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コロナの影響で失業や給料減で苦しんでいる人も多いと思います。
それ以前に、給料が低すぎたり、社会にどうしても馴染めない人もいるでしょう。
そんな時思い出してほしい作家が、大原 扁理さん。
なんと、税金がかからないぎりぎりの年収90万で楽しく暮らしているという現代の仙人みたいな人です。
週に2日だけ働くという若くして隠居生活に入っている大原さん。本には節約の仕方、日々の生活などがつづられています。これがなかなかおもしろい。トーンが明るいんですよね。貧乏だから!というような暗さとか、「頑張って節約している」感がない。
のんびり、ゆっくり、丁寧に生きている感じがします。
この本の内容は、学校に行けない、会社がつらいという社会になじめない人に向けて書かれたメッセージでもあります。
今苦しんでいる人に、「こういういきかたもあるんだよ」という小さな明かりを灯してくれる本。
みんながみんな大原さんのような生き方ができるわけじゃないけど(家族持ちや病気などいろいろな事情があるだろうから)、1つの生き方の参考として意味がある本なのではないでしょうか。