が、自分の母親の老いに、卒倒するまでにショックを受ける…自分がいつか醜くなるという恐怖との葛藤…若く美しい女性ならだれもが感じるリアルな恐れではないでしょうか。この「洗礼」、実はとんでもないオチがついているので、気になる人はぜひ、ご一読を。

 

 

「おろち」は、不思議な力を持つ美少女おろちがストーリーテラーとなり、様々な「人間の恐怖」を体感するというオムニバスストーリー。この中でも同じく、老いと美貌の消失をテーマにした「姉妹」という話が出てきます。美しい2人の姉妹の話ですが、姉妹の家の人間は18を境に徐々に醜くなり、最後は人とは思えぬほどの容貌になる運命なのです。2人は発作が起きるほど18歳になる日を恐れています。

しかし、姉妹の母は死に際にある遺言を妹に残しました。妹がおろちと姉の婚約者に伝えた遺言の内容は「妹はこの家の人間ではない」というもの。つまり、18才になって醜くなるのは姉だけ、だったのです。それを聞いた姉は狂乱し、妹にひどい仕打ちを加えます。しかし、妹はそんな姉にとても優しく接し、それを見たおろちは妹の心持に感心するのですが…。実はこの話にもどんでんがえしがあります。それもまた、女性の美しさに対する執着と、女性同士の激しい嫉妬の心を鮮やかに表現しています。

 

なんか、この2作品を見ていると、「楳図かずお先生って、なんでこんなに女性心理が分かるの?」と思ってしまう。

あの、赤いしましまを着た奇天烈な人が、なんで…。

最近ラジオを聴いていたら、NHKみんなのうたまで歌っている?!

ほんと何者なんでしょうか。

独自ドメイン、3ヶ月で露出を体感。

5月にWordpressで独自ドメインを運用し始めて、早3か月。

作り立ちの時は、本当に1週間丸でアクセスがなくて、

「これが独自ドメイン…」

と落ち込んだものです。独自ドメインは数か月は全く検索結果に反映されないというのは本当だったのです…。

 

そして、8月。

2か月ちょっとぐらいで、アクセスがまるで0という日がなくなり、

8月の月間PVは150を越してきました。

はてなブログ(このサイト)ではこの数字は1日のPVに相当しますが、

それでも独自ドメインで、これは嬉しいです。

このままアクセスが伸びるといいのですが。

そして、gooleAdsenseの成績も伸びるといいのですが。

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写真は写真ACさんよりお借りしました。

NISA、つみたてNISA、iDeco、どれにする?

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写真ACより


なんだか、政府が投資投資言い始めましたね。

私は、宝くじ買うぐらいなら投資をしたいとずっと思っていて、でもできていなかったのですが、先ごろやっとSBI証券で口座を開きました。

ちなみにNISA口座です。

職場に来た銀行員さんはいつもしきりにiDecoを勧めてこられるのですが、私はiDecoは向いていないと思うのです。

多くの人は、iDecoが何なのか知らずに入っているのではないかと思います。それにNISAやつみたてNISAについては用語も知らないような気がします。

実際私も調べるまではよく知らず、iDecoに入った方が良いのかなあと思っていました。

そこで、私が調べたNISA、つみたてNISA、iDecoのざっくりした感想を書きます。

NISA

私が選んだ投資方法です。NISA口座で買った株は出た利益が非課税になります。ただし1年間120万円の購入枠までです。期間は5年間。

ざっくりいうと、120万円で買った株が500万円に急騰したとして、私の利益はまさかの380万円。しかし、ここには約20%の税金がかかるので、約76万円は税務署が持って行ってしまいます。すごくそんな気分になりますよね。

しかしNISA口座ならこの税金が免除されます。

NISAで購入できる株にはある程度制限がありますが、めぼしい株は大抵買えるようなので「自由に株取引したい」「自分で株を勉強して利益を出せるようにしたい」という人向けだと思います。投資信託もできます。いつ売るか、いつ買うかも自由。

その分失敗するリスクもあります。また、株は100株単位での売買が基本なので、まとまった資金が必要になるというデメリットもあります。単元株や数円程度の安株もありますが、あまり安い株は利益を出すのが難しいのです。

NISA口座では株の購入時などの手数料はネット系証券会社だと無料になるところがあり、余計な費用を賭けたくないという節約家にもお勧めです。

とにかく「自分のことは自分でしたい」「自分の資金を他人に任せたくない」という人向けかなあと思います。

つみたてNISA

NISAの少額版。年間40万円までの購入枠で、利益や配当金が非課税になります。つみたてNISAは投資の入門としての役割があり、「政府が選んだ安全性の高い投資信託」の購入に限定されています。つまり国が安全装置を付けた上での投資ができるというわけです。

投資信託というのは投資のプロにお金を預けて自分の代わりに運用をしてもらおうという仕組みです。投資信託会社がどのように投資を行っているのか、方針を見極めて会社を選ぶという「自己判断」の面があるものの、自分で1から株を学ぶ必要はなくなります。

ただし、プロにお任せする以上信託報酬という「手数料」のようなものを払う必要があります。

売却のタイミングなどは自分で決められるので、いつでも利益確定ができるというメリットがあります。また、投資信託は毎月少額ずつ掛け金を積み立てることができるので、月額数千円から始めることも可能です。

つみたてNISAは20年の期間使えるので、少額をコツコツ運用したい人向けです。解約も自分が決めたタイミングで可能です。

投資をやりたいけれど、株を勉強する時間がない、一人でやるのは怖い、でもいつでも解約できる自由は欲しいという人向けです。

 

iDeco

老後に向けての資産運用として現在最も有名なのがiDecoなのではないでしょうか。こちらは元本保証型の「預金」「保険」タイプ、あるいは元本が変動する「投資信託」の3つのタイプから商品を選ぶことができます。

iDecoで得た運用益は非課税になります。ここはNISAやつみたてNISAと同じですが、さらにiDecoは毎月の掛け金自体を自分の年間所得から全額控除することができます。つまり500万収入がある人が、iDecoで年間50万掛け金を行った場合、450万円分にしか所得税や住民税がかからないことになります。iDecoが節税面で大きなメリットがあるといわれているのは、この2つの税額控除のことを指しています。

 

こんなメリットいっぱいのiDecoに私が向いていないと考えている理由は、非常に自己決定できる要素が少なく、手数料と元本割れという2重リスクが気になるからです。

まず、iDecoは一度はいると基本60歳まで解約ができません。最初に決めた毎月の掛け金を辞めること自体は可能ですが、iDeco自体は解約できないので、運用のための手数料はずっと払い続けることになります。だから比較的若いうちに、60才まで払い続けられるかわからない掛け金を決めるのは無理だと思ったのです。大手企業の正社員とか公務員なら将来の見通しも立ち、やってみようという気になるのでしょうか。不安定な雇用状態の私にはとても向いていません。

また、利益確定のポイントを自分で決められないというのは私の性格上、非常にストレスです。「ああ、今利益確定しておけば資産が増えたのに…」というのを、iDecoだったら、ぼーっと見ていることになります。投資信託はプロが運用するんだから、素人よりよほど利益を出すのに長けている?しかし投資信託を利用した人の約半分が損をしているというデータもあります。このうえ手数料を取られ続けるのではたまったものではありません。

https://www.fsa.go.jp/news/30/sonota/20180629-3/03.pdf

他人にお金を預ける以上、「必ず利益がついて戻ってくる」と約束されていなければ嫌なのです。しかし、元本保証型の「保険」「預金」タイプは利率が非常に低く、手数料を考えると得なのか損なのかよく分からない状態。しかも、60才まで引き出せないなら、通常の定期預金を利用した方がましです。

 

また、年収があまり高くない人にとっては所得税や住民税控除もさしておいしい話ではありません。だって、もともと取られる税金が少ないのですから。間違っても住民税非課税の人はiDecoを利用しない方が良いと思います。

 

iDecoは安定した収入と貯金がある人向けだよね、と感じてしまいます。

こちらの記事も参考になります。

president.jp

 

※かなり主観交じりの記事なので、実際の加入検討などは自分で制度をよく調べてから行ってくださいね。

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